研究等業績 - その他 - 羽渕 友則
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von Hippel-Lindau病に合併した腫瘍性病変に対するアキシチニブによる治療経験
関根 悠哉, 成田 伸太郎, 五十嵐 龍馬, 奈良 健平, 松田 芳教, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 前野 淳, 齋藤 満, 井上 高光, 羽渕 友則, 佐藤 滋, 立木 裕
泌尿器外科 ( 医学図書出版(株) ) 29 ( 12 ) 1794 - 1794 2016年12月
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こだわりの手術手技 出血はしない、させない、ひろげない(領域横断) 腎・副腎・後腹膜の腫瘍切除における出血させない工夫と出血時対応
羽渕 友則
日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 ) 21 ( 7 ) SS2 - 5 2016年12月
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ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RALP)における神経温存が術後尿失禁に及ぼす影響
高山 孝一朗, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 前野 淳, 齋藤 満, 井上 高光, 成田 伸太郎, 羽渕 友則
日本排尿機能学会誌 ( (一社)日本排尿機能学会 ) 27 ( 1 ) 267 - 267 2016年12月
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健常者(腎移植ドナー)における腹腔鏡手術時のadherent perinephric fatの予測因子の検討
成田 伸太郎, 熊澤 光明, 土谷 順彦, 黄 明国, 齋藤 満, 井上 高光, 鶴田 大, 沼倉 一幸, 前野 淳, 佐藤 滋, 羽渕 友則
日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 ) 21 ( 7 ) OS123 - 7 2016年12月
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石田 雅宣, 井上 高光, 前野 淳, 喜早 祐介, 高山 孝一朗, 小泉 淳, 山本 竜平, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 羽渕 友則, 佐藤 滋
泌尿器外科 ( 医学図書出版(株) ) 29 ( 12 ) 1793 - 1794 2016年12月
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尿閉を来たした前立腺膿瘍に対し、経尿道的前立腺切除による排膿術を施行した2例
松田 芳教, 井上 高光, 千葉 修治, 鈴木 丈博, 羽渕 友則
泌尿器科紀要 ( 泌尿器科紀要刊行会 ) 62 ( 12 ) 651 - 655 2016年12月
症例1(58歳男性)。発熱、排尿困難で近医に救急搬送され、尿閉の反復から尿閉解除目的で紹介となった。骨盤部造影CTでは前立腺両葉に体積68mlの隔壁を有する液体貯留を認め、内部は均一でCT値は20HU前後と水より濃く、前立腺膿瘍と診断された。尿閉の持続から保存的加療のみでは尿閉解除は困難と判断して、経尿道的前立腺切除術(TURP)による排膿術が施行された。術後は残尿なく、自排尿可能となった。症例2(58歳男性)。腹部膨満感、陰嚢痛を主訴に受診、発熱と尿閉を認め、精査加療目的で入院となった。骨盤部造影CTにて前立腺両葉に体積194mlの隔壁を有する液体貯留を認め、症例1と同様にCT値から水より濃く、膿瘍と考えられた。尿道カテーテル留置の上、抗菌薬の連日投与を行なった。解熱および炎症所見の改善は認めたものの、自排尿は困難で、TURPによる排膿術が施行された。病理所見上、炎症細胞浸潤の著しい壊死前立腺組織であり、前立腺膿瘍と診断された。術後は軽度の腹圧性尿失禁を認めたが、残尿なく自排尿が可能となった。
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当科における腹腔鏡下腎部分切除術でのロボット支援の有効性についての検討
井上 高光, 鶴田 大, 沼倉 一幸, 前野 淳, 成田 伸太郎, 羽渕 友則
日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 ) 21 ( 7 ) OS195 - 3 2016年12月
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後腹膜アプローチ腹腔鏡下に摘除し得た下大静脈背側腫瘍の3例
前野 淳, 飯沼 昌宏, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 井上 高光, 成田 伸太郎, 羽渕 友則
日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 ) 21 ( 7 ) DP18 - 6 2016年12月
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神田 壮平, 成田 伸太郎, 小峰 直樹, 北島 正一, 山内 美佐, 杉田 暁大, 齋藤 裕, 羽渕 友則
泌尿器科紀要 ( 泌尿器科紀要刊行会 ) 62 ( 12 ) 647 - 650 2016年12月
74歳男性。尿閉を主訴に他院の救急外来を受診、腹部超音波検査で膀胱内腫瘍と両側水腎症が指摘され、紹介となった。腹骨盤部CTでは骨盤内を占拠する12.6×10.4×13.4cm、推定重量878gの巨大な腫瘍が確認され、経直腸的前立腺生検で低分化前立腺癌と診断された。腫瘍縮小目的での放射線外照射を計60Gy施行した。治療後、肝転移、脾転移が出現したものの、局所の前立腺は4.5×2.9×4.4cm大、推定前立腺重量28.7gと治療前に比べ、3.3%の著明な縮小が認められた。
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泌尿器科領域における単孔式手術ならびにReduced Port Surgeryの進化 本邦の副腎手術における単孔式およびReduced Port腹腔鏡手術の現状
成田 充弘, 河内 明宏, 三股 浩光, 佐藤 文憲, 桶川 隆嗣, 羽渕 友則, 星 昭夫, 松原 昭郎, 吉村 耕治, 木下 秀文, 中川 健
日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 ) 21 ( 7 ) WS17 - 1 2016年12月
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泌尿器腹腔鏡技術認定制度における技術認定のポイント
羽渕 友則
日本内視鏡外科学会雑誌 ( (一社)日本内視鏡外科学会 ) 21 ( 7 ) ESI - 1 2016年12月
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【単孔式・Reduced port腹腔鏡手術の現況と今後】単孔式ドナー腎採取術の現況と展望
井上 高光, 成田 伸太郎, 土谷 順彦, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 前野 淳, 齋藤 満, 佐藤 滋, 羽渕 友則
泌尿器外科 ( 医学図書出版(株) ) 29 ( 11 ) 1633 - 1639 2016年11月
本邦の生体ドナー腎採取術の9割以上は鏡視下で行われているが、ドナー腎採取術において整容性を高めることは、生体腎移植ドナー候補が提供手術に同意していただくために重要と考えられる。一方ドナー腎採取術は健康人に対する手術であり、採取腎の良好な機能はもとより、安全性が最も重要な条件である。単孔式手術は狭い切開創から鉗子およびカメラを挿入して行うため、鉗子の自由度が阻害され、難易度の上昇は避けられない。したがって安全性、低侵襲性と技術の難易度とのバランスが重要であるが、腎摘出に必要な約5cmの単孔では関節や曲がりのないストレート鉗子のみでの操作で比較的容易に術式の完遂が可能である。当科の取り組みと国内外の文献を紹介し今後を展望する。(著者抄録)
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エベロリムス導入後に乳糜腹水を生じた生体腎移植レシピエントの1例
三浦 志織, 成田 伸太郎, 佐藤 博美, 五十嵐 龍馬, 鶴田 大, 前野 淳, 齋藤 満, 井上 高光, 土谷 順彦, 佐藤 滋, 羽渕 友則
秋田腎不全研究会誌 ( 秋田腎不全研究会 ) 19 106 - 110 2016年11月
40歳男。顔面と下肢の浮腫が出現し、経皮的腎生検で巣状糸球体硬化症の診断となり、配偶者をドナーとする生体腎移植を施行した。術後経過は良好で、免疫抑制療法は術前2日からタクロリムスとミコフェノール酸モフェチル、移植当日からステロイド製剤の投与を開始し、術当日と4日目にバシリキシマブを、術後15日目にエベロリムスの投与を開始した。術後16日目に腹部膨満感が出現し、腹水の貯留を認め、20日目に腹水穿刺を行い乳糜腹水と診断した。低脂肪食への変更とサンドスタチン投与を行うも改善なく、mTOR阻害薬の関与を疑ってエベロリムス内服を中止した。腹水は徐々に軽快し、45日目の腹部CTで腹水の消失を認め、48日目に退院した。
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単一施設における根治的前立腺全摘術3術式における断端陽性率と陽性部位の比較
小泉 淳, 成田 伸太郎, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 前野 淳, 齋藤 満, 井上 高光, 佐藤 滋, 羽渕 友則
Japanese Journal of Endourology ( (一社)日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 ) 29 ( 3 ) 196 - 196 2016年11月
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井上 高光, 成田 伸太郎, 齋藤 満, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 前野 淳, 羽渕 友則
Japanese Journal of Endourology ( (一社)日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 ) 29 ( 3 ) 250 - 250 2016年11月
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当科の腹腔鏡下腎部分切除術におけるロボット支援の有効性についての検討
鶴田 大, 井上 高光, 齋藤 満, 沼倉 一幸, 前野 淳, 成田 伸太郎, 羽渕 友則
Japanese Journal of Endourology ( (一社)日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 ) 29 ( 3 ) 291 - 291 2016年11月
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山口 邦久, 井上 高光, 羽渕 友則, 猪口 淳一, 横溝 晃, 江藤 正俊, 金山 博臣
Japanese Journal of Endourology ( (一社)日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 ) 29 ( 3 ) 179 - 179 2016年11月
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生体ドナー腎採取術における単孔式手術と単孔式+1ポート手術の比較
齋藤 満, 井上 高光, 成田 伸太郎, 鶴田 大, 前野 淳, 沼倉 一幸, 羽渕 友則
Japanese Journal of Endourology ( (一社)日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 ) 29 ( 3 ) 202 - 202 2016年11月
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緊急血液透析施行後に透析導入となった患者の看護支援を振り返って
川尻 愛子, 佐藤 佐智子, 齋藤 満, 羽渕 友則
秋田腎不全研究会誌 ( 秋田腎不全研究会 ) 19 75 - 78 2016年11月
68歳男。心不全・腎不全のため持続血液濾過透析を開始したが、翌日の装具交換時にストーマ周囲炎を認め、第4病日より隔日血液透析(HD)へと移行した。第10病日にHD導入ためシャント造設術、第18病日より穿刺を開始し、第23病日に維持透析施設へ紹介の上で自宅退院となった。患者は複数の合併症を抱えており、協力者もいないことなどから、透析療法の受容が十分ではなかった。緊急入院後は循環動態管理に加えてセルフケア不足に対する支援を行い、ストーマ周囲炎に対しては皮膚排泄ケア認定看護師と連携し、面板の変更や貼付時のケアを実施した。透析療法・食事管理・シャント管理について指導を行い、徐々に退院が近づくにつれ身体的制限に対する思いから一転し、維持透析療法に対する不安が聞かれるようになった。生活や仕事への不安について傾聴するととともに、入院中の振り返りや説明を行った。維持透析施設へ移行後、患者はスタッフの説明に対し否定的で通院拒否となった。スタッフによる支援により自己通院するまでに回復したが、未だに透析療法を受容できていないようであった。
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腎移植後のメタボ予防 効果的な栄養指導方法の検討
安藤 雪, 高橋 真子, 石黒 なつ美, 齋藤 満, 佐藤 滋, 羽渕 友則
秋田腎不全研究会誌 ( 秋田腎不全研究会 ) 19 90 - 94 2016年11月
2004〜2014年に腎移植を受けた患者201名を対象に、栄養指導導入前後の体重増加率とBMIを比較した。体重増加率、BMIともに栄養指導導入前後で有意差は認められなかった。体重増加率に関わる因子としては、透析歴のある患者では移植1年後に体重増加率が8%以上になる割合が有意に高かった。次に、泌尿器科病棟看護師21名を対象に栄養指導方法に関する質問紙調査を実施した。その結果、腎移植患者のメタボ予防の必要性については約8割の看護師が理解していたが、メタボ予防指導を実際に行っていたのは約4割にとどまった。指導方法についてもばらつきがみられた。結果を踏まえ、管理栄養士とともに退院指導パンフレットを改訂し、標準化したメタボ予防指導を行えるようにした。