MISC(査読の無い研究業績) - 三島 和夫
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【メンタルヘルス研究と社会との接点】 ウェアラブルデバイスとオンライン診断システムを活用した睡眠医療の社会実装
三島 和夫
精神保健研究 ( (国研)国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 ) ( 30 ) 37 - 41 2017年03月 [依頼有り]
総説・解説(学術雑誌) 未設定
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【睡眠科学の新潮流】 不眠症の薬物療法
三島 和夫
医薬ジャーナル ( (株)医薬ジャーナル社 ) 53 ( 2 ) 623 - 629 2017年02月 [依頼有り]
総説・解説(学術雑誌) 未設定
不眠症治療のコンプライアンスやアドヒアランスを高めるためには「睡眠薬をどう使うか」という治療の入口だけではなく,「睡眠薬をどう止めるか」,「必要ならばどう安全に長期使用するか」という二つの出口を見据えた不眠症の治療戦略(クリニカルパス)を患者に示す必要がある。選択薬剤の基準は長期使用時の安全性を最優先にし,薬物療法と睡眠習慣指導をバランス良く併用する。不眠の原因が取り除かれて,不眠症状とQOL(quality of life)障害の両面が改善する寛解状態が8週間程度持続したら,減薬・休薬を試みる。不眠症患者の一部では,長期服用のベネフィットがリスクを上回り,許容される臨床例が存在する。その場合,可能な限り副作用リスクの低い薬剤を選択し,安全性に関する十分な説明とフォローアップを行うことが必要である。(著者抄録)
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【鑑別しにくい精神症状や行動障害をどう診分けるか】 「眠れない」を診分ける
三島 和夫
精神科治療学 ( (株)星和書店 ) 32 ( 1 ) 41 - 46 2017年01月 [依頼有り]
総説・解説(学術雑誌) 未設定
不眠症状は精神疾患に起因するものだけに限らず、さまざまな睡眠障害に共通して認められる。そのため鑑別診断で最も大切なことは不眠症(原発性不眠症、精神疾患に起因する不眠)以外の睡眠障害を適切に鑑別診断することである。各種睡眠障害に特徴的な臨床症状を丁寧に聴取し、睡眠日誌を記載させ、必要に応じて夜間睡眠ポリグラフ試験や反復入眠潜時試験などを併用して、確定診断と重症度の判定を行う。(著者抄録)
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【診断と治療のABC[119] 睡眠時無呼吸症候群】(第1章)定義・病態 睡眠時無呼吸と睡眠薬
三島 和夫
最新医学 ( (株)最新医学社 ) 別冊 ( 睡眠時無呼吸症候群 ) 69 - 76 2017年01月 [依頼有り]
総説・解説(学術雑誌) 未設定
睡眠時無呼吸症候群(OSAS)では,不眠症状が高率に見られる.睡眠薬の中ではメラトニン受容体作動薬の安全性が優れている.ベンゾジアゼピン系睡眠薬は慎重に用いる必要がある.軽〜中等症のOSAS患者では,睡眠薬の安全性はある程度担保されているが,重症OSAS患者では経鼻持続陽圧呼吸装置(CPAP)で呼吸管理をしたうえで,慎重に用いることが望ましい.睡眠薬を適切に用いることで,不眠の改善のみならず,効果的なCPAP圧のタイトレーション,コンプライアンスの向上などの効果が期待できる.(著者抄録)
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部分断眠における表情への影響
吉村道孝, 吉村道孝, 元村祐貴, 勝沼るり, 北沢桃子, 岸本泰士郎, 坪田一男, 三島和夫
日本行動医学会学術総会プログラム・抄録集 23rd 2017年
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 国内共著