研究等業績 - 総説・解説 - 三島 和夫
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【診断と治療のABC[119] 睡眠時無呼吸症候群】(第1章)定義・病態 睡眠時無呼吸と睡眠薬
三島 和夫
最新医学 ( (株)最新医学社 ) 別冊 ( 睡眠時無呼吸症候群 ) 69 - 76 2017年01月
総説・解説(学術雑誌)
睡眠時無呼吸症候群(OSAS)では,不眠症状が高率に見られる.睡眠薬の中ではメラトニン受容体作動薬の安全性が優れている.ベンゾジアゼピン系睡眠薬は慎重に用いる必要がある.軽〜中等症のOSAS患者では,睡眠薬の安全性はある程度担保されているが,重症OSAS患者では経鼻持続陽圧呼吸装置(CPAP)で呼吸管理をしたうえで,慎重に用いることが望ましい.睡眠薬を適切に用いることで,不眠の改善のみならず,効果的なCPAP圧のタイトレーション,コンプライアンスの向上などの効果が期待できる.(著者抄録)