研究等業績 - 総説・解説 - 三島 和夫
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治療法の再整理とアップデートのために専門家による私の治療 睡眠障害(ナルコレプシーを除く)
三島 和夫
日本医事新報 ( (株)日本医事新報社 ) ( 5165 ) 49 - 51 2023年04月
総説・解説(学術雑誌) 単著
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秋田県の男性トラック運転手における不眠症と生活習慣病との関連
安藤 友華, 宮地 貴士, 菅野 勇太, 津田 尚輝, 澤口 駿, 三島 和夫, 野村 恭子
産業衛生学雑誌 ( (公社)日本産業衛生学会 ) 65 ( 臨増 ) 341 - 341 2023年04月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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【社会的ジェットラグ】社会的ジェットラグとは
三島 和夫
睡眠医療 ( (株)ライフ・サイエンス ) 17 ( 1 ) 9 - 15 2023年03月
総説・解説(学術雑誌) 単著
・人の社会活動リズムが生物時計(体内時計)の影響を受けていることは広く認知されている.生物時計は自律的に時を刻む堅固な分子システムを有しており,大部分の生体機能リズムを時刻に縛り付けている.・ところが一方で,そのリズム周期が24時間の昼夜サイクルに完全には合致していないため,生物時計と社会時刻との間の不調和(外的脱同調)が生じることがある.また,種々ある生体リズムの中で唯一,覚醒時間帯だけは人為的に(意志によって)調整できるという冗長性があるゆえに,睡眠・覚醒とその他の生体機能との間でも不調和(内的脱同調)が生じやすいという問題をかかえることがある.これらの特性により,少なからぬ現代人は,特に夜型傾向の強い人では,平日の短時間睡眠(睡眠不足),休日の寝だめ(睡眠恒常性による負債の返済),軽度ながら毎週繰り返される内的脱同調を周期的に繰り返す睡眠習慣に陥っている.・このような睡眠パターンを社会的ジェットラグ(SJL)と命名したのは言い得て妙であるが,その健康リスクは字面から受ける印象とは異なり,決して看過できるものではないことも明らかになりつつある.(著者抄録)
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コロナ禍における大学生のこころの健康 全国緊急事態宣言後1年の縦断的評価
野村 恭子, 山崎 貞一郎, 前田 恵理, 平山 純子, 大貫 佑佳, 尾野 恭一, 伏見 雅人, 三島 和夫, 山本 文雄
日本衛生学雑誌 ( (一社)日本衛生学会 ) 78 ( Suppl. ) S177 - S177 2023年03月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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精神科薬物療法の出口戦略ガイドライン~いつまで治療を続けるか?~
三島和夫
秋田県医師会雑誌 ( 秋田県医師会 ) 73 ( 1 ) 31 - 38 2023年02月
総説・解説(学術雑誌) 単著
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【老年期のメンタルヘルス-人生100年時代のこころの健康を守る】睡眠障害
三島 和夫
カレントテラピー ( (株)ライフメディコム ) 41 ( 1 ) 26 - 30 2023年01月
総説・解説(学術雑誌)
高齢者でみられる睡眠障害は多様である.最も頻度が高い訴えは不眠であるが,不眠症状があることイコール不眠症ではない.高齢者の睡眠障害の背景には睡眠の深度や持続性が減少するなど生理的な加齢変化に加えて,さまざまな心理・社会・生物学的要因が存在する.そのため薬物療法に加えて環境調整,心理療法も含めた治療アプローチが望ましい.また高齢者では向精神薬の副作用が出やすいため,睡眠衛生指導などの非薬物的アプローチを適宜取り入れ,薬物療法を行う際には絶えずRisk-benefit balanceを考慮する必要がある.(著者抄録)
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機械学習の「正解」教師データに悩む
三島 和夫
日本生物学的精神医学会誌 ( 日本生物学的精神医学会 ) 34 ( 4 ) 132 2023年
総説・解説(学術雑誌) 単著
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【神経内科疾患の睡眠障害】加齢に伴う睡眠障害
三島 和夫
脳神経内科 ( (有)科学評論社 ) 97 ( 5 ) 572 - 577 2022年11月
総説・解説(学術雑誌) 単著
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【精神疾患診療】(第1部)精神疾患を理解するための基礎知識 精神科薬物療法アップデート 睡眠薬の分類と特徴
三島 和夫
日本医師会雑誌 ( (公社)日本医師会 ) 151 ( 特別2 ) S148 - S150 2022年10月
総説・解説(学術雑誌)
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【「睡眠」に着目した向精神薬の作用再考】これからの不眠医療における睡眠薬の位置づけと使い分け
柴田 菜那, 竹島 正浩, 三島 和夫
臨床精神薬理 ( (株)星和書店 ) 25 ( 10 ) 1071 - 1077 2022年10月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
不眠症(不眠障害)は罹患頻度の高い睡眠障害のひとつであり、一般成人のうち約2〜3割が入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒等を含む何らかの不眠症状を有し、約1割が不眠症に該当することが報告されている。「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」においては、治療が必要な不眠症に対してはまず睡眠衛生指導を行ったのち、リスク・ベネフィットを評価した上で薬物療法を検討するという治療アルゴリズムが提示されている。これまで、不眠症に対する睡眠薬治療は、ベンゾジアゼピン受容体作動薬が主流であったが、近年オレキシン受容体拮抗薬やメラトニン受容体作動薬といった、新たな作用機序を有する睡眠薬が次々と上市されている。それぞれの睡眠薬の特徴を十分に理解し、個々の患者におけるリスクとベネフィットを検討した上で、患者と共同意思決定して治療選択を行うことが求められている。(著者抄録)
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【身体科と精神科の連携-身体科に必要な精神疾患の基礎知識】睡眠障害
伊藤 結生, 三島 和夫
カレントテラピー ( (株)ライフメディコム ) 40 ( 10 ) 941 - 946 2022年10月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
睡眠障害はcommon diseaseである。身体科でも不眠や過眠症状を訴える患者に遭遇し、対応が求められる機会が多い。最近では新型コロナウイルス感染症後遺症(long covid)で高頻度に睡眠障害が認められること、また医療従事者や一般住民でもストレス等による睡眠問題の訴えが増大していることが話題となった。不眠や過眠の原因は多様であるため、不眠症、睡眠関連呼吸障害や睡眠時随伴症などさまざまな睡眠覚醒障害を主観的症状(愁訴)および必要に応じて睡眠ポリグラフ検査などによる客観的評価に基づいて鑑別し、適切な睡眠衛生指導や薬物療法を選択する必要がある。特に高齢者についてはせん妄のリスクを念頭に置いた不眠症治療が重要となる。ベンゾジアゼピン系薬の身体依存について添付文書で注意喚起が促されて久しいが、睡眠薬をはじめとする向精神薬の使用については患者の不安も大きくアドヒアランス低下の一因になっているため、医療者は常に適正使用を心がける必要がある。本稿では、特に睡眠覚醒障害の鑑別診断、不眠症の適切な治療アプローチについて解説する。(著者抄録)
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三島 和夫
臨床精神薬理 ( (株)星和書店 ) 25 ( 10 ) 1059 - 1069 2022年10月
総説・解説(学術雑誌) 単著
精神疾患に伴う不眠や過眠(眠気)、リズム障害(夜型生活や昼夜逆転)は精神症状の一部、ストレス性、引きこもりに続発したものだと考えがちだが、実際にはさまざまな睡眠障害が高頻度に併存していることが指摘されている。これら睡眠障害は患者の社会的機能、気分、認知、QOLに広範な悪影響を及ぼす。本稿では精神疾患患者で頻度が高い睡眠障害について概観し、各論につなげる。精神疾患に伴う睡眠症状に対しては、睡眠薬に加えて、抗精神病薬、抗うつ薬など催眠鎮静作用の強い向精神薬が頻用される。たしかにα1、2、H1、5-HT2受容体遮断作用などを有する向精神薬の中には、主観的催眠作用、睡眠ポリグラフ上での入眠潜時の短縮、総睡眠時間の延長、中途覚醒時間の短縮などの睡眠調節効果が確認されているものもある。しかし、それらの知見のほとんどは短期服用時の効果を見た小規模な(時には健常被験者を対象とした)試験によるものであり、不眠症患者を対象にして中長期服用時の不眠改善効果と認容性を検証した臨床試験はほとんどない。我々が経験的に行っている催眠鎮静系向精神薬による睡眠調節は必ずしもエビデンスレベルの高い臨床データに裏打ちされたものではないことに留意して、実際の投薬に当たってはその益と害のバランスを見極める慎重に用いる必要がある。(著者抄録)
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【精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント】認知症における過眠症状の評価とモニタリング
小笠原 正弥, 三島 和夫
精神医学 ( (株)医学書院 ) 64 ( 10 ) 1347 - 1352 2022年10月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
<文献概要>認知症では過眠(日中の眠気,昼寝)がしばしば認められる。認知症患者自身が訴えることもあれば,介護者から「1日中眠っている」「昼夜逆転している」といった訴えによって明らかになる場合もある。加齢変化によっても日中の眠気はみられるが,認知症患者は非認知症高齢者と比較しても過眠が多くみられることが示されている。最近の知見では,過眠症状は認知症に併存するだけでなく発症に先行する早期徴候として出現することが示唆されている。過眠症状のモニタリングは認知症の早期診断や予後予測に有用である可能性があるが,認知症患者における過眠は介護負担にはなりにくい場合もあり不眠や不穏などの他の周辺症状よりも見過ごされやすいと考えられる。本稿では認知症と過眠症状に焦点をあて,そのメカニズムとモニタリング方法について概説する。
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【認知症と睡眠-双方向からのアプローチ-】Overview 認知症と睡眠の双方向性の関係 認知症ではなぜ睡眠障害が多いのか
三島 和夫
Progress in Medicine ( (株)ライフ・サイエンス ) 42 ( 10 ) 905 - 909 2022年10月
総説・解説(学術雑誌) 単著
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【睡眠障害へのアプローチ最前線】睡眠障害の治療総論 睡眠障害の薬物療法
三島 和夫
臨牀と研究 ( 大道学館出版部 ) 99 ( 9 ) 1070 - 1073 2022年09月
総説・解説(学術雑誌) 単著
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炭酸リチウム内服中止後、亜昏迷を契機に腎性尿崩症が顕在化した双極性感情障害の1例
小坂 峻平, 伊藤 結生, 小笠原 正弥, 佐々木 直人, 三島 和夫
精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 ) 124 ( 9 ) 661 - 661 2022年09月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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【睡眠-覚醒障害】なぜ診断基準から"二次性不眠症"が消えたのか
竹島 正浩, 三島 和夫
精神科Resident ( (株)先端医学社 ) 3 ( 3 ) 169 - 170 2022年08月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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【睡眠-覚醒障害】特集にあたって
三島和夫
精神科Resident ( (株)先端医学社 ) 3 ( 3 ) 4 - 4 2022年08月
総説・解説(学術雑誌) 単著
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連載 整形外科医が知っておきたい他科の知識 不眠の診立てと治療指針
三島 和夫
整形外科 ( (株)南江堂 ) 73 ( 8 ) 881 - 886 2022年07月
総説・解説(学術雑誌) 単著
<文献概要>はじめに 不眠症はもっとも罹患頻度の高い睡眠障害の一つである.国内の成人の30%以上が入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒,熟眠困難などのいずれかの不眠症状を抱えており,不眠症状に加えて日中の機能障害を併発している不眠症(不眠障害)に該当する者は成人の6〜10%に達する.不眠症状は多くの人が経験しその大部分は一過性で自然消退するが,一部は症状が遷延し慢性不眠に移行する.そのため,睡眠薬はもっとも処方頻度の高い薬剤の一つであり,日本の成人の約5%が医療機関から睡眠薬を処方されている.睡眠薬は20〜50歳代の若年〜中年層では精神科・心療内科での処方が多いものの,60歳代以降のいわゆるリタイア世代では一般診療科での処方が圧倒的に多い.整形外科も慢性疼痛を伴う疾患が多いため,不眠を訴える患者が多く,睡眠薬を処方する機会が多い診療科の一つである.さて,不眠症状(入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒)があると即座に「不眠症」,「睡眠薬」を思い浮かべがちであるが,きわめて誤診が多い.現在知られている睡眠障害は70種類以上あり,有病率が高いものが多く,その大部分で夜間の不眠症状や日中の眠気を伴うためである.不眠症状を訴えて受診する患者のうち,不眠症(原発性不眠症)は2割程度であるとの試算もある.本稿では,冒頭で睡眠障害の診立て方(スクリーニング法)を紹介した後に,『睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン』のコンセプトに沿って,患者にとっても医療者にとっても安全・安心な不眠症の薬物療法のあり方について解説する.
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吉沢 和久, 三島 和夫
Depression Strategy ( (株)先端医学社 ) 12 ( 3 ) 12 - 15 2022年07月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著