MISC(査読の無い研究業績) - 赤嶺 由美子
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【モニタリングから介入まで 自信をもって対応できる薬物相互作用】フルーツジュースとの薬物相互作用
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋
薬事 ( (株)じほう ) 61 ( 4 ) 601 - 606 2019年03月
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<Points>▼グレープフルーツジュースは小腸のCYP3A/P糖タンパク質(P-gp)を阻害し、基質薬物の血中濃度上昇を引き起こす。▼グレープフルーツジュースによるCYP3A/P-gpの阻害はコップ1杯の量で引き起こされ、24時間〜3日間阻害効果が持続するため、相互作用は服薬時間をずらすことでは回避できず、事前にグレープフルーツジュースの飲用を避けるよう説明が必要である。▼グレープフルーツジュースならびにアップルジュース、オレンジジュースは小腸のOATP2B1を阻害し、基質薬物の血中濃度減少を引き起こす。▼フルーツジュースコップ1杯(250〜400mL)で十分にOATP2B1は阻害されるが、約4時間あけることで阻害の影響がなくなり、相互作用の影響を回避できると考えられる。(著者抄録)
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PK-PD-PGxに基づいたクロザピン個別化療法の確立
赤嶺 由美子
薬学研究の進歩 ( (公財)薬学研究奨励財団 ) ( 35 ) 75 - 80 2019年03月
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カペシタビン併用によるワルファリンの抗凝固能への影響とその時期に関する検討
齋藤豪, 赤嶺由美子, 三浦昌朋, 平泉達哉
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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ペランパネルの血中濃度に及ぼす薬物動態関連遺伝子多型の影響
大久保翔, 赤嶺由美子, 菊池結花, 三島和夫, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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肝細胞がん患者においてレンバチニブとワルファリンの相互作用が疑われた症例とその機序解明
柳下博信, 加藤正太郎, 赤嶺由美子, 南慎一郎, 高橋健一, 千葉充, 飯島克則, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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エベロリムス服用腎移植患者における脂質異常症発現時期とリスク因子に関する検討
佐藤汐莉, 赤嶺由美子, 加賀谷英彰, 佐藤滋, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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エビデンスに基づいた精神科領域における個別化療法—~薬剤師による臨床業務と研究活動のさらなる進化を求めて~
赤嶺 由美子, 猿渡 淳二
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 28 ( 0 ) 408 - 413 2018年11月
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ABCB1遺伝子多型は多発性骨髄腫患者におけるレナリドミドの薬物動態に影響を与える(ABCB1 polymorphism influence the pharmacokinetics of lenalidomide in patients with multiple myeloma)
小林 敬宏, 鐙屋 舞子, 赤嶺 由美子, 伊藤 史子, 志田 青慈, 三浦 昌朋, 高橋 直人
臨床血液 ( (一社)日本血液学会-東京事務局 ) 59 ( 9 ) 1624 - 1624 2018年09月
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日本人統合失調症患者に対するクロザピンの個別化治療の確立
赤嶺 由美子, 菊池 結花, 清水 徹男, 三浦 昌朋
臨床薬理の進歩 ( (公財)臨床薬理研究振興財団 ) ( 39 ) 117 - 124 2018年06月
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臨床現場にて日常的に血中薬物濃度モニタリングが行えるためのクロザピン(CLZ)およびN-デスメチルクロザピン(N-CLZ)の同時測定法を開発し、この測定法を用いてCLZ血中濃度に影響を及ぼす因子について検討した。CLZを用いて治療抵抗性統合失調症の治療を行っている患者45名を対象とした。CLZとN-CLZのピークは0.5M KH2PO4(pH4.0)/アセトニトリル/酢酸の移動相およびC18 STR ODS-IIカラムを用いた流速0.5mL/minにて明確に分離された。本測定法は精度が良好であることが確認され、10ng/mL-2500ng/mLの範囲で作成した検量線は良好な直線性が認められた。CYP2D6遺伝子多型をextensive metabolizers(EMs)、ヘテロEMs、intermediate metabolizersの三つのグループに分類した結果、3群の間でCLZとN-CLZのC/D比の中央値に有意差は認められなかった。重回帰分析を実施したところ、ABCG2遺伝子多型のみがCLZのC/D比と有意な関連を示していた。
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TDMの可能性を拡げよう!-臨床業務と研究活動への展開- 実臨床におけるTDMの現状と展望
赤嶺 由美子
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 35 ( 2 ) 85 - 85 2018年05月
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日本人統合失調症患者におけるクロザピン及び活性代謝物ノルクロザピンの母集団薬物動態解析
森田 和弥, 鬼木 健太郎, 赤嶺 由美子, 三國 雅彦, 黒木 俊秀, 功刀 浩, 猿渡 淳二, 古郡 規雄
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 35 ( 2 ) 149 - 149 2018年05月
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An update on the clinical pharmacokinetics of fexofenadine enantiomers.
Akamine Y and Miura M.
Expert Opinion on Drug Metabolism & Toxicology ( Taylor and Francis Group ) 2018年04月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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【新薬展望2018】(第III部)治療における最近の新薬の位置付け<薬効別>〜新薬の広場〜 免疫抑制剤
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋
医薬ジャーナル ( (株)医薬ジャーナル社 ) 54 ( 増刊 ) 519 - 525 2018年02月
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<文献概要>全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)は難病に指定された膠原病の一つであり,日本全体で約6〜10万人程の患者がいるとされている(2013年時点でSLEとして難病申請者は61,528人)。SLEの治療は薬物療法が中心であり,ステロイド剤を主剤として,症状に応じてアザチオプリン等の免疫抑制剤が標準治療として使用されている。その中でこれまで副作用や毒性が少なく,疾患活動性の低下とステロイド剤の減量(または不要)可能な新規薬剤が求められてきた。2017年に入り,新しい作用機序を持つ生物学的製剤(ベリムマブ[遺伝子組換え])がSLEの治療薬に加わった。これによって標準的治療にべリムマブをアドオンすることで,疾患活動性を低下させ,ステロイド剤の1日投与量の減量が可能となった。
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食道がん患者におけるシスプラチンと降圧薬併用による腎機能への影響
熊谷優, 赤嶺由美子, 安倍明, 和田優貴, 戸沢智樹, 笹嶋素子, 熊谷聡, 橋本学, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 28 2018年
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動脈管開存症未熟児の尿量および血清中電解質に及ぼすインドメタシンの影響
大久保翔, 赤嶺由美子, 安達裕行, 高橋勉, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 28 2018年
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