MISC(査読の無い研究業績) - 赤嶺 由美子
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【臨床での疑問にこたえる 統計データの読み方,使い方】実践編 ケーススタディから学ぶ臨床での問題・疑問へのアプローチ もしかして,これって副作用?
赤嶺 由美子
薬事 ( (株)じほう ) 66 ( 12 ) 2341 - 2343 2024年09月
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<Key Points>◎抗精神病薬の多くは,同じ薬剤を同じ投与量で使用しても治療効果や副作用発現に個人差が大きい。◎2022年度の診療報酬改定にて,抗精神病薬であるクロザピンが特定薬剤治療管理料1の対象薬剤として追加となった。治療薬物モニタリングを実施することは,臨床で経験した副作用に対して実際の血中濃度から議論することができるため,非常に有用な手段である。◎システマティックレビューは多くの論文情報が集約されており,エビデンスレベルも高く,効率的に情報を集める手段として非常に有用である。(著者抄録)
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がん悪液質の患者におけるアナモレリン治療継続期間に影響する因子の解明
五十嵐 遥, 藤田 一馬, 福司 弥生, 赤嶺 由美子, 佐々木 克也, 柴田 浩行
日本臨床腫瘍薬学会雑誌 ( (一社)日本臨床腫瘍薬学会 ) 36 277 - 277 2024年05月
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【血中濃度の変動要因を見極めよう 悩ましい薬物動態の諸問題】実践編 薬剤別マネジメント 向精神薬
赤嶺 由美子
薬事 ( (株)じほう ) 66 ( 3 ) 527 - 533 2024年02月
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<Key Points>◎向精神薬の多くは,薬物代謝酵素や薬物輸送トランスポータの基質となるとともに,自身が阻害薬となることもあるため,考慮しなければならない薬物相互作用は非常に多い。◎向精神薬には,主消失経路が肝代謝である薬物が多くあり,肝クリアランスが全身クリアランスに大きな影響を及ぼす。そのため,肝機能障害時は,CYP活性低下に伴い血中濃度が上昇するため,慎重なモニタリングが必要となる。◎一般の方よりも,統合失調症患者においては喫煙率が高くなることが報告されており,喫煙時の相互作用にはより注意が必要である。◎バイオマーカーの少ない精神科領域にとって客観的な判断材料として,血中濃度が果たす役割は非常に大きい。(著者抄録)
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新規医療機器LM1010を用いたイマチニブとアシミニブの血中濃度定量法の開発と精度評価
三浦昌朋, 赤嶺由美子, 森川悟, 松下美由紀, 高橋直人
日本血液学会学術集会抄録(Web) 86th 2024年
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有害事象・副作用3
赤嶺 由美子
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 33 ( 0 ) 709 - 714 2023年11月
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TDMによる重篤副作用の予測・予防の現状と課題 クロザピンTDMによる重篤副作用の予測・予防
赤嶺 由美子
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 40 ( 2 ) 95 - 95 2023年06月
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免疫学的測定法の市販キットがない特定薬剤治療管理料I対象薬物のTDM 統合失調症治療薬・抗てんかん薬のTDM
赤嶺 由美子
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 40 ( 2 ) 101 - 101 2023年06月
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腎移植患者におけるミコフェノール酸血中濃度に対する高速液体クロマトグラフLM1010の精度評価
赤嶺 由美子, 松下 美由紀, 森川 悟, 三浦 昌朋
薬学雑誌 ( (公社)日本薬学会 ) 143 ( 4 ) 377 - 383 2023年04月
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腎移植患者を対象に、既存のHPLC法と、HPLC法をベースとしたLM1010高速液体クロマトグラフ(以下、LM1010)で得られたミコフェノール酸(MPA)の血中濃度測定値を比較検討した。2022年1月~2022年3月に腎移植が施行されMPAの血中濃度の測定依頼があった患者100名(女性32名、男性68名)を対象とした。既報HPLC法とLM1010によるMPAの測定値は非常に高い相関を示した。Bland-Altman分析において、LM1010法と既報HPLC法間のMPAにおける血中濃度の差は平均バイアス-0.0012μg/mLであり、既報HPLC法のMPAのピーク出現時間は流速0.5mL/minで12分であったのに対し、LM1010法は2.2分であった。-20℃条件下1週間保存後のLM1010によるMPA血漿濃度はフレッシュ血漿検体を用いた値と比較して86.7±13.0%と低く、解析結果に大きなばらつきも確認された。LM1010を用いたMPAの血漿濃度は72時間以内の検体を用いて測定することが望まれる。
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令和4年度卒後臨床研修の効果的な実施のための調査検討事業参加における研修成果とその課題
小松沙裕里, 小松真紀子, 赤嶺由美子, 大越英雄
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 33rd 2023年
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新規高速液体クロマトグラフィ分析装置を用いたイマチニブ血中濃度定量の精度評価
福司弥生, 赤嶺由美子, 松下美由紀, 森川悟, 三浦昌朋, 三浦昌朋
YAKUGAKU ZASSHI (Web) 143 ( 11 ) 2023年
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【病院薬剤師になったら学ぶこと 入院患者マネジメントの1冊目】(第3章)病棟で患者の様子が…薬はどうする? 不眠
赤嶺 由美子
薬事 ( (株)じほう ) 64 ( 14 ) 2942 - 2947 2022年10月
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<Key Points>●不眠を引き起こす薬剤には,副腎皮質ステロイドや降圧薬などが知られているが,ステロイドは多岐にわたる疾患に使用されるうえ,不眠症の発症頻度も高い。また,降圧薬は薬剤ごとに不眠のリスクが異なるため,注意が必要である。●入院時の持参薬管理において,不眠を引き起こす薬剤があれば,よりリスクの低い薬剤への処方変更を提案する。●入院による環境の変化や疾患により睡眠薬が開始となる場合は,不眠のタイプに合わせた睡眠薬を処方し,退院後は漫然投与とならないよう,患者の睡眠状況を聴き取り,減量・中止を提案する。(著者抄録)
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サイコオンコロジー領域での薬剤師の役割を考える
赤嶺 由美子, 猿渡 淳二
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 32 356 - 361 2022年09月
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【血中濃度測定の臨床的意義と臨床応用】血中濃度測定にまつわる疑問点
赤嶺 由美子
臨床精神薬理 ( (株)星和書店 ) 25 ( 1 ) 83 - 88 2022年01月
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治療薬物モニタリング(TDM)は、精神科領域において気分安定薬やlithium製剤を中心に普及しており、日常診療において、投与量設計ならびに服薬アドヒアランスの確認等に用いられている。一方で、統合失調症治療薬に関しては、haloperidol・bromperidolの2製剤のみが特定薬剤治療管理料対象薬剤として保険収載されている。診療報酬の対象とならないその他の向精神薬については、臨床にてほとんどTDMがなされていないのが現状である。本稿では各種薬剤におけるTDMの保険請求の算定可否やTDM実施に対する診療報酬などの医療経済的な視点に加え、採血タイミングなどのTDMに関する疑問点について概説する。(著者抄録)
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【疾患を超えて薬学的観点から多剤併用療法の理論を考える】精神疾患に対する多剤併用療法の問題点
赤嶺 由美子
日本病院薬剤師会雑誌 ( (一社)日本病院薬剤師会 ) 57 ( 11 ) 1212 - 1214 2021年11月
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クロザピンをこれまで以上に活用するために クロザピンの血中濃度モニタリングはクロザピンのより良い普及のために役立つ
赤嶺 由美子
精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 ) 117th ( 2021特別号 ) S277 - S277 2021年09月
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gefitinibの血中濃度と薬物動態に関する遺伝子多型との関係性についての検討
坂本 祥, 佐藤 一洋, 横田 隼人, 赤嶺 由美子, 奥田 佑道, 浅野 真理子, 竹田 正秀, 三浦 昌朋, 中山 勝敏
日本呼吸器学会誌 ( (一社)日本呼吸器学会 ) 10 ( 増刊 ) 208 - 208 2021年04月
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gefitinibの血中濃度と薬物動態に関する遺伝子多型との関係性についての検討
坂本祥, 佐藤一洋, 横田隼人, 赤嶺由美子, 奥田佑道, 浅野真理子, 竹田正秀, 三浦昌朋, 中山勝敏
日本呼吸器学会誌(Web) 10 2021年
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血中クロザピン濃度シミュレーションの運用に向けての取り組み
森田和弥, 赤嶺由美子, 宮崎賢三, 小場佐仁美, 牧坂夏実, 阿部裕子
日本精神薬学会総会・学術集会プログラム・抄録集 5th 2021年
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治療抵抗性統合失調症患者におけるクロザピンと気分安定薬との薬物動態学的相互作用に関する検討
赤嶺由美子, 三島和夫, 小貫薫花, 三浦昌朋
医療薬学フォーラム講演要旨集 29th 2021年
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クロザピンTDMの有用性と今後の課題 クロザピンTDMの有用性
赤嶺 由美子, 菊池 結花
精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 ) ( 2020特別号 ) S497 - S497 2020年09月
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クロザピン活性代謝物血中濃度測定の臨床的意義に関する研究
赤嶺 由美子
先進医薬研究振興財団研究成果報告集 ( (公財)先進医薬研究振興財団 ) 2019年度 2 - 3 2020年03月
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腎移植患者におけるエベロリムス投与後の脂質異常症発現の機序解明
加賀谷 英彰, 赤嶺 由美子, 佐藤 汐莉, 齊藤 満, 沼倉 一幸, 羽渕 友則, 佐藤 滋, 三浦 昌朋
移植 ( 一般社団法人 日本移植学会 ) 55 ( Supplement ) 369_2 - 369_2 2020年
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<p>【目的】mTOR阻害薬エベロリムス (EVR) の副作用に脂質異常症があるが、機序解明に繋がる臨床データは少ない。今回LDLコレステロールとその上昇に関与するPCSK9濃度に及ぼすEVRの影響と、mTORC1及びPCSK9遺伝子多型の影響について検討した。【方法】腎移植患者53名を対象に、患者背景、EVR血中濃度、PCSK9濃度を調査した。さらにmTORC1及びPCSK9遺伝子多型との関連を解析した。【結果】EVR投与後のPCSK9濃度は投与前に比べ有意に高く(214 vs 295ng/mL、P=0.004)、EVR AUC0-12とPCSK9濃度変化率との間に有意な相関が認められた (r=0.316、P=0.021)。加えてEVR投与後のPCSK9濃度変化率がmTORC1 rs2295080Gアレル保有患者で有意に高かった(P=0.006)。一方、PCSK9遺伝子多型およびLDLコレステロール濃度変化率は、PCSK9濃度変化率と相関しなかった。多変量解析よりmTORC1 rs2295080Gアレル保有患者、EVR AUC0-12、及び女性においてEVR投与後のPCSK9変化率の上昇に独立性が認められた。【考察】EVR誘発脂質異常症はPCSK9を介した機序が示唆された。さらにLDLコレステロール上昇は、PCSK9上昇と同時に起こるのではなく、その後徐々に上昇すると考える。</p>
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【さまざまな背景のある患者にどうする?-リアルワールドの薬物療法】肝疾患・心疾患の精神科薬物療法
赤嶺 由美子, 古郡 規雄, 宇野 司
臨床精神薬理 ( (株)星和書店 ) 22 ( 12 ) 1175 - 1183 2019年12月
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向精神薬の多くは肝臓にて代謝を受け、排泄されるため、肝疾患がある場合、代謝活性低下に伴い、薬剤の血中濃度が上昇し、副作用発現のリスクが高まる。さらに、心疾患時においても、心拍出量の低下に伴い、薬剤のクリアランスが低下することが報告されている。しかしながら、臨床現場においては肝疾患ならびに心疾患があっても、向精神薬の投与を必要とする場合は多く存在する。さらに、向精神薬の多くは薬物代謝酵素や薬物輸送トランスポータの基質または阻害剤となり、考慮しなければならない薬物相互作用も多い。そこで本稿では肝疾患・心疾患時の精神科薬物療法について各薬剤の特性をまとめ、薬物動態の観点から違いを理解し、臨床にて留意すべきポイントを中心に述べる。(著者抄録)
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精神疾患をもつ妊婦・授乳婦への実例を通した薬学的アプローチ
赤嶺 由美子, 伊差川 サヤカ, 香西 祥子
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 29 S4 - S4 2019年11月
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セントラル担当と病棟担当薬剤師とのクロストーク~効率化と連携を再考する~
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋, 大本 暢子
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 29 S10 - S10 2019年11月
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日本人統合失調症患者でのクロザピンと活性代謝物ノルクロザピンの血中濃度および血中濃度比の推移モデルの構築
森田 和弥, 赤嶺 由美子, 三國 雅彦, 黒木 俊秀, 功刀 浩, 鬼木 健太郎, 猿渡 淳二, 古郡 規雄, 治療抵抗性統合失調症に対する治療戦略のためのデータベース構築に関する研究班
日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 ( 日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会 ) 29回・49回 132 - 132 2019年10月
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クロザピンのTDMの現状と今後の課題 クロザピン血中濃度測定法の開発と臨床応用
赤嶺 由美子, 菊池 結花
日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 ( 日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会 ) 29回・49回 114 - 114 2019年10月
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【がん治療と薬物相互作用 ピットフォールに陥らないための基礎と実践】併存疾患のあるがん患者における薬物相互作用のピットフォール うつ病
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋
薬局 ( (株)南山堂 ) 70 ( 7 ) 1475 - 1479 2019年06月
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<Key Points>◎抗うつ薬の多くはCYP2D6の基質となるため、CYP2D6を阻害する抗がん薬との併用には注意を要する。◎特に新規分子標的抗がん薬ダコミチニブはCYP2D6を強く阻害するため、SSRI、三環系、四環系抗うつ薬との併用には十分なモニタリングを要する。◎SSRIはCYPだけではなく、P-糖タンパク(P-gp)も阻害し、基質薬物の血中濃度上昇を引き起こす。◎分子標的抗がん薬の多くはP-gpの基質となるため、P-gp阻害作用を有するフルボキサミンやパロキセチンと併用する場合は注意を要する。◎SNRI/SSRIは鎮痛補助薬としても使用され、CYP2D6の基質となるオピオイドとの併用には注意が必要である。(著者抄録)
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クロザピンおよびその活性代謝物濃度モニタリング中に好中球・白血球減少症となった1例
菊池 結花, 佐藤 優真, 小松 宗央, 赤嶺 由美子, 大森 佑貴, 神林 崇, 三島 和夫, 清水 徹男
精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 ) ( 2019特別号 ) S448 - S448 2019年06月
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gefitinibの薬物動態と血中濃度の変動に関する検討
中山 勝敏, 坂本 祥, 佐藤 一洋, 奥田 佑道, 浅野 真理子, 板倉 有紀, 大田 秀隆, 横田 隼人, 赤嶺 由美子, 三浦 昌朋
日本老年医学会雑誌 ( (一社)日本老年医学会 ) 56 ( Suppl. ) 111 - 112 2019年05月
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【モニタリングから介入まで 自信をもって対応できる薬物相互作用】フルーツジュースとの薬物相互作用
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋
薬事 ( (株)じほう ) 61 ( 4 ) 601 - 606 2019年03月
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<Points>▼グレープフルーツジュースは小腸のCYP3A/P糖タンパク質(P-gp)を阻害し、基質薬物の血中濃度上昇を引き起こす。▼グレープフルーツジュースによるCYP3A/P-gpの阻害はコップ1杯の量で引き起こされ、24時間〜3日間阻害効果が持続するため、相互作用は服薬時間をずらすことでは回避できず、事前にグレープフルーツジュースの飲用を避けるよう説明が必要である。▼グレープフルーツジュースならびにアップルジュース、オレンジジュースは小腸のOATP2B1を阻害し、基質薬物の血中濃度減少を引き起こす。▼フルーツジュースコップ1杯(250〜400mL)で十分にOATP2B1は阻害されるが、約4時間あけることで阻害の影響がなくなり、相互作用の影響を回避できると考えられる。(著者抄録)
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PK-PD-PGxに基づいたクロザピン個別化療法の確立
赤嶺 由美子
薬学研究の進歩 ( (公財)薬学研究奨励財団 ) ( 35 ) 75 - 80 2019年03月
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カペシタビン併用によるワルファリンの抗凝固能への影響とその時期に関する検討
齋藤豪, 赤嶺由美子, 三浦昌朋, 平泉達哉
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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ペランパネルの血中濃度に及ぼす薬物動態関連遺伝子多型の影響
大久保翔, 赤嶺由美子, 菊池結花, 三島和夫, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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肝細胞がん患者においてレンバチニブとワルファリンの相互作用が疑われた症例とその機序解明
柳下博信, 加藤正太郎, 赤嶺由美子, 南慎一郎, 高橋健一, 千葉充, 飯島克則, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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エベロリムス服用腎移植患者における脂質異常症発現時期とリスク因子に関する検討
佐藤汐莉, 赤嶺由美子, 加賀谷英彰, 佐藤滋, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 29 2019年
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エビデンスに基づいた精神科領域における個別化療法—~薬剤師による臨床業務と研究活動のさらなる進化を求めて~
赤嶺 由美子, 猿渡 淳二
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 28 ( 0 ) 408 - 413 2018年11月
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ABCB1遺伝子多型は多発性骨髄腫患者におけるレナリドミドの薬物動態に影響を与える(ABCB1 polymorphism influence the pharmacokinetics of lenalidomide in patients with multiple myeloma)
小林 敬宏, 鐙屋 舞子, 赤嶺 由美子, 伊藤 史子, 志田 青慈, 三浦 昌朋, 高橋 直人
臨床血液 ( (一社)日本血液学会-東京事務局 ) 59 ( 9 ) 1624 - 1624 2018年09月
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日本人統合失調症患者に対するクロザピンの個別化治療の確立
赤嶺 由美子, 菊池 結花, 清水 徹男, 三浦 昌朋
臨床薬理の進歩 ( (公財)臨床薬理研究振興財団 ) ( 39 ) 117 - 124 2018年06月
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臨床現場にて日常的に血中薬物濃度モニタリングが行えるためのクロザピン(CLZ)およびN-デスメチルクロザピン(N-CLZ)の同時測定法を開発し、この測定法を用いてCLZ血中濃度に影響を及ぼす因子について検討した。CLZを用いて治療抵抗性統合失調症の治療を行っている患者45名を対象とした。CLZとN-CLZのピークは0.5M KH2PO4(pH4.0)/アセトニトリル/酢酸の移動相およびC18 STR ODS-IIカラムを用いた流速0.5mL/minにて明確に分離された。本測定法は精度が良好であることが確認され、10ng/mL-2500ng/mLの範囲で作成した検量線は良好な直線性が認められた。CYP2D6遺伝子多型をextensive metabolizers(EMs)、ヘテロEMs、intermediate metabolizersの三つのグループに分類した結果、3群の間でCLZとN-CLZのC/D比の中央値に有意差は認められなかった。重回帰分析を実施したところ、ABCG2遺伝子多型のみがCLZのC/D比と有意な関連を示していた。
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TDMの可能性を拡げよう!-臨床業務と研究活動への展開- 実臨床におけるTDMの現状と展望
赤嶺 由美子
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 35 ( 2 ) 85 - 85 2018年05月
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日本人統合失調症患者におけるクロザピン及び活性代謝物ノルクロザピンの母集団薬物動態解析
森田 和弥, 鬼木 健太郎, 赤嶺 由美子, 三國 雅彦, 黒木 俊秀, 功刀 浩, 猿渡 淳二, 古郡 規雄
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 35 ( 2 ) 149 - 149 2018年05月
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An update on the clinical pharmacokinetics of fexofenadine enantiomers.
Akamine Y and Miura M.
Expert Opinion on Drug Metabolism & Toxicology ( Taylor and Francis Group ) 2018年04月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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【新薬展望2018】(第III部)治療における最近の新薬の位置付け<薬効別>〜新薬の広場〜 免疫抑制剤
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋
医薬ジャーナル ( (株)医薬ジャーナル社 ) 54 ( 増刊 ) 519 - 525 2018年02月
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<文献概要>全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)は難病に指定された膠原病の一つであり,日本全体で約6〜10万人程の患者がいるとされている(2013年時点でSLEとして難病申請者は61,528人)。SLEの治療は薬物療法が中心であり,ステロイド剤を主剤として,症状に応じてアザチオプリン等の免疫抑制剤が標準治療として使用されている。その中でこれまで副作用や毒性が少なく,疾患活動性の低下とステロイド剤の減量(または不要)可能な新規薬剤が求められてきた。2017年に入り,新しい作用機序を持つ生物学的製剤(ベリムマブ[遺伝子組換え])がSLEの治療薬に加わった。これによって標準的治療にべリムマブをアドオンすることで,疾患活動性を低下させ,ステロイド剤の1日投与量の減量が可能となった。
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食道がん患者におけるシスプラチンと降圧薬併用による腎機能への影響
熊谷優, 赤嶺由美子, 安倍明, 和田優貴, 戸沢智樹, 笹嶋素子, 熊谷聡, 橋本学, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 28 2018年
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動脈管開存症未熟児の尿量および血清中電解質に及ぼすインドメタシンの影響
大久保翔, 赤嶺由美子, 安達裕行, 高橋勉, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 28 2018年
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ACMIA,CLIA,ECLIA,LTIA法によるタクロリムス血中濃度測定値へのCYP3A5遺伝子多型の影響
赤嶺由美子, 加賀谷英彰, 佐藤滋, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 27 2017年
未設定
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クロザピンの治療期間と血中濃度に関する母集団薬物動態解析
森田和弥, 鬼木健太郎, 赤嶺由美子, 三國雅彦, 三國雅彦, 黒木俊秀, 黒木俊秀, 功刀浩, 功刀浩, 猿渡淳二, 古郡規雄, 古郡規雄
日本臨床精神神経薬理学会プログラム・抄録集 27th 2017年
未設定
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シクロスポリンならびにエベロリムス血中濃度測定値に影響を与える因子の検討
佐藤汐莉, 赤嶺由美子, 加賀谷英彰, 佐藤滋, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 27 2017年
未設定
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胎児及び授乳中新生児におけるタクロリムス体内移行性
藤山信弘, 大西亨美, 赤嶺由美子, 新岡丈典, 三浦昌朋, 佐藤朗, 寺田幸弘, 安達裕行, 高橋勉, 齋藤満, 奥山慎, 佐藤滋
日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 50th 2017年
未設定
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クロザピン治療中に鎮静性副作用を呈した3例における血中薬物濃度の検討
大森佑貴, 菊池結花, 赤嶺由美子, 佐藤優真, 平野梨聖, 神林崇, 清水徹男
日本臨床精神神経薬理学会プログラム・抄録集 26th 2016年
未設定
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腎移植後早期におけるエベロリムス併用がタクロリムス体内動態および副作用発現に与える影響
赤嶺由美子, 新岡丈典, 加賀谷英彰, 齋藤満, 井上高光, 沼倉一幸, 山本竜平, 羽渕友則, 佐藤滋, 三浦昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集(Web) 26 2016年
未設定
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21-6-O12-19 Clozapine体内動態への薬物トランスポータならびに薬物代謝酵素遺伝子多型の影響(薬物治療と遺伝子多型,口頭発表,一般演題,医療薬学の進歩と未来-次の四半世紀に向けて-)
赤嶺 由美子, 菊池 結花, 新岡 丈典, 古郡 規雄, 宇野 司, 清水 徹男, 三浦 昌朋
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 25 ( 0 ) 207 2015年10月
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HPLCにおけるClozapine及びその活性代謝物の同時測定法の開発
赤嶺 由美子, 菊池 結花, 新岡 丈典, 清水 徹男, 古郡 規雄, 宇野 司, 三浦 昌朋
TDM研究 ( (一社)日本TDM学会 ) 32 ( 2 ) 138 - 138 2015年05月
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赤嶺 由美子
薬学雑誌 ( (公社)日本薬学会 ) 135 ( 3 ) 473 - 481 2015年03月
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フェキソフェナジンの立体選択的体内動態と薬物トランスポーターとの関係を明らかにするため、著者らが行った、複数の薬物トランスポーター遺伝子多型がフェキソフェナジンの立体選択的体内動態に与える影響、また各薬物トランスポーター誘導剤/阻害剤との併用による影響に関する研究を紹介した。複数の薬物トランスポーターがフェキソフェナジン光学異性体の体内動態に重要な役割を果たすこと、また立体選択性に関してはOATP2B1の寄与が重要であることが示唆された。
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維持期の腎移植患者におけるMMF投与量とMPA血中濃度の検討
山田智史, 大城吉則, 潮平英郎, 赤嶺由美子, 上原仁, 外間惟夫, 斎藤誠一, 植田真一郎
日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 47th 2014年
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選択的セロトニン取り込み阻害薬がP-糖タンパクの基質薬物フェキソフェナジンの体内動態に与える影響
猿渡 淳二, 古郡 規雄, 新岡 丈典, 赤嶺 由美子, 高嶋 綾佳, 兼子 直, 宇野 司
日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 ( 日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会 ) 23回・43回 148 - 148 2013年10月
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2種の薬物トランスポータ阻害剤がパリペリドンキラルな体内動態に与える影響(Different effects of two transporting inhibitors, itraconazole and cimetidine on paliperidone enantiomers pharmacokinetics)
赤嶺 由美子, 上原 仁, 潮平 英郎, 家入 一郎, 石岡 雅道, 井上 義政, 植田 真一郎, 古郡 規雄
日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 ( 日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会 ) 23回・43回 214 - 214 2013年10月
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土-P2-267 ボリコナゾール点滴静注単回投与後にタクロリムス血中濃度上昇が認められた一症例(TDM・投与設計,ポスター発表,一般演題,再興、再考、創ろう最高の医療の未来)
潮平 英郎, 山田 智史, 赤嶺 由美子, 上原 仁, 外間 惟夫, 植田 真一郎
日本医療薬学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本医療薬学会 ) 23 296 2013年08月
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精神科領域におけるバルプロ酸誘発性高アンモニア血症時における臨床症状の評価
諸見 奈緒, 赤嶺 由美子, 小島 みどり, 三嶋 基弘, 宇野 司
日本薬学会年会要旨集 ( (公社)日本薬学会 ) 133年会 ( 4 ) 149 - 149 2013年03月
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R-omeprazol hydroxylation indexによるCYP2C19活性の予測検討
山田 智史, 潮平 英郎, 赤嶺 由美子, 上原 仁, 古郡 規雄, 宇野 司
日本薬学会年会要旨集 ( (公社)日本薬学会 ) 133年会 ( 3 ) 196 - 196 2013年03月
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Fexofenadine enantiomersの体内動態に関与するOATPsとP-gpの効果
赤嶺由美子, 楠原洋之, 三浦昌朋, 古郡規雄, 家入一郎, 宇野司, 杉山雄一
日本薬学会九州支部大会講演要旨集 29th 2012年
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P-gpとCYP3A4をともに誘導するカルバマゼピンが併用する2剤に与えた影響
上原仁, 赤嶺由美子, 古郡規雄, 宇野司
日本薬学会九州支部大会講演要旨集 29th 2012年
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遺伝子情報を臨床で有効に生かすには テーラーメイド治療に向けて
赤嶺 由美子, 宇野 司
九州薬学会会報 ( 九州山口薬学会 ) 65 ( 65 ) 7 - 12 2011年10月
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薬剤師にとってゲノム薬理学情報が医薬品適正使用推進のための重要なツールとなることは明らかである。薬物代謝酵素ならびに薬物トランスポーターの遺伝子多型とその臨床的意義について概説すると共に、薬剤師にとって臨床上重要な遺伝子変異(バイオマーカー)について述べた。代表的な薬物代謝酵素としてCYP2C19、CYP2D6、CYP2C9、CYP3A5、薬物トランスポーターとしてP-gp、OATPs、注目すべき遺伝子変異としてKRAS遺伝子、EGFR遺伝子を挙げた。
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選択的セロトニン取り込み阻害薬がP-糖タンパクの基質薬物フェキソフェナジンの体内動態に与える影響
猿渡 淳二, 古郡 規雄, 高嶋 綾佳, 新岡 丈典, 赤嶺 由美子, 吉田 昂祐, 中川 和子, 兼子 直, 宇野 司
日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 ( 日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会 ) 21回・41回 166 - 166 2011年10月
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新規SNPs検査機器による迅速遺伝子解析の有用性
赤嶺 由美子, 加藤 潤一, 三浦 昌朋, 宇野 司
日本薬剤学会年会講演要旨集 ( (公社)日本薬剤学会 ) 26年会 230 - 230 2011年05月
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HPLCを用いたAripiprazole及びその活性代謝物の同時測定方法の開発
赤嶺 由美子, 小島 みどり, 古郡 規雄, 井上 義政, 兼子 直, 宇野 司
日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 ( 日本臨床精神神経薬理学会・日本神経精神薬理学会 ) 20回・40回 186 - 186 2010年09月
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フェキソフェナジン光学異性体PKにリファンピシンが及ぼすOATPs阻害効果
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋, 古郡 規雄, 宇野 司
日本薬物動態学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本薬物動態学会 ) 25 ( 0 ) 158 - 158 2010年
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S-fexofenadine体内動態に関連するSLCO2B1、ABCB1およびABCC2遺伝子多型の影響
砂川 智子, 三浦 昌朋, 赤嶺 由美子, 古郡 規雄, 宇野 司
臨床薬理 ( (一社)日本臨床薬理学会 ) 40 ( Suppl. ) S230 - S230 2009年11月
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フェキソフェナジン光学異性体PKへのイトラコナゾールとカルバマゼピンの効果—PGP阻害剤および誘導剤による薬物相互作用
赤嶺 由美子, 三浦 昌朋, 古郡 規雄, 宇野 司
日本薬物動態学会年会講演要旨集 ( 一般社団法人 日本薬物動態学会 ) 24 ( 0 ) 176 - 176 2009年
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