研究等業績 - その他 - 木元 稔
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Kazuki Okura, Kazuyuki Shibata, Tomohiro Suda, Minoru Kimoto, Akira Saito, Masahiko Wakasa, Yoshiaki Kimura , Kyoji Okada
Knee ( Knee ) 39 124 - 131 2022年12月
国内共著
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Influence of lower extremity rotation on knee kinematics in single-leg landing
Shinde T.
Physical Therapy in Sport ( Physical Therapy in Sport ) 58 87 - 92 2022年11月
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Lower-Limb Muscle Strength and Major Performance Tests in Community-Dwelling Older Adults
Iwakura M.
Physical and Occupational Therapy in Geriatrics ( Physical and Occupational Therapy in Geriatrics ) 2022年
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Takahashi Y.
Journal of Back and Musculoskeletal Rehabilitation ( Journal of Back and Musculoskeletal Rehabilitation ) 35 ( 1 ) 141 - 146 2022年
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Echigoya K.
Gait and Posture ( Gait and Posture ) 90 307 - 312 2021年10月
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Shibata K.
Journal of Medical Ultrasound ( Journal of Medical Ultrasound ) 29 ( 2 ) 105 - 110 2021年04月
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Effect of heel lifts in elderly individuals with spinal kyphosis
Sato H.
Clinical Biomechanics ( Clinical Biomechanics ) 83 2021年03月
国内共著
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Telerehabilitation with Tablet Computers Replaces Face-to-Face Rehabilitation
Wakasa M.
Physical and Occupational Therapy in Geriatrics ( Physical and Occupational Therapy in Geriatrics ) 38 ( 1 ) 85 - 97 2020年01月
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Doran P.
International Journal of Environmental Research and Public Health ( International Journal of Environmental Research and Public Health ) 22 ( 1 ) 2025年01月
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IMUを用いた脳性麻痺児における歩行の時間変数の計測信頼性
木元 稔, 小松 瞭, 川野辺 有紀, 三澤 晶子, 坂本 仁
小児理学療法学 ( 一般社団法人 日本小児理学療法学会 ) 3 ( Supplement_1 ) n/a 2024年11月
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Kimoto M.
Journal of Biomechanics ( Journal of Biomechanics ) 176 2024年11月
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コロナ禍における地域在住健常高齢者の運動習慣がもたらすもの
若狭 正彦, 木元 稔, 齋藤 明, 照井 佳乃, 津軽谷 恵, 久米 裕, 中村 悦子
日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 ( 日本予防理学療法学会 ) 2.Suppl.No.1 ( 0 ) 291 - 291 2024年03月
<p>【はじめに、目的】</p><p> コロナ禍前、コロナ禍における地域在住健常高齢者の運動機能 の経時的変化を検討した。また対象者に対しJ-CHS基準を用い てフレイル評価とコロナ禍における運動習慣について検討した。 </p><p>【方法】</p><p> コロナ禍前の2017年度 (234名)からコロナ禍2021年度 (129名 )にわたり全ての年度において評価を行うことができた32名と した。評価項目は、BMI、膝伸展筋力、足趾把持筋力、TUG、 10m最大歩行速度、Four Square Step Testとした。統計解析は、コロナ渦前の期間とコロナ禍の期間の二群に分け、各評価項目において、年度間に違いがあるかを解析した。また年度を跨いた運動機能の増減変化率として求め、年度間の違いを検討した。さらに2021年の32名の参加者に対してJ-CHSに基づいてフレイル評価を行い、またその年の運動習慣を評価した。 </p><p>【結果】</p><p> TUGにおいて、コロナ前の2017年と2019年の間に有意差が認められた。膝伸展筋力に関して、2019年と2021年度との間、 2020年と2021年度との間に有意差が見られた。TUGに関しては、2019年と2021年との間、2020年と2021年度との間に有意差が見られた。増減率に関しては、膝伸展筋力において、コロナ禍の20年から21年度にかけて筋力は有意に減少した。 TUGにおいては全ての年度間において変化率が増加し、また20年から21年度にかけての変化率が最も大きく、全ての年度間の変化率との間に有意差が認められた。フレイル評価において、 32名の内、10名がプレフレイルであった。運動習慣では、継続的に運動を続けていた者が90.6%で、運動回数は毎週1~2 回が41.4%、3回以上が58.6%、1回の運動時間は10分間が6.9 %、20分間も6.9%、30分間が27.6%、30分以上運動していた者が58.6%であった。 </p><p>【考察】</p><p> コロナ禍前の2019年度とコロナ禍の2020・2021年度の間において、膝伸展筋力、TUGに有意差が認められた。これは生活様式の変化と活動量の低下により、筋力が低下したためと推測される。20年から21年度にかけての膝伸展筋力とTUGの変化率は、各年度の変化率と比べて有意に大きな変化率を示した。これも下肢筋力の低下によるものと考えられる。2021年に関してJ-CHS基準により、プレフレイル者が10名となったが、評価基準項目の「疲労感」による該当であり、社会的な活動制限により精神的な疲労感によるものと思われる。運動習慣の評価から、コロナ禍においても定期的な運動を続けていることが明らかとなった。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>対象者には評価実施前に、評価結果を研究目的で利用する可能性があることを記載した説明書、兼、同意書を用いながら,十分なインフォームドコンセントを行った後,自由意志に基づいて検査結果の研究目的での利用に同意を得た。</p>
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仲村 真哉, 木元 稔, 川野辺 有紀, 三澤 晶子, 坂本 仁
小児理学療法学 ( 一般社団法人 日本小児理学療法学会 ) 2 ( Supplement_1 ) 118 - 118 2024年03月
<p>【はじめに、目的】</p>
<p> 脳性麻痺 (cerebral palsy ; CP) 児は同年齢の典型発達 (typically developing;TD)児よりも筋量が減少しているとされ る。筋量の減少は筋力に加え、粗大運動能力とも関連するため、重要な評価指標の一つである。 筋量の計測には、得られた値に体格が影響することを考慮する必要がある。特にCP児は同年齢のTD児と体格が異なるため、筋量の値の解釈に注意を要する。筋量計測に使用される生体電気インピーダンス法は、骨格筋指数 (skeletal muscle mass index;SMI)と細胞外水分比 (extracellular water / total body water;ECW/TBW)を計測でき、これらは体格差の影響を軽減して筋量の指標となるとされている。粗大運動能力が低いCP児はTD児よりも、さらにCP児内でも粗大運動能力が低い症例で は、SMIが低く、ECW/TBWが高くなる可能性がある。しかし、 CP児とTD児のSMI、ECW/TBWの比較検証は未だなされていな い。 本研究の目的は、CP児の筋量と体格に関連があるか、また体格の影響が小さい筋量の指標であるSMIとECW/TBWはCP児の筋量が減少していることを示すかを明らかにすることとした。 </p>
<p>【方法】</p>
<p> 被験者は35名 (CP児19名、TD児16名)とし、粗大運動能力で3つのサブグループに分け、軽度CP群 (粗大運動能力分類システム (gross motor function classification system ; GMFCS)level I-II)、重度CP群 (GMFCS Ievel III-V)、TD群とした。InBody S10を使用し、体格指数 (body mass index;BMI)、筋量、SMI、 ECW/TBWを求めた。統計解析は、CP児の体格と筋量の相関関 係を分析するためにPearsonの積率相関係数を算出した。3つのサブグループの比較を実施するために、多重比較法 (Bonferroni法)を用いた。有意水準は5%とした。 </p>
<p>【結果】</p>
<p> CP児のBMIと筋量に有意な相関関係が存在した (<i>r</i>= 0.72、 <i>p</i>< 0.001)。 SMIは、軽度CP群 (4.8 kg/m<sup>2</sup>)と重度CP群 (3.2 kg/m<sup>2</sup>)はTD児 (6.1 kg/m<sup>2</sup>)よりも有意に減少した (軽度CP;<i>p</i>= 0.030、重度 CP;<i>p</i>< 0.001)。さらに重度CP群は軽度CP群よりも有意に減少した (<i>p</i>= 0.009)。 ECW/TBWは、軽度CP群 (38.6%)と重度CP群 (39.9%)はTD児 (38.0%)よりも有意に増加した (軽度CP;<i>p</i>= 0.042、重度CP;<i>p</i> < 0.001)。加えて重度CP群は軽度CP群よりも有意に増加した (<i>p</i> < 0.001)。 </p>
<p>【考察】</p>
<p> 本研究においてCP児はBMIと筋量に有意な正の相関関係があった。これは体格が異なる個人間では筋量を単純に比較することが難しいことを示す。 一方、CP児のSMIは健常児よりも有意に低値であり、逆に ECW/TBWは有意に高値であった。さらに粗大運動能力で比較 すると、重度CP児は軽度CP児よりもSMIが有意に低値であり、 ECW/TBWは有意に高値を示した。SMIとECW/TBWは体格の 影響を受けにくくSMIが低値、ECW/TBWが高値を示すと筋量の減少が生じているとされている。そのため、CP児はTD児よりも筋量が減少し、CP児内においても粗大運動能力が低いほど筋量が減少している可能性が示唆された。 本研究の知見は、CP児とTD児の筋量を比較する際に単純な筋量のみを比較するのではなく、SMIやECW/TBW等の指標も比較する必要性を示すものである。これら指標を改善する方法は今後の検討が必要である。 </p>
<p>【倫理的配慮】</p>
<p>本研究はヘルシンキ宣言に基づき、所属機関の倫理委員会の承認を得て実施した (承認番号:2023-3)。研究開始前に対象者とその保護者に口頭及び文書で研究の説明を行い、文書で同意を得た上で実施した。
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Nakamura S.
Clinical Biomechanics ( Clinical Biomechanics ) 109 2023年10月
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Gait velocity control using projection mapping for children with spastic diplegia cerebral palsy
Kimoto M.
Clinical Biomechanics ( Clinical Biomechanics ) 108 2023年08月
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歩行車歩行を急停止させたときの動作の特徴
京野 優美, 木元 稔
東北理学療法学 ( 公益社団法人 日本理学療法士協会 東北ブロック協議会 ) 35 ( 0 ) 52 - 59 2023年08月
<p>【目的】本研究の目的は,歩行車歩行における停止動作時の運動学・運動力学的特徴を,身体重心と床反力の側面から明らかにすることである。</p><p>【対象】対象者は,健常者11名とした。</p><p>【方法】計測には三次元動作解析装置を用いた。歩行停止条件は,歩行補助具を使用しない通常歩行と,ロレータを使用した歩行車歩行の2条件とした。計測項目は,停止に要する時間(停止時間),床反力の 前後・側方成分,身体重心(center of gravity; COG)と足圧中心(center of pressure; COP)間(以下,COG-COP)の側方距離の最大値,停止時のCOG-COP前後距離とした。</p><p>【結果】歩行車歩行では,通常歩行と比べて停止時間が有意に長く,COG-COP前後距離が有意に高値を示し,床反力側方成分が有意に小さかった。</p><p>【結語】本研究の結果から,通常歩行と比べて歩行車歩行では,歩行車によって支持基底面が前後に広がり,側方の姿勢安定性が得られる一方,歩行停止においては時間を要することが明らかとなった。</p>
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Miyamoto D.
Physical Therapy in Sport ( Physical Therapy in Sport ) 61 129 - 134 2023年05月
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小児リハビリテーションでの目標設定における共同意思決定の現状と目標設定の課題
楠本 泰士, 西部 寿人, 樋室 伸顕, 木元 稔, 宮本 清隆
小児理学療法学 ( 一般社団法人 日本小児理学療法学会 ) 1 ( Supplement_2 ) 41 - 41 2023年03月
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小児リハビリテーション分野の目標設定における共同意思決定の現状と目標設定の課題 ─アンケートによる質的研究─
楠本 泰士, 樋室 伸顕, 西部 寿人, 木元 稔, 宮本 清隆, 高木 健志, 髙橋 恵里, 阿部 広和
小児理学療法学 ( 一般社団法人 日本小児理学療法学会 ) 1 ( 1 ) 7 - 17 2023年03月 [査読有り]
<p><b>【目的】</b>共同意思決定(Shared decision making;SDM)の知識と実践状況の乖離,患者の年齢帯や療法士の経験年数による目標設定の違いを明らかにすることを目的とした。</p><p><b>【方法】</b>小児疾患に関わる療法士115名を対象とし,ウェブアンケートにて目標設定の負担や実践の程度,目標設定に関するSDMの実践状況や内容を調査した。経験年数による2群で比較し,自由記述の内容は質的記述的分析を行った。</p><p><b>【結果】</b>目標設定に負担を感じている対象者が全体の2/3以上いた。2群間でSDMの実践状況に差はなく,対象児の年齢に応じて目標設定内容に違いがあった。SDMの実践状況と質的記述的分析の抽出内容に乖離があった。</p><p><b>【結論】</b>小児分野の療法士は,SDMの知識とSDMの実践状況に乖離があり,経験年数の違いにより目標設定内容に違いがあることが示唆された。SDMの正しい理解や経験年数,目標設定の思考過程を参照して,卒前卒後教育に活かしていく必要がある。</p>
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小児領域における基礎的評価 成長と発達の知識を理学療法評価に生かす
木元 稔
小児理学療法学 ( 一般社団法人 日本小児理学療法学会 ) 1 ( Supplement_1 ) 31 - 31 2023年03月