学会等発表 - 松本 奈緒
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体育授業研究における描画分析とインタビューの方法論的検討-子どもの視点から体育授業を捉える―
松本奈緒
日本体育学会第66回大会 (国士舘大学) 2015年08月 - 2015年08月 日本体育学会
学習者の体育授業の捉え方の研究を行う際に用いられる描画分析とインタビューについて方法論的な手続きと特徴について明らかにした。
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Students' awareness of their bodies and kinetic sense in movement analysis models in elementary PE
Naho Matsumoto
2015年アイセップ世界大会(マドリッド)2015 AIESEP World Congress at Madrid (マドリッド) 2015年06月 - 2015年06月 AIESEP
ムーブメント教育論における学習者の身体意識と筋感覚について、小学校3,4年生61名を対象として実証研究を行った。研究方法としては描画分析およびインタビュー分析であり、体育授業について何が印象に残ったのか授業受講後学習者に絵で描くよう依頼し、その内容をを分析した。また、授業終了直後に何人かの子どもに関しては体育授業についてどのように捉えたのか、また、絵には何を示したのかインタビューを行った。結果、学習者は効率的に動くための身体の動かし方や、形を変えた場合の筋感覚の違い等を学習を通じて学び、感じることができたことが明らかとなった。
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ムーブメント教育における学習者の認知分析―ツリー法を中心として―
松本奈緒
日本スポーツ教育学会第34回大会 (愛媛大学) 2014年10月 - 2014年10月 日本スポーツ教育学会
米国の小学校体育プログラムであるムーブメント教育における学習者の認知について小学3、4年生を61名を対象として明らかにした。研究方法については、ツリー法による学習者の自由記述について毎時間後収集しKJ法により分類した。結果、身体・動きについての記述が73,4%と最も多く、次いで空間が15.7%、時間が7.4%、質が1.0%、関係性が0.9%であった。内容の詳細についても検討した結果、学習者は多様な動きの種類や身体の部位、形のほかに運動中の身体意識や運動の原理についても認知し、高い低い等の空間や速さやリズム等の時間、少数であるが動きの質についても記述がみられたことが明らかとなった。
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The structure of content in movement analysis models
Naho Matsumoto
アイセップ2014 (The University of Auckland) 2014年02月 - 2014年02月 AIESEP
アメリカにおけるムーブメント教育論について、①ムーブメント教育論の理論が文献の中でどのように扱われているのか、②ムーブメント教育論の理論の源泉はどのようなものがあるのか、③ムーブメント教育論を中心とした体育単元がどのように子どものムーブメント活動を促進するにか、について明らかとした。
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米国のムーブメント教育論の体育プログラムの特徴―ムーブメント課題を中心とした動きづくりの活動―
松本奈緒
日本スポーツ教育学会第33回大会 (日本大学世田谷キャンパス) 2013年10月 - 2013年10月 日本スポーツ教育学会
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事前・事後指導における教育実習の省察(リフレクション)―研究授業への着眼点と実習全体で学んだことを中心として―
松本奈緒
日本体育学会第64回大会 (立命館大学びわこ・くさつキャンパス) 2013年08月 - 2013年08月 日本体育学会
近年、教師としての確かな力量形成の必要性が問われ、実習に対する「省察」の必要性が問われている。本研究では事前・事後指導における実習生の教育実習(中学校)の省察内容について、研究授業への着眼点と実習全体で学んだことを中心としてまとめた研究授業(マット運動)に対しては安全への配慮、伝え方、教材へのより深い知識・理解、教師としてのスタンスについて肯定的、否定的省察両方がみられた。。実習全体としては、成功・喜び、生徒とコミュニケーション、部活動指導、生活指導に対して教育実習に対する肯定的、否定的省察両方がみられた。
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秋田県の中学校ダンス実施の現状と問題意識
松本奈緒
第32回全国創作舞踊研究発表会 (前橋市民文化会館) 2012年12月 - 2012年12月 日本教育大学協会全国保健体育・保健研究部門舞踊研究会
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ムーブメント教育と構成主義(constructivism)
松本奈緒
日本スポーツ教育学会第32回大会 (中京大学名古屋キャンパス) 2012年11月 - 2012年11月 日本スポーツ教育学会
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体ほぐしの運動における学習者の認知研究―ふきだし法による自由記述とインタビューの内容の分析を通して―
松本奈緒
日本体育学会第63回大会 (東海大学湘南キャンパス) 2012年08月 - 2012年08月 日本体育学会
本研究では中学1年生を対象とし、ふきだし法による記述分析とインタビューの内容の分析により、体ほぐしの運動の単元を通しての学習者が認知する学習内容について事例的に研究を行った。研究の結果、楽しさ、うれしさ、笑顔、爽快感・気持ちよさ等の情意、一体感、協力、他社理解等の交流・他者、生きていることの実感等の実存、重さ、身体への気づき、生理的機能、個人差・相違点等の身体、コツ・動きの工夫、動きの仕組み、動き方等の動き、気分が落ち着く、疲れない等の状態、知恵・頭を使う、作戦・工夫、集中等の知恵・工夫の7要因が抽出された。
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体育学習とデジタルコンテンツ利用
松本奈緒
日本体育科教育学会第16回大会 (広島大学) 2012年06月 - 2012年06月 日本体育科教育学会
ラウンドテーブルにて話題提供および司会進行を行った。モーションキャプチャ技術を応用した舞踊学習支援装置の開発とその装置を用いた秋田の盆踊りの学習の可能性と限界点について話題提供を行った。
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モーションキャプチャとCG技術を用いた舞踊学習支援装置の検討
柴田傑・松本奈緒・三浦武・玉本英夫
第2回モーションキャプチャシンポジウム (和歌山大学) 2012年05月 - 2012年05月
舞踊の動作習得では,1)"教師の動きを観察" し,2) 自分と教師の"動きの違いを自覚" し,3)"違いを修正するように練習" することを繰り返すことが重要である.従来手法では,それぞれの段階での支援が中心であったのに対して,本発表では各段階をスムーズに遷移しながら学習を進められる支援装置を開発し実験を行った.
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モーションキャプチャデータからのキーフレームの抽出-情報量規準に基づくキーフレーム数の決定-
三浦 武・海賀孝明・松本奈緒・桂 博章・田島克文・玉本英夫
第2回モーションキャプチャシンポジウム (和歌山大学) 2012年05月 - 2012年05月
モーションキャプチャシステムにより得られた身体動作データから重要ポーズを自動抽出する手法に関する発表を行う。発表時の質疑応答を通して研究成果の位置付けや今後の課題を明確化することを目的とする。
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モーションキャプチャとVR技術を用いた舞踊教育支援システム
柴田 傑・玉本 英夫・松本 奈緒・三浦 武・横山 洋之
情報処理学会第74回全国大会 (名古屋大学) 2012年03月 - 2012年03月 日本情報処理学会
VR技術を応用し、1)"教師の動きを観察" し,2) 自分と教師の"動きの違いを自覚" し,3)"違いを修正するように練習" することを繰り返すことが重要である.この観点から舞踊の動作習得を支援するための,学習支援装置を開発し実験を行った.
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Application of the Bayesian Information Criterion to Keyframe Extraction from Motion Capture Date
Takeshi Miura, Takaaki Kaiga, Naho Matsumoto, Hiroaki Katsura, Katsubumi Tajima, Hiedo Tamamoto
シーグラフアジア2011 (香港国際会議場) 2011年12月 - 2011年12月 SIGGRAPH
様々な身体運動の特徴的な動作キーフレームを抽出するための、方法(数式)を作成した。
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秋田の盆踊りの学習におけるデジタルコンテンツを用いた学習支援の効果と限界-モーションキャプチャ技術を応用した学習支援システム作成の試み-
松本奈緒
平成23年度 情報処理学会東北支部研究講演会(第362回講演会) (秋田大学) 2011年12月 - 2011年12月 情報処理学会東北支部
情報処理学会東北支部の講演会に招待講演として招かれ講演を行った。内容は情報工学系の研究者と身体教育学系の研究者が研究を行う上での面白さとむずかしさ、開発したモーションキャプチャ技術を用いた舞踊学習支援装置の詳細、それを学習者が用いて学習を行った際の利点と限界点であった。
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ムーブメント教育論カリキュラムの強調点や構成上の特徴に関する研究―Barrett博士へのインタビューを手がかりとして―
松本奈緒
日本スポーツ教育学会第31回大会 (兵庫教育大学神戸サテライト) 2011年11月 - 2011年11月 日本スポーツ教育学会
ムーブメント教育論の権威者であるBarrett博士へのインタビューを中心として、ムーブメント教育カリキュラムの基本的考え方、カリキュラムの基本構造がどんな理論に影響を受けて形成されたか、時代を追って強調点が変化した理由について論じた。
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ダンス教育の目標と指針―米国ノースカロライナ州の基準書とガイドラインを中心として―
松本奈緒
第62回日本体育学会 (鹿屋体育大学) 2011年09月 - 2011年09月 日本体育学会
ノースカロライナ州のダンス基準書から、その目標・内容領域と日本への示唆をまとめた。
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米国ムーブメント教育論のカリキュラムモデルの特徴について
松本奈緒
日本スポーツ教育学会第30回記念国際大会 (国立オリンピック記念青少年総合センター) 2010年10月 - 2010年10月 日本スポーツ教育学会
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よりよい体育教員養成を目指すには
松本奈緒
日本体育科教育学会第14回大会 (名古屋) 2010年06月 - 2010年06月 日本体育科教育学会
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体ほぐしの運動における教材観について-児童と教師の視点から-
平野真・松本奈緒
日本スポーツ教育学会第28回大会 (奈良教育大学) 2008年10月 - 2008年10月 日本スポーツ教育学会