研究等業績 - その他 - 藤嶋 明子
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頭蓋咽頭腫術後に発症した汎下垂体機能低下症合併妊娠の一例
下田 勇輝, 三浦 広志, 有明 千賀, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 ) 72 ( 臨増 ) S - 380 2020年03月
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バセドウ病合併妊娠に胎児甲状腺腫を認め、母体の治療薬調整により胎児甲状腺腫の縮小を認めた1例
有明 千賀, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 三浦 広志, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
北日本産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 ) 67回 78 - 78 2019年09月
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頭蓋咽頭腫術後に発症した汎下垂体機能低下症合併妊娠の管理経験
下田 勇輝, 三浦 広志, 有明 千賀, 藤島 明子, 亀山 沙恵子, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
北日本産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 ) 67回 54 - 54 2019年09月
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亀山 沙恵子, 三浦 広志, 小野 有紀, 藤嶋 明子, 下田 勇輝, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 55 ( 2 ) 582 - 582 2019年06月
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妊婦における睡眠時無呼吸症候群の頻度と周産期合併症についての検討
小野 有紀, 三浦 広志, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 55 ( 2 ) 620 - 620 2019年06月
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羊水中および子宮頸管顆粒球エラスターゼの相関及び早産予知能に関する検討
三浦 広志, 小野 有紀, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 55 ( 2 ) 647 - 647 2019年06月
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妊娠中期の分娩におけるフェンタニルを用いた和痛分娩の検討
亀山 沙恵子, 三浦 広志, 小野 有紀, 藤嶋 明子, 下田 勇輝, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 55 ( 2 ) 582 - 582 2019年06月
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妊婦における睡眠時無呼吸症候群の頻度と周産期合併症についての検討
小野 有紀, 三浦 広志, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 55 ( 2 ) 620 - 620 2019年06月
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羊水中および子宮頸管顆粒球エラスターゼの相関及び早産予知能に関する検討
三浦 広志, 小野 有紀, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 55 ( 2 ) 647 - 647 2019年06月
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血糖コントロール不良下で妊娠した1型糖尿病患者19妊娠の検討
藤嶋 明子, 小野 有紀, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 三浦 広志, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
東北連合産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 ) 147回 72 - 72 2019年05月
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GnRHアナログ投与により糖尿病が増悪した子宮筋腫の2症例
藤嶋 明子, 吉岡 知巳, 谷川 秀郎, 齋藤 寛
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 24 63 - 66 2019年03月
GnRHアナログ(GnRHa)は糖尿病の発症および増悪に関与することが知られているが、糖尿病を合併した子宮筋腫患者にGnRHaによる偽閉経療法を実施し、糖尿病が増悪した2症例を経験したので報告する。【症例1】49歳、1妊0産。糖尿病の診断のもと加療されていたが、当科初診時はHbA1c 6.0%で糖尿病のコントロールは良好と思われた。子宮筋腫に対し、偽閉経療法の後に子宮全摘術を行う方針となり、リュープロレリン酢酸塩を投与し、HbA1cが10.4%と上昇した。血糖のコントロールを強化した後、手術を行ったが、術後はHbA1cが6.9%に低下した。【症例2】54歳、1妊1産。糖尿病性神経因性膀胱の診断のもと、自己導尿で対応していた。尿閉は子宮筋腫も原因となり得ること、鉄欠乏性貧血に対し鉄剤が内服できないことから偽閉経療法の後、子宮全摘術を行う方針となった。リュープロレリン酢酸塩を投与した際に、7.4%であったHbA1cが9.1%に上昇した。血糖のコントロールを強化した後手術を行ったが、術後はHbA1cが5.8%に低下した。GnRHaと糖尿病との関連は未だ明らかとなっていないが、GnRHaにより惹起される血中エストロゲンの低下が、インスリンの分泌ならびに末梢組織におけるインスリン感受性を低下させることが、その一因ではないかと考察されている。また、男性においては血中テストステロンの低下が糖尿病に悪影響を及ぼすと報告されており、女性においても同様のことが予想されるが、明らかとなっていない。GnRHaは日常臨床において頻用される薬剤であるが、糖尿病の発症および増悪する可能性を念頭に置いて使用することが肝要である。(著者抄録)
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GnRHアナログは糖尿病を増悪させる可能性がある
藤嶋 明子, 吉岡 知巳, 谷川 秀郎, 齋藤 寛
日本女性医学学会雑誌 ( (一社)日本女性医学学会 ) 26 ( Suppl. ) 201 - 201 2018年10月
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ソマトスタチン受容体シンチグラフィがリンパ節転移の診断に有用であった子宮体部原発の小細胞神経内分泌癌の一症例
藤嶋 明子, 吉岡 知巳, 木戸 直子, 谷川 秀郎, 齋藤 寛
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 23 79 - 82 2018年03月
極めて稀な子宮体部原発の小細胞神経内分泌癌(Small cell neuroendocrine carcinoma:以下SCNEC)を経験したので報告した。症例は78歳。S状結腸癌術後の経過観察の目的で施行されたCT検査において、子宮内に腫瘤が認められたため当科に紹介された。精査の結果、子宮体部原発のSCNECと診断され、腹式単純子宮全摘出術および両側付属器摘出術を施行された。子宮体部の腫瘍はSCNECとGrade 1の類内膜癌からなる腫瘍で、子宮後壁に多数のSCNECの子宮内転移が認められた。子宮内転移の病変は一部漿膜を超えており、手術進行期分類IIIA期と診断した。術後5ヵ月のCT検査で、傍大動脈リンパ節の腫大を認め、ソマトスタチン受容体シンチグラフィにて同部位に一致して集積が認められたため、SCNECのリンパ節転移と診断した。本症例においては、S状結腸癌、SCNECおよび類内膜癌のリンパ節転移の可能性があったが、同シンチグラフィによりSCNECの転移であることが判明した。子宮体部原発のSCNECにおいても、ソマトスタチン受容体シンチグラフィはフォローアップ並びに治療方針の選択に有用である可能性が示唆された。(著者抄録)
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妊娠中の経口感染が疑われた梅毒合併妊娠および先天梅毒の1例
下田 勇輝, 佐藤 朗, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 畠山 佑子, 三浦 広志, 寺田 幸弘
北海道産科婦人科学会会誌 ( 北海道産科婦人科学会 ) 62 ( 1 ) 218 - 218 2018年03月
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貧血の治療中にposterior reversible encephalopathy syndrome(PRES)を発症した子宮筋腫の一症例
木戸 直子, 吉岡 知巳, 藤嶋 明子, 谷川 秀郎, 齋藤 寛
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 23 37 - 39 2018年03月
Posterior reversible encephalopathy syndrome(PRES、可逆性後頭葉白質脳症)は、画像所見において脳血管原性浮腫と考えられる異常所見が主に後頭葉白質を中心に認められ、可逆性の頭痛、痙攣、意識障害および視覚障害などの症状を呈する症候群である。症例は40歳の未産婦。子宮筋腫による鉄欠乏性貧血に対して、鉄剤内服治療とGnRHアナログ療法を受けていた。カラオケをしている最中に激しい頭痛に襲われて嘔吐し、その後視覚異常および痙攣発作が出現したため救急搬送された。頭部MRI検査で両側の後頭葉皮質下白質を主とした血管原性浮腫を認め、posterior reversible encephalopathy syndrome(PRES)と診断された。初診時はヘモグロビン4.9g/dl、ヘマトクリット20.1%であったが、PRES発症時はそれぞれ15.3g/dl、51.6%であった。急速な貧血の補正に加え、血液濃縮およびGnRHアナログの投与がPRESの発症を助長した可能性があると考えられた。(著者抄録)
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術後早期にリンパ節転移を来した子宮体部神経内分泌性小細胞癌の一症例
藤嶋 明子, 吉岡 知己, 木戸 直子, 谷川 秀郎, 齋藤 寛
東北連合産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 ) 143回 72 - 72 2017年06月
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当科で経験した両側胎児水腎症を呈した3例 娩出時期に関する考察を中心に
藤嶋 明子, 佐藤 朗, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 下田 勇輝, 畠山 佑子, 三浦 広志, 田村 啓成, 安達 裕行, 寺田 幸弘
秋田医学 ( 秋田医学会 ) 43 ( 3-4 ) 113 - 118 2017年03月
症例1は36歳女性で、2経妊1経産で自然妊娠、妊娠28週健診時、両側多発性腎嚢胞、羊水過多を指摘された。MRIで羊水は認めず、右腎盂1.4cm、左腎盂2.1cmに拡大したグレード(GD)4の水腎症を認めた。両側腎臓に直径2cm大の皮質下嚢胞があり超音波でキーホール徴候が得られた。後部尿道弁(PUV)と出生前診断し、妊娠35週で娩出とした。妊娠35週4日、常位胎盤早期剥離のため緊急帝王切開を行い、児は2209g男児でApgarスコア(AS)1分値4点・5分値6点で臍帯動脈血ガス分析pH7.4であった。NICU入室後、努力呼吸が増悪し気管挿管した。肺低形成のため新生児遷延性肺高血圧症・気胸を合併し高頻度振動換気(HFO)による人工呼吸管理、一酸化窒素吸入療法・持続胸腔ドレナージを行った。出生後、無尿状態で高K血症を認め腹膜透析した。日齢64に膀胱鏡下尿道切開術を行い、日齢77に退院し、日齢133に腹膜透析カテーテルを抜去した。症例2は41歳女性で、1経妊1経産で自然妊娠、妊娠25週健診時に重度羊水過多と胎児腹腔内嚢胞を指摘された。初診時超音波検査では胎児腹腔内嚢胞を認めず、多量の胎児腹水を認めた。妊娠26週5日より入院し超音波検査、MRIで両側腎盂が1.5cm拡大したGD1の水腎症、腎実質の菲薄化、多量の胎児腹水を認めた。胸部圧迫解除と腎機能保護のため定期的腹水除去を行った。穿刺3〜4日で胎児腹囲が穿刺前と同等に拡大し、腎機能は保たれていると推測した。妊娠32週、MRIで腹水減少、右腎皮質下嚢胞を認め正期産の分娩を行った。児は2953g、AS1分8値点・5分8値点で臍帯動脈血ガス分析pH7.27であった。NICU入室、重度肺低形成のためHFOを行うもSpO2の上昇不良であった。NO吸入療法も行ったが効果なく、超音波で腹水、虚脱膀胱を認め、両腎の血流は殆どなく、末期腎不全であった。腹膜透析を行ったが呼吸不全が急激に進行し日齢1に死亡した。症例3は32歳女性で、0経妊0経産で自然妊娠、二絨毛膜一羊膜双胎と診断され、妊娠15週に先進児は子宮内胎児死亡となった。妊娠20週に後続児の両側水腎症、膀胱拡大が生じた。妊娠38週、計画分娩のため分娩誘発し、妊娠38週2日、自然分娩した。AS1分値7点・5分値8点で、臍帯動脈血ガスpH7.4で出生した。新生児一過性多呼吸で日齢0にNCPAP管理を行った。日齢13に行ったMAG3シンチで両腎とも閉塞パターンを示した。両側腎盂尿細管移行部狭窄と診断し、日齢16退院した。退院後、左水腎は改善傾向であるが、右水腎は増悪傾向で腎盂形成術が予定されている。
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木戸 直子, 吉岡 知巳, 藤嶋 明子, 谷川 秀郎, 齋藤 寛
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 22 15 - 17 2017年03月
妊娠41週の症例に対する管理方法を検討するため、当科で妊娠41週以降に分娩となった低リスク単胎症例において、分娩誘発をした介入群と自然に陣痛が発来した非介入群の母体背景および分娩転帰を比較検討した。介入群で産科手術(吸引・鉗子分娩および帝王切開術)が有意に多かったが、帝王切開率、新生児転帰には差がなかった。また、高出生体重児が予想される経産婦に関しては、妊娠41週まで待たずに介入を考慮することで、巨大児分娩を回避し安全な経腟分娩の成功につながる可能性があると考えられた。(著者抄録)