研究等業績 - その他 - 藤嶋 明子
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妊娠中に発症した緩徐進行1型糖尿病の1例
五十嵐 陽美, 三浦 広志, 長谷川 純郎, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 寺田 幸弘
北日本産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 ) 68回 53 - 53 2021年08月
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下腸間膜動脈塞栓術で止血を得た腟壁血腫の一例
和賀 正人, 三浦 広志, 高須賀 緑, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 猪股 映見佳, 戸沢 智樹, 寺田 幸弘
東北連合産科婦人科学会総会・学術講演会プログラム・抄録集 ( 東北連合産科婦人科学会・北日本産科婦人科学会 ) 149回 52 - 52 2021年06月
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卵巣腫瘍合併妊娠に対し臓器固定用デバイスを用いた腹腔鏡下手術について
熊澤 由紀代, 三浦 広志, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 富樫 嘉津恵, 亀山 沙恵子, 白澤 弘光, 佐藤 亘, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 57 ( Suppl. ) P239 - P239 2021年06月
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糖代謝異常合併妊婦から出生した正期産児の血糖スクリーニング
三浦 広志, 高須賀 緑, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 57 ( Suppl. ) P322 - P322 2021年06月
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経会陰超音波による客観的な分娩評価方法の普及を目指して
藤嶋 明子, 三浦 広志, 高須賀 緑, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 寺田 幸弘
日本周産期・新生児医学会雑誌 ( (一社)日本周産期・新生児医学会 ) 57 ( Suppl. ) P262 - P262 2021年06月
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右側大動脈弓による血管輪を併発した先天性食道閉鎖症の出生前診断
小野寺 洋平, 高須賀 緑, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 三浦 広志, 寺田 幸弘
超音波医学 ( (公社)日本超音波医学会 ) 48 ( Suppl. ) S753 - S753 2021年04月
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当院における18トリソミー症例の出生前診断
小野寺 洋平, 佐藤 朗, 三浦 広志, 亀山 沙恵子, 藤嶋 明子, 高橋 玄徳, 高須賀 緑, 寺田 幸弘
日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 ) 73 ( 臨増 ) S - 541 2021年03月
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当院における18トリソミー症例の出生前診断
小野寺 洋平, 佐藤 朗, 三浦 広志, 亀山 沙恵子, 藤嶋 明子, 高橋 玄徳, 高須賀 緑, 寺田 幸弘
日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 ) 73 ( 臨増 ) S - 541 2021年03月
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小野寺 洋平, 佐藤 朗, 和賀 正人, 高須賀 緑, 藤嶋 明子, 亀山 沙恵子, 三浦 広志, 寺田 幸弘
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 26 9 - 13 2021年03月
【目的】18トリソミーは1年生存率が約10%の予後不良疾患である。本邦において染色体異常および形態異常の診断のための一定の合意はなく、18トリソミーの診断が妊娠後半期となることは少なくない。早期診断を行うことは、両親の方針決定のための時間の確保や、分娩施設の選択など、様々な対応の選択肢を増やすことにつながりうる。当院における18トリソミーの出生前診断の状況について調査した。【方法】2010年4月から2020年3月の10年間に、当院で妊娠・分娩管理した症例のうち、胎児期および新生児期に出生前遺伝学的検査が行われ18トリソミーと診断された症例を対象とした。調査は診療録を用い後方視的に行った。出生前診断の有無、出生前遺伝学的検査の施行週数、妊娠転帰、について調査した。また検討期間を前半5年間と後半5年間で分類し、出生前診断率および出生前遺伝学的検査の施行週数を比較した。【成績】18トリソミー診断例は21例で、そのうち出生前診断されたのは15例(71%)だった。出生前遺伝学的検査の施行週数の中央値は27週(四分位範囲:27週-30週)だった。出生前診断された15例のうち、妊娠22週未満に検査を施行されたのは3例(20%)だった。出生前診断症例の妊娠転帰は、出生6例(40%)、死産6例(40%)、人工流産3例(20%)だった。前半5年間と後半5年間を比較したところ、出生前診断率はそれぞれ62%(8/13)と88%(7/8)だった。ただし前半5年間には出生前診断を希望しない4例が含まれており、胎児超音波検査で染色体異常を疑った症例はそれぞれ92%(12/13)、88%(7/8)であった。出生前診断例における遺伝学的検査の施行週数の中央値はそれぞれ27週と28週だった。【結論】当院における18トリソミーの出生前診断率および遺伝学的検査の施行週数は、前半5年間と後半5年間で横ばいと言える結果であった。今後、出生前診断の要因に関してさらなる検討を追加し、診断成績の向上を目指す。(著者抄録)
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亀山 沙恵子, 三浦 広志, 和賀 正人, 高須賀 緑, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 寺田 幸弘
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 26 15 - 19 2021年03月
【目的】近年、妊産婦自殺率が高いことが報告されている。自殺の背景には産後うつ病などのメンタルヘルスの問題がある。産後2週間での介入が産後うつ病の予防に有効である可能性があり、2017年から国による産後2回の産婦健診への助成が行われることになった。本研究では、秋田県における産後2週間健診への取り組みについて報告する。【方法】2020年7月に秋田県内のすべての分娩取り扱い医療機関(21施設)を対象に、2週間健診についてのアンケート調査を行った。【結果】2週間健診は11施設(52.4%)で実施されていた。『今後実施する予定』は4施設、『実施する予定はない』は6施設であった。実施している施設では、半数以上が2020年4月以降に2週間健診が開始されていた。2週間健診の担当者は医師が36.3%、助産師が63.7%であった。『実施する予定』の施設では、開始予定時期は近隣市町村で補助券が配布され次第が2施設、来年度以降・未定がそれぞれ1施設であった。『実施する予定のない施設』では、実施しない理由として、診療時間が確保できない、スタッフの協力が得られない、母乳外来で十分、産婦の受診する負担が大きいという意見があった。必要性を感じられないという意見はなかった。秋田県全域で補助券が配布された場合については、すべての施設で『実施を検討する』という回答であった。【結論】秋田県内では全国の2週間健診の実施率77.7%と比べると、実施率が低いという結果であった。補助券の配布が産婦の負担軽減だけではなく、医療機関での2週間健診開始のきっかけになる可能性があり、県内各市町村のさらなる理解と配慮に期待したい。(著者抄録)
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腟内Lactobacillusの減少した妊婦に対するラクトフェリン腸溶錠の効果
三浦 広志, 和賀 正人, 高須賀 緑, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 佐藤 朗, 寺田 幸弘
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 26 33 - 36 2021年03月
正常な腟内環境はLactobacillus属(以下LB)が優勢であり、腟内を酸性に保ち、他の病原微生物の侵入を防いでいる。早産の多くは感染に起因するとされ、経路として上行性感染が主であると考えられている。そのため、腟内細菌叢の乱れは早産につながりうる。ラクトフェリン(Lactoferrin、以下LF)はヒト乳汁中や好中球に含有される糖蛋白で、抗菌・抗炎症作用を有するが、LBの発育を抑制しない特性がある。今回、腟内LBの減少は流早産のリスクであるのか、また、LF腸溶錠内服を行うことにより腟内LBの増加が認められるかを検討した。当科で妊娠管理した、流早産のリスクがあると考えられる妊婦を対象とし、妊娠12-28週までの間に、帯下を採取しNugentスコア(以下Nスコア)にて細菌性腟炎の評価を行った。LBが十分(NスコアのLB項0-1点)な例をA群、LBの減少(Nスコア2-4点)あるがLF投与しない例をB群、LBが減少しLF腸溶錠内服(400mg/日)を2週間投与した例をC群とした。この3群間で流早産症例数に差があるか検討した。また、LF腸溶錠によるLB増加の効果を評価するためにC群は内服終了時にNスコアを再検した。各群とも、Nスコアが4点以上の場合、抗菌薬腟錠により加療した。2017年3月から2018年8月の間、妊婦75名に対し帯下を採取してNスコアを評価した。結果、A群56例、B群14例、C群5例に分けられ、妊娠36週未満の早産例はA群4名(7.1%)、B群1名(7.1%)、C群0名で有意差は無かった。C群は、LF腸溶錠内服後に4例でLBが増加したが、1例は不変であった。有害事象は特に無かった。LBの減少した妊婦に対するLF腸溶錠投与は、LBを増加させることがわかった。ただし、症例が少なく早産予防に寄与したかは不明であった。(著者抄録)
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高須賀 緑, 三浦 広志, 窪田 有紗, 和賀 正人, 高橋 玄徳, 藤嶋 明子, 小野寺 洋平, 亀山 沙恵子, 寺田 幸弘
秋田県産科婦人科学会誌 ( 秋田県産科婦人科学会 ) 26 49 - 52 2021年03月
甲状腺ホルモン不応症(resistance to thyroid hormone:RTH)は、何らかの異常により甲状腺ホルモンに対する標的臓器の作用が減弱する疾患である。常染色体顕性(優性)の遺伝形式をとる家族性症候群であり、血中の甲状腺ホルモン濃度が高値であるがTSHは抑制されないというのが検査上の特徴で、多くは無症候性で治療を必要としない。RTH女性の妊娠において、胎児が非罹患児である場合のみ、高レベルの母体甲状腺ホルモンに曝露された結果として、初期流産が増加するほか新生児の出生体重低下およびTSHの上昇を認める。その際は、母体の甲状腺ホルモンをコントロールすることで発症を予防できる可能性がある。当院でRTH女性の順調に経過した2回の妊娠を経験した。妊娠中および分娩時に軽度の血圧上昇を認めた程度で、母児共に大きな異常なく経過した。児の遺伝子検査は未施行だが、臨床経過よりRTH児と推定されている。(著者抄録)
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Live visualisation of electrolytes during mouse embryonic development using electrolyte indicators
Fujishima A.
PLoS ONE ( PLoS ONE ) 16 ( 1 January ) e0246337 2021年01月
Studies have shown that some electrolytes, including Na+ and K+, play important roles in embryonic development. However, these studies evaluated these electrolytes by using inhibitors or knockout mice, with no mention on the changes in the intracellular electrolyte concentrations during embryogenesis. In this study, we used the electrolyte indicators CoroNa Green AM and ION Potassium Green-2 AM to directly visualise intracellular concentrations of Na+ and K+, respectively, at each embryonic developmental stage in mouse embryos. We directly observed intracellular electrolyte concentrations at the morula, blastocyst, and hatching stages. Our results revealed dynamic changes in intracellular electrolyte concentrations; we found that the intracellular Na+ concentration decreased, while K+ concentration increased during blastocoel formation. The degree of change in intensity in response to ouabain, an inhibitor of Na+/K+ ATPase, was considered to correspond to the degree of Na+/K+ ATPase activity at each developmental stage. Additionally, after the blastocyst stage, trophectoderm cells in direct contact with the blastocoel showed higher K+ concentrations than in direct contact with inner cell mass, indicating that Na+/K+ ATPase activity differs depending on the location in the trophectoderm. This is the first study to use CoroNa Green AM and ION Potassium Green-2 AM in mouse embryos and visualise electrolytes during embryonic development. The changes in electrolyte concentration observed in this study were consistent with the activity of Na+/K+ ATPase reported previously, and it was possible to image more detailed electrolyte behaviour in embryo cells. This method can be used to improve the understanding of cell physiology and is useful for future embryonic development studies.
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PGT-A時代の胚評価法 体外成熟培養から着床前胚発育過程におけるタイムラプスイメージング評価の意義
白澤 弘光, 熊澤 由紀代, 佐藤 亘, 高橋 和政, 岩澤 卓也, 高橋 玄徳, 藤嶋 明子, 設楽 明宏, 富樫 嘉津恵, 寺田 幸弘
日本生殖医学会雑誌 ( (一社)日本生殖医学会 ) 65 ( 4 ) 250 - 250 2020年11月
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富樫 嘉津恵, 高橋 和政, 九島 紫織, 佐藤 恵美子, 藤嶋 明子, 藤島 綾香, 尾野 夏紀, 白澤 弘光, 佐藤 亘, 熊澤 由紀代, 寺田 幸弘
Journal of Mammalian Ova Research ( (一社)日本卵子学会 ) 37 ( 1 ) S64 - S64 2020年07月
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藤嶋 明子, 後藤 真由美, 高橋 和政, 熊澤 由紀代, 佐藤 亘, 白澤 弘光, 富樫 嘉津恵, 尾野 夏紀, 設楽 明宏, 藤島 綾香, 佐藤 恵美子, 九島 紫織, 寺田 幸弘
Journal of Mammalian Ova Research ( (一社)日本卵子学会 ) 37 ( 1 ) S16 - S16 2020年07月
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Fujishima A.
BMC Pregnancy and Childbirth ( BMC Pregnancy and Childbirth ) 20 ( 1 ) 2020年06月
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診療 精神病床での入院管理を要した精神疾患合併妊娠の周産期管理の現状と問題点の検討
小野 有紀, 亀山 沙恵子, 藤嶋 明子, 下田 勇輝, 三浦 広志, 佐藤 朗, 寺田 幸弘, 竹島 正浩
産婦人科の実際 ( 金原出版 ) 69 ( 4 ) 403 - 409 2020年04月 [査読有り]
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診療 精神病床での入院管理を要した精神疾患合併妊娠の周産期管理の現状と問題点の検討
小野 有紀, 亀山 沙恵子, 藤嶋 明子, 下田 勇輝, 三浦 広志, 佐藤 朗, 寺田 幸弘, 竹島 正浩
産婦人科の実際 ( 金原出版(株) ) 69 ( 4 ) 403 - 409 2020年04月
<文献概要>【目的】入院管理を要するほど精神疾患が悪化した妊婦は,周産期管理全般にわたって特殊な対応を必要とし,母児へのリスクが増大する。入院を要した精神疾患合併妊娠例の臨床的特徴を明らかにするため,後方視的診療録調査を行った。【方法】2012年9月〜2018年8月に当施設の精神病床に入院した妊婦を診療録から抽出し,後方視的に検討した。【結果】該当する妊婦は6例(7妊娠)であり,統合失調症4例,双極性障害3例であった。1例を除いて全例妊娠前・妊娠初期に向精神薬を中止され,精神状態が悪化して妊娠中に精神病床への入院を必要とした。【結論】妊娠中の悪化は,産後の精神疾患の悪化・再発に強く結びついていることから,薬剤について妊婦に適切な情報提供を行ったうえで,服薬を継続すべきである。
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ヒト胚延長培養における挙動と細胞分化及び遺伝学的検討
設楽 明宏, 藤嶋 明子, 岩澤 卓也, 高橋 玄徳, 白澤 弘光, 佐藤 亘, 熊澤 由紀代, 寺田 幸弘
日本産科婦人科学会雑誌 ( (公社)日本産科婦人科学会 ) 72 ( 臨増 ) S - 471 2020年03月