所属 |
高等教育グローバルセンター |
研究室住所 |
秋田市手形学園町1‐1 秋田大学国際資源学部1号館2階N212 |
研究室電話 |
018-889-2688 |
ホームページ |
|
メールアドレス |
|
宮本 律子 (ミヤモト リツコ)
MIYAMOTO Ritsuko
|
|
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
-
1986年04月-1987年08月
東北大学 文学研究科 英文学英語言語学 博士課程 中退
-
1986年04月-1987年08月
東北大学 文学研究科 英文学英語学言語学 博士課程 中退
-
1982年04月-1986年03月
東北大学 文学研究科 英文学英語言語学 修士課程 修了
留学履歴 【 表示 / 非表示 】
-
1984年09月-1985年09月
ソコト大学(ナイジェリア) 客員研究員
-
1983年09月-1984年06月
アメリカ合衆国カリフォルニア大学大学院言語学部 博士課程学生
職務経歴(学内) 【 表示 / 非表示 】
-
2024年11月-継続中
秋田大学 高等教育グローバルセンター 特任教授
-
2024年04月-2024年10月
秋田大学 高等教育グローバルセンター 特別教授
-
2016年04月-2024年03月
秋田大学 大学院国際資源学研究科 教授
-
2014年04月-2016年03月
秋田大学 国際資源学部 国際資源学科 副学部長 教授
-
2012年07月-2014年03月
秋田大学 学長補佐 学長補佐(新学部設置担当)
職務経歴(学外) 【 表示 / 非表示 】
-
2010年04月-2011年03月
秋田県 秋田県 国際化推進懇談会委員
-
2013年04月-2015年03月
京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究科 客員教授
-
2006年04月-2007年03月
秋田県 秋田県総合政策審議会委員
-
1987年09月-1991年03月
聖霊女子短期大学 英語科 講師
学会(学術団体)・委員会 【 表示 / 非表示 】
-
2007年04月-継続中
日本国
国際開発学会
-
1983年06月-継続中
日本国
日本言語学会
-
1982年05月-継続中
日本国
日本アフリカ学会
研究分野 【 表示 / 非表示 】
-
その他 / その他 / 異文化コミュニケーション
-
人文・社会 / 地域研究
-
人文・社会 / 日本語教育
-
人文・社会 / 文化人類学、民俗学
-
人文・社会 / 言語学
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
-
東アフリカろう者コミュニティの動態研究―祖型手話の記述を通してー
(選択しない)
研究期間:
2018年04月-継続中研究活動内容
2018,2019年度においては(1)ケニア・ウガンダ・タンザニア手話の個別言語学的記述(2)どの程度,東アフリカ地域の手話が相互に似ており,また異なっているのかの比較研究(対照言語学的記述)の活動を実施し,2020年のアフリカ学会で報告をした。2020年、2021年度はコロナ感染症の影響により、言語データ収集や聞き取り調査が十分にできなかった。
研究態様:国内共同研究
研究課題概要
東アフリカ(ケニア,ウガンダ,タンザニア)地域内のろう者コミュニティにおける手話言語の接触現象に注目する。そして,東アフリカ手話に共通する祖語手話と呼べるような祖型があるのかを探り,それにより,ろう者たちの教育や経済活動などの移動および接触というコミュニティのダイナミズムを通時的および共時的に明らかにしていくことである。
SDGsの取組概要:東アフリカのろう者の手話の歴史を研究することは、ろうコミュニティが受けてきた教育の歴史を明らかにすることである。言語的マイノリティの教育に資する研究である。
-
手話間の言語接触に見られるネイティビティの保持と変容の研究
科学研究費補助金
研究期間:
2011年04月-継続中研究活動内容
ともにアメリカ手話の影響を受けた、ケニア手話とフィリピン手話のそれぞれにおいて、どのような要素が変化し、どのような要素が不変なのかを、音韻、形態、意味等の諸側面から記述している。
研究態様:国内共同研究
研究課題概要
異なる手話が接触した時に起こる言語変化の研究
-
人間開発のための手話研究―日本の研究成果を活かしたアジア・アフリカの手話研究人材育成
その他の研究制度
研究期間:
2009年11月-2011年10月研究活動内容
日本の手話研究者を現地に派遣し、当該地のろう者団体と協力して、手話研究ワークショップを開き、その成果として手話を紹介する小冊子を作成した。
研究態様:国内共同研究
研究課題概要
ケニアおよびフィリピンにおいて、みずからの文化が依って立つ手話言語の調査を、話し手であるろう者が行えるように、言語学的調査の方法論のワークショップを実施した。
研究等業績 【 表示 / 非表示 】
-
'Is Kenyan Sign Language a sister language of ASL?- An analysis of language nativity through comparison between KSL and ASL’
Miyamoto Ritsuko, Soya Mori
『手話学研究 第24号』日本手話学会 ( 24 ) 17 - 30 2015年12月
研究論文(学術雑誌) 国内共著
アメリカ手話(ASL)の亜種ではないかとされてきたケニア手話(KSL)の構造を詳しく分析し、独立した言語であることを証明した。
-
スバ語を話す人々
宮本律子
月刊言語 35 ( 8 ) 84 - 87 2006年08月 [査読有り] [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
-
指導法の異なる授業で留学生が抱く言語不安
佐藤雅彦、宮本律子
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 ( 32 ) 1 - 12 2010年03月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
教授者が一方的に知識を注入するという従来の教授法を離れ,学習者同士で例文を出し合うことによって中級文型を学習するという方法日本語学習者の不安が軽減されることを、他の方法によるクラスとの比較調査で実証した。
-
『日本事情』への映像教材使用のありかた
桑本裕二、伊藤美樹子、宮本律子
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 ( 30 ) 171 - 179 2008年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
2006年に報告した映像を用いた日本事情講義のその後の検証報告
◆原著論文【 表示 / 非表示 】
◆⼤学,研究機関紀要【 表示 / 非表示 】
Book(書籍) 【 表示 / 非表示 】
-
アフリカの「障害と開発」-SDGsに向けて
森壮也編著、小林昌之、西真如、宮本律子、戸田美佳子、亀井伸孝、牧野久美子 ( 担当: 共著 )
アジア経済研究所 2016年02月 ISBN: 978-4-258-04622-5
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
-
東アフリカろう者コミュニティの動態研究―祖型手話の記述を通してー
基盤研究(B)
研究期間: 2018年04月 - 継続中 代表者: 宮本 律子
本研究は,東アフリカ(ケニア,ウガンダ,タンザニア)をフィールドに,同地域内のろう者コミュニティにおける手話言語の接触現象に注目する。そして,東アフリカ手話に共通する祖語手話と呼べるような祖型があるのかを探り,それにより,ろう者たちの教育や経済活動などの移動および接触というコミュニティのダイナミズムを通時的および共時的に明らかにしていくことである。本年度は、(1) ケニア・ウガンダ・タンザニア手話の個別言語学的記述(2) どの程度,東アフリカ地域の手話が相互に似ており,また異なっているのかの比較研究(対照言語学的記述)の活動を実施した。具体的には、ウガンダ手話とタンザニア手話の調査研究に注力し,文献による先行研究の収集と分析と各言語のデータ収集を行った。
-
手話間の言語接触に見られるネイティビティの保持と変容の研究
基盤研究(B)
研究期間: 2011年04月 - 2016年03月
本研究の目的は,フィリピンとその周辺およびケニアとその周辺をフィールドに,ろう者コミュニティにおける言語接触現象に注目し,手話言語同士の接触で何が起こっているかを記述することである。さらに,それが従来の社会言語学研究のフレームワークにどのように寄与できるかを探求することである。
-
アフリカ女性の社会進出のための伝統の取捨選択に関する研究
基盤研究(B)
研究期間: 2006年04月 - 2010年03月
本研究ではケニアにおける開発と伝統文化の関係を、女性の社会進出にターゲットを絞って考えていく。伝統文化の中のジェンダー格差を当事者である女性たちがどのように排除しようとしているのか、その取捨選択のメカニズムを明らかにするのが第一の目的である。また、農村部における開発プロジェクトの中で、民族語だけを話す女性たちがどのような地位におかれているのかを調査し、社会開発と言語選択の問題をジェンダーの視点から明らかにすることが、2つめの目的である。
-
現代アフリカ女性の開発プログラム参加と言語選択に関する学際的研究
基盤研究(A)
研究期間: 2000年04月 - 2004年03月 代表者: 宮本 律子
社会言語学的アプローチを通して,本研究では,アフリカ地域(ケニア,タンザニア,ウガンダ,ジンバブエ,南アフリカ)における,(1)開発プログラム(特に識字教育)にみる女性の社会参加実態,(2)開発政策と言語政策との関係,(3)識字教育と民族語使用との関係,(4)社会参加からみた女性の言語選択の実態,(5)識字教育と民族語・民族文化保持の関係を明らかにするべく平成12年度~14年度に海外調査を行い,15年度は報告書をまとめ,平成16年度に出版した。
-
北部中央バントゥ諸語の記述・比較研究
基盤研究(A)
研究期間: 1999年04月 - 2002年03月 代表者: 加賀谷 良平
タンザニア、ケニア、ウガンダのバントゥ諸語の内、ほぼ30言語を調査した。この言語数は予定数をやや上回っている。具体的な調査内容について言えば、各言語において,ほぼ2000語におよぶ語彙,音声,音韻,文法等の全般的かつ精密な調査と分析を行った。
この3年間の調査自体はほぼ満足すべきものであり,バントゥ諸語の音調研究を中心とした研究から新たな一般言語学的知見が得られ、また、言語変容、消滅の危機に瀕した諸言語の記述研究をとおして、我々の調査隊の成果は世界的に貢献できたと考える。しかし、未だに消滅の危機に瀕しているバントゥ諸語は多数存在し,現在を除いてはその記述・記録が不可能となること,また急激な社会変化により、多くの言語が歴史上かつて見られなかったほどの早さで変化していることなどを考えると,アフリカ諸言語の調査分析から得られる成果は極めて大であり,引き続き精力的かつこれまで増した大規模な調査が必要である。
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
-
人間開発のための手話研究―日本の研究成果を活かしたアジア・アフリカの手話研究人材育成
提供機関: 民間財団等 トヨタ財団研究助成
研究期間: 2009年11月 - 2011年10月
資金支給機関区分:民間財団等
ジョリティの音声言語の研究は膨大な蓄積があるが、マイノリティの手
話言語の研究、ことに、アジアやアフリカのそれは、残念ながら未だ十分とは言えない。本プロジェクトは,
これまでの我々の手話研究の蓄積を活かして,途上国のろう者の人間開発に不可欠な手話研究がろう者集団の
内側から行われるようになるための人材育成に寄与することを目的とする。
学会等発表 【 表示 / 非表示 】
-
タンザニアのろう教育と手話の歴史
宮本律子
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究会「開発途上国のろう社会における社会資本資源としての手話の研究」 (オンライン) 2021年11月 - 2021年11月 日本貿易振興機構アジア経済研究所
タンザニアにおけるろう教育と手話の歴史を概観した。
-
フォーラム2「新しいアフリカ言語研究2 アフリカの手話言語の諸相」
宮本律子
日本アフリカ学会第57回学術大会 (東京外国語大学(予定)からオンラインに変更) 2020年05月 - 2020年05月 日本アフリカ学会
東アフリカタンザニアにおけるタンザニア手話(Tanzania Sign Language: TSL,)のおかれている社会言語学的な状況について報告した。
-
ケニア手話(KSL)の基本構造
森壮也、宮本律子、Nickson Kakiri
日本手話学会第37回大会 (関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス) 2011年10月 - 2011年10月 日本手話学会
ケニア手話の基本的言語構造のうち語順と文の種類について報告した。
-
ケニア手話の言語構造分析序論
森壮也、宮本律子、Nickson Kakiri
日本手話学会第36回大会 (慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎) 2010年10月 - 2010年10月 日本手話学会
ケニア手話の基本的言語構造に関する初期報告
-
アフリカ女性の社会進出のための伝統の取捨選択に関する研究(2)ケニアのろうの女性と教育
宮本律子
日本アフリカ学会第45回学術大会 (龍谷大学) 2008年05月 - 2008年05月 日本アフリカ学会
ケニアのろうの女性の社会進出のための伝統の取捨選択に関する報告
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
-
2014年04月-継続中
地域文化比較研究
-
2016年04月-継続中
資源政策学概論
-
2015年04月-継続中
複文化社会論1
-
2015年04月-継続中
複文化社会論2
-
2014年04月-継続中
異文化コミュニケーション
学内活動 【 表示 / 非表示 】
-
2021年09月-2021年12月英語教育の充実に関するWG座長 (全学委員会)
-
2014年04月-2018年03月評議員 (その他の主要活動)