所属 |
大学院教育学研究科 教職実践専攻 |
生年 |
1963年 |
研究室住所 |
秋田市手形学園町1-1 |
研究室電話 |
018-889-2533 |
研究室FAX |
018-889-2533 |
ホームページ |
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メールアドレス |
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外池 智 (トノイケ サトシ)
TONOIKE Satoshi
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出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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-2000年03月
筑波大学 教育学研究科 学校教育学専攻 博士課程 修了
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-1988年03月
筑波大学 教育研究科 教科教育専攻 修士課程 修了
職務経歴(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2022年04月-継続中
秋田大学 大学院教育学研究科 教職実践専攻 教授
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2009年04月-2022年03月
秋田大学 教授
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2007年04月-2009年03月
秋田大学 准教授
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2002年04月-継続中
秋田大学 教育学研究科 助教授
職務経歴(学外) 【 表示 / 非表示 】
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2015年04月-継続中
ノースアジア大学 経済学部 非常勤講師
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2001年04月-継続中
茨城大学理学部 大学等非常勤研究員
学会(学術団体)・委員会 【 表示 / 非表示 】
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2009年04月-継続中
日本国
秋田県NIE推進協議会
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2005年04月-継続中
日本国
日本NIE学会
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2005年04月-継続中
日本国
中等社会科教育学会
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1998年09月-継続中
日本国
教育史学会
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1998年08月-継続中
日本国
日本教育学会
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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地域における継承的アーカイブの活用と学習材としての活用
科学研究費補助金
研究期間:
2018年04月-継続中研究態様:個人研究
研究課題概要
本研究では、各地で進められている戦争体験の「語り」の継承への取り組みを調査し、実際に伝承者による講話を実施してその内容を分析するとともに、そうした継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」のカリキュラムや教材、授業実践の調査・分析を実施し、その特色を明らかにする事で、新たな教材開発や授業実践構築への基礎とする事を目的としている。
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継承的アーカイブの活用と「次世代の平和教育」の構築
科学研究費補助金
研究期間:
2015年04月-継続中研究態様:個人研究
研究課題概要
本研究では、戦後70年の月日が流れ、戦場・戦争体験者の減少の中、各地で進められている継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」のカリキュラムや教材、授業実践の調査・分析を批判的に検討し、その成果を踏まえて新たな教材を開発するとともに、具体的授業実践を提起したい。
SDGsの取組概要:本研究では、戦後70年の月日が流れ、戦場・戦争体験者の減少の中、各地で進められている継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」のカリキュラムや教材、授業実践の調査・分析を批判的に検討し、その成果を踏まえて新たな教材を開発するとともに、具体的授業実践を提起したい。
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地域における戦争遺跡の複合的・総合的アーカイブと学習材としての活用
科学研究費補助金
研究期間:
2009年04月-継続中研究活動内容
本研究では、現在の全国における戦争遺跡・史料について、特に文化庁を中心とした「近代遺跡調査」による取り組みを整理し、これを参考にしながら秋田県下における戦争遺跡調査を実施するとともに、教材開発の観点からその戦争遺跡に関連した複合的・総合的アーカイブを試みている。さらに、戦争遺跡の学校教育における教材としての活用の現状について秋田県を事例に取り上げ、小・中・高校のそれぞれの実践について調査・検討を進めるとともに戦争遺跡の学校教育における有効な活用について具体的授業を構築し提起している。
研究態様:個人研究
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社会科教員養成における地域の教育資源を活用した授業構成演習
その他の研究制度
研究期間:
2002年04月-継続中研究活動内容
本研究では、社会科教員養成における身近な地域の教育資源を活用した授業構成演習について、秋田大学教育文化学部社会科教育研究室の取り組みを事例として、身近な地域へのフィールドワークと連関した授業構成演習の試みている。
社会科の教員養成に関わる授業において、学生の授業実践力の育成を目指した実際の授業構想・授業構成を取り入れた実践的取り組みは、例えば「伝統と文化」など新指導要領の特色を踏まえたものや、指導教員の研究内容と関連して独自のテーマを決めて取り組むものなど様々な試みが取り組まれている。そうした中、秋田大学教育文化学部社会科教育研究室では、2年次での「社会科巡見」、そしてそれを踏まえた3年次での「社会科授業づくり演習」を連関させ、身近な地域素材や、地域の教育資源を活用した授業構成演習を実施してきた。研究態様:国内共同研究
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フィールドワーク型授業構成演習(ミニ巡見)
その他の研究制度
研究期間:
2002年04月-継続中研究活動内容
筆者が担当する秋田大学教育文化学部の学校教育課程教科指導法科目「社会科教育内容学」、また大学院の教育学研究科社会科教育専修授業科目「社会科教育学演習Ⅱ」では、「フィールドワーク型授業構成演習(通称「ミニ巡検」と呼んでいる)」として、社会科教育における「臨場的授業」の構築を目指して実際のフィールドワーク実施を取り入れた授業構成に取り組んでいる。
この「ミニ巡検」では、学生が秋田市内の小・中・高いずれかの学校を想定して、社会科におけるフィールドワークを取り入れた単元や授業を構成し、実際に対象地への「ミニ巡検」を実施している。対象地は秋田市内とし、想定された学校において1、2時間の時間枠で実施できる場所を設定する。そして、学生自身が、年間計画や単元、授業におけるフィールドワークの位置付けを設定し、プランニング―事前学習―「ミニ巡検」の実施―事後学習―報告書作成による総括のサイクルで各自のフィールドワークをトータルにコーディネートする。本実践は、社会科における「臨場的授業」を構成し、まさに「場」に臨む学習を実際に実施することで、身近な地域の史跡や社会施設、そしてそこで実際に働く人々とのふれあいを持ち、学生のより深い社会認識、主体的な授業デザイン力の育成を目指すものである。研究態様:個人研究
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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昭和初期における郷土教育の施策と実践に関する研究―『綜合郷土研究』編纂の師範学校を事例として―
外池智
平成11年度筑波大学大学院博士(教育学)学位論文 1 - 409 2000年03月 [査読有り]
単著
昭和初期の郷土教育に関する実態の解明を目指し、行政的に展開された関係施策の歴史的経緯とその中で主張された郷土教育論、そして師範学校を中心とした実践的展開を明らかにした。
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地域からの平和教育~戦争体験を生かした15年戦争学習
外池智
昭和62年度筑波大学大学院修士課程教育研究科修士論文 1 - 286 1988年03月 [査読有り]
単著
広島、長崎等の特別な「被害」にあった地域が題材として取り上げられがちな平和教育を見直し、身近な地域から、特に徴兵の地域的展開や戦争体験を題材に教材開発と平和教育の再構成を試みた。
研究等業績 【 表示 / 非表示 】
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戦争体験「語り」の継承とアーカイブ(11)―広島市「被爆体験伝承者」・長崎市「交流証言者」を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部編集委員会編『秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学』 ( 秋田大学教育文化学部 ) ( 79 ) 2024年03月
研究論文(学術雑誌) 単著
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究の一端をまとめたものである。特に、2012(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」の森河伸子氏と2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」の堀田雄二氏による「語り」を取り上げ、検討した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築(2) ―鹿児島県知覧町の特攻隊関連を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要編集委員会編『秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部 ) ( 46 ) 2024年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
本研究は、「地域における継承的アーカイブを活用した『次世代の平和教育』の構築」に関する研究 の一端をまとめたものである。特に本稿では、戦争遺物の学習材としての活用、そして戦争体験の「語り」の継承について、鹿児島県知覧町の取り組みに注目し、平和博物館や戦争遺跡に関わる事業や「語り部」養成事業、それを活用した地元諸学校における教育実践を取り上げ検討した。
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歴史教育における社会参加と社会参画―南風原中学校,城山小学校,北東北三大学の取組を事例として―
外池智
日本社会科教育学会編『社会科教育研究』 ( 日本社会科教育学会 ) ( 143 ) 20 - 32 2021年09月 [査読有り] [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
本稿では、社会参加と社会参画の違いに着目しながら、歴史教育や平和教育における社会参加と社会参画の実践事例を検討した。具体的実践事例としては、南風原町立南風原中学校、長崎市立城山小学校、そして秋田大学、岩手大学、弘前大学の北東北三大学の連携によるプロジェクトを取り上げた。
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次世代の平和教育のために―花岡事件の再授業化―
外池智
『歴史地理教育』 ( 歴史教育者協議会 ) ( 879 ) 54 - 59 2018年05月 [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
本研究は、2017年度「社会科巡見」に基づき、2018年に秋田大学附属小学校において実施した「花岡事件とその後の取り組み」の授業実践をまとめたものである。秋田大学教育文化学部社会科教育研究室では2005年にも花岡事件をテーマに授業を実践しているが、ほぼ10年の時を経て再び授業化したものである。
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花岡事件から「和解」について考える
外池智
『歴史地理教育』 ( 歴史教育者協議会 ) ( 879 ) 40 - 45 2018年05月 [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
本研究は、2017年度「社会科巡見」に基づき、2018年に秋田大学附属中学校において実施した「花岡事件とその後の裁判」の授業実践をまとめたものである。秋田大学教育文化学部社会科教育研究室では2005年にも花岡事件をテーマに授業を実践しているが、ほぼ10年の時を経て再び授業化したものである。
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「問い直し」の主体と資料の取り扱い
外池智
秋田大学教育文化学部附属中学校編『令和4年度 研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部附属中学校 ) ( 90 ) 2023年03月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
2022年度6月に附属中学校で実施された公開研究会の2年生の研究授業「『世界と比べた日本の地域的特色』-深める『問い直し』により、社会的事象をより自分事として捉えることができるか」について検討した。工夫されていた点として、生徒の課題と実践の工夫の対応、授業中に展開される学習活動の自覚化、ICTの活用の3点、課題として、誰が「問い」「問い直す」のかという点、資料の扱い、論拠に基づく発表、対話的学習場面の組織化の4点を指摘した。
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秋田の教育資源を活かした授業構築 第2回―秋田市・大館市編―
外池智
教育出版東北支社編『あきた版 Educo』 ( 4 ) 1 - 3 2022年11月
総説・解説(商業誌) 単著
秋田の教育資源を活かした授業構築について、秋田市の事例として土崎空襲を大館市の事例として花岡事件を取り上げた。前者は、2009-2011年における科研費の研究機関に土崎近隣の小・中・高校の実践を取り上げたものである。後者は、社会科教育研究室において「社会科巡見」とともに「社会科授業づくり演習」で取り組んだものである。
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“方法知的ものさし”と“説明知的ものさし”の提起
外池智
秋田大学教育文化学部附属小学校編『2022年度ホームページ版実践研究』 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 2022年11月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
2022年度6月に附属小学校で実施された公開研究会の3年生の研究授業「しらべてくらべよう,わたしたちの秋田市」について検討した。工夫されていた点として、複数の地図の活用による「学びのものさし」の提起、地図(論拠)に基づいた対話的活動、“トリの目”と“ムシの目”の往還、“説明知的ものさし” による授業構成の4点、課題として、理由の論拠をどうするか、公共施設の“公共とは何か?”に迫れるチャンスがあった点の2点を指摘した。
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秋田の教育資源を活かした授業構築 第1回―横手市・由利本荘編―
外池智
教育出版東北支社編『あきた版 Educo』 ( 教育出版東北支社編 ) ( 3 ) 1 - 3 2022年09月
総説・解説(商業誌) 単著
秋田大学教育文化学部社会科教育における教員養成の内、特に「社会科巡見」と「社会科授業づくり演習」を取り上げ、2020-2021年における横手市増田の内蔵の巡見とその授業、2021-2022年における由利本荘市・秋田市の再生可能エネルギーの巡見とその授業を紹介した。
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ISTの活用と学習活動の自覚化
外池智
秋田大学教育文化学部附属中学校編『令和3年度 研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部附属中学校 ) ( 89 ) 2022年03月
総説・解説(その他) 単著
令和3年度の附属中学校における秋季公開研究会の1年生地理的分野の授業「北アメリカ州の特色」の授業について、ISTの活用と学習活動の自覚化等について指摘した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築 ―横須賀市を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要編集委員会編『秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部 ) ( 45 ) 1 - 14 2023年03月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
本研究は、「地域における継承的アーカイブを活用した『次世代の平和教育』の構築」に関する研究 の一端をまとめたものである。特に本稿では、戦争遺物の学習材としての活用、そして戦争体験の「語り」の継承について、横須賀市の取り組みに注目し、戦争遺跡に関わる事業や「語り部」養成事業、それを活用した地元諸学校における教育実践を取り上げ検討した。
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戦争体験「語り」の継承とアーカイブ(10)―広島市「被爆体験伝承者」・長崎市「家族証言者」を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部編集委員会編『秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学』 ( 秋田大学教育文化学部 ) ( 78 ) 57 - 88 2023年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究の一端をまとめたものである。特に、2012(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」の山口恵司氏と2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「家族証言者」の大越富子氏による「語り」を取り上げ、検討した。
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戦争体験「語り」の継承とアーカイブ(9)―広島市「被爆体験伝承者」・長崎市「交流証言者」を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部編集委員会編『秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学』 ( 秋田大学教育文化学部 ) ( 77 ) 69 - 103 2022年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究の一端をまとめたものである。特に、2012(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」の佐々木佐久子氏と2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」の水谷遥氏のZoomによる「語り」を取り上げ、検討した。
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地域における継承的アーカイブと学習材としての活用(4)―昭和館を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要編集委員会編『秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部附属教職高度化センター ) ( 44 ) 1 - 13 2022年03月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
本研究は、「地域の継承的アーカイブと学習材としての活用」に関する研究 の一端をまとめたものである。特に本稿では、戦争遺物の学習材としての活用、そして戦争体験の「語り」の継承について、東京都の昭和館に注目し、昭和館の学校教育に関わる事業や「語り部」養成事業、そして昭和館を活用した地元小学校における教育実践を取り上げ検討した。
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地域における継承的アーカイブと学習材としての活用(3)―松代大本営地下壕を事例として―
外池智
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要編集委員会編『秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部附属教職高度化センター ) ( 43 ) 1 - 13 2021年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
本研究は、「地域の継承的アーカイブと学習材としての活用」に関する研究 の一端をまとめたものである。特に本稿では、戦争遺跡の学習材としての活用について、長野市の松代大本営地下壕の事例を取り上げた。
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歴史的思考における“根拠”と解釈の在り方
外池智
秋田大学教育文化学部附属小学校編『2023年度ホームページ版実践研究』(秋田大学教育文化学部附属小学校) ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 2024年03月
その他記事 単著
2023年度9月に附属小学校で実施された公開研究会の6年生の研究授業「調べて発見!~戦国の世の統一~」について検討した。工夫されていた点として、子ども達が基本的な歴史的事項を踏まえながら、話し合いを進めていた点と思考の可視化の2点、課題として、“根拠”とは何か、子どもの学習成果であるホワイトボードに記された内容の確認と共有化が不十分、歴史の時系列的流れの3点を指摘した。
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歴史学習の主体と因果関係的思考
外池智
秋田大学教育文化学部附属中学校編『令和5年度 研究紀要』 ( 秋田大学教育文化学部附属中学校 ) ( 91 ) 2024年03月
その他記事 単著
2023年度6月に附属中学校で実施された公開研究会の2年生の研究授業「『産業の発達と幕府政治の動き』-身近な郷土史を学ぶことによって、歴史の多面性に気付けるか-」について検討した。工夫されていた点として、論拠に基づいた思考と表現、ICTの活用、生徒自身が歴史を語っていた事の3点、課題として、前提の規定ついて、話し合いの視点、「なぜ」に対する結論の3点を指摘した。
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「問い」のまとめと「問い直し」の見直し
外池智
秋田大学教育文化学部附属中学校編『令和5年度 研究紀要』 ( 91 ) 2024年03月
その他記事 単著
2023年度11月に附属中学校で実施された公開研究会の2年生の研究授業「『武家政権の成立』-武家と朝廷との関係性に焦点化することで、生徒は武家政権の存立基盤に気付くことができるか-」について検討した。工夫されていた点として、ICTの活用、歴史教育における地図の活用、振り返りの場面における「見方・考え方」の活用の3点、課題として、社会構造的な視点の工夫、「問い直し」前でのまとめ、「問い直し」について明治時代まで実質的に継続した律令体制の視点の4点を指摘した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築(2) ―鹿児島県の特攻隊関連を事例として―
外池智
日本社会科教育学会第72回全国研究大会実行委員会編『日本社会科教育学会全国大会発表論文集』 ( 日本社会科教育学会 ) ( 19 ) 187 - 188 2023年10月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 単著
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2022(令和4)年度から取り組んでいる地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」では森河伸子氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」では堀田雄二氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争遺跡の活用について、鹿児島県南九州市知覧町や鹿屋市の事例を取り上げた。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築 ―横須賀市を事例として―
外池智
日本社会科教育学会第72回全国研究大会実行委員会編『日本社会科教育学会全国大会発表論文集』 ( 18 ) 139 - 140 2022年10月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 単著
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2022(令和4)年度から取り組んでいる地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」では山口恵司氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「家族証言者」では大越富子氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争遺跡の活用について、横須賀市の事例を取り上げた。
◆原著論文【 表示 / 非表示 】
◆総説・解説【 表示 / 非表示 】
◆⼤学,研究機関紀要【 表示 / 非表示 】
◆その他【 表示 / 非表示 】
Book(書籍) 【 表示 / 非表示 】
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社会科の「問題解決的な学習」とは何か
唐木清志、外池智、他11名 ( 担当: 分担執筆 )
東洋館出版社 2023年07月 ISBN: 978-4-491-05105-5
学術書
「問題解決的な学習」は、社会科(地理歴史科と公民科を含む)の中核に位置付く学習方
法である。本書は、社会科における「問題解決的な学習」の役割を執筆者が説明した上で、個性的な社会科授業論を論じている。担当部では、中学校歴史教育における問題解決学習を論じるとともに、2017(平成29)年度の秋田大学教育文化学部附属中学校での花岡事件を題材とした授業を報告した。 -
初等社会科教育の理論と実践―学びのレリバンスを求めて―
原田智仁、外池智、他26名 ( 担当: 分担執筆 )
教育情報出版 2022年09月
学術書
本書は、教員養成系学部学生を対象として、社会科の学びのレリバンスについて考え、実践できることを目的としている。担当部では、2018(平成30)年度の秋田大学教育文化学部附属小学校公開研究会での第4学年社会科における授業を報告した。
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命の教育-生きる力を培う-
井門正美、外池智、他18名 ( 担当: 分担執筆 )
NSK出版 2022年02月 ISBN: 978-4-921102-52-4
学術書
本書は、『北海道教育大学教職大学院「命の教育プロジェクト」 命の教育-命を大切にし、守る- DVD版』を加筆・修正し著書として刊行したものである。担当部では、平和教育における命の教育について、広島市の「平和教育プログラム」を事例にして検討した 。
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北海道教育大学教職大学院「命の教育プロジェクト」 命の教育
外池智 ( 担当: 共著 )
NSK出版 2020年03月
学術書
本書は、2016 (平成28)年度から取り組まれた北海道教育大学教職大学院「命の教育プロジェクト」に関わるこれまでの研究と実践についての論稿集としてまとめたものである。担当部では、平和教育における命の教育について、広島市の「平和教育プログラム」を事例にして検討した 。
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秋田県の戦争遺跡―次世代を担うあなたへ―
秋田県戦争遺跡研究会 ( 担当: 共編者 )
秋田文化出版 2020年02月 ISBN: 978-4-87022-590-9
学術書
本著は、秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、学習材としての視点からまとめたものである。2019年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は296件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県戦争遺跡研究会を組織し、県内の戦争遺跡を調査しまとめた。
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築
基盤研究(C)
研究期間: 2022年04月 - 2025年03月 代表者: 外池智
本研究では、戦後77年の月日が流れ、戦場・戦争体験者の減少の中、各地で進められている継承的アーカイブの試み、特に戦争遺跡の保存や戦争体験の「語り」の継承に注目し、その学校教育における活用について調査・分析し、その成果を踏まえて新たな教材を開発するとともに、具体的授業実践を提起したい。これまでの研究では、まず広島、長崎、沖縄の代表的事例を取り上げ、続いて注目される事例として、東京都国立市、千葉県館山市、長野県長野市を取り上げてきた。そして、今回の研究ではこうした研究を継承し、次に注目される地域として、戦争遺跡については神奈川県横須賀市、京都府舞鶴市、鹿児島県南九州市・瀬戸内町、そして戦争体験の「語り」の継承については東京都の昭和館としょうけい館や京都府の舞鶴・引揚語りの会、秋田県の土崎港被爆市民会議等を取り上げ、比較検討していきたい。さらに、それらを踏まえて、秋田県の土崎空襲・花岡事件を事例として取り上げ、学校教育における教材開発を試みるとともに、具体的な授業実践を提起していきたい。
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地域をつなぐ自省的な「歴史認識」形成のための実践的研究―東北地方を基軸に―
基盤研究(B)
研究期間: 2018年04月 - 2022年03月
本研究は、感情的な対立のなかで、隘路に陥りがちな日本と中国の間の「歴史認識」問題に対して、自省的な「歴史認識」を育成するための歴史教育プログラムをつくりだす事を目的としている。
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地域における継承的アーカイブと学習材としての活用
基盤研究(C)
研究期間: 2018年04月 - 2021年03月 代表者: 外池智
本研究では、戦後72年の月日が流れ、戦場・戦争体験者の減少の中、各地で進められている継承的アーカイブの試み、特に戦
争遺跡や戦争体験の「語り」の継承に注目し、その学校教育における活用について調査・分析し、その成果を踏まえて新たな教
材を開発するとともに、具体的授業実践を提起したい。筆者は、これまでの研究では主に広島、長崎、沖縄の事例を取り上げ、
研究を進めてきた。しかし、本研究ではそうした全国的に注目されてきた地域を踏まえて、次に注目されるべき地域として長野
県長野市松代や千葉県館山市・南房総市、東京都国立市等を取り上げ、比較検討していきたい。さらに、それを踏まえて、秋田
県の土崎空襲・花岡事件を事例として取り上げ、学校教育における教材開発を試みるとともに、具体的な授業実践を提起してい
きたい。 -
継承的アーカイブの活用と「次世代の平和教育」の構築
基盤研究(C)
研究期間: 2015年04月 - 2018年03月 代表者: 外池智
本研究では、戦後70年の月日が流れ、戦場・戦争体験者の減少の中、各地で進められている継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」のカリキュラムや教材、授業実践の調査・分析を批判的に検討し、その成果を踏まえて新たな教材を開発するとともに、具体的授業実践を提起したい。「次世代の平和教育」については以下詳述するとして、具体的には、まず全国の中でも先駆的な取り組みを展開する広島市をはじめ、長崎市や沖縄県を取り上げ、その実践を構成するカリキュラム、教材、授業実践の調査と分析を実施したい。さらに、それを踏まえて、秋田県の土崎空襲・花岡事件を具体的事例として取り上げ、学校教育における教材開発を試みるとともに、具体的な授業実践を提起していきたい。
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戦争体験「語り」の継承カリキュラムの開発と学習材としての活用
基盤研究(C)
研究期間: 2012年04月 - 2015年03月 代表者: 外池智
戦争体験の「語り」の継承やアーカイブは、「語り」による証言を何らかの媒体(文字、音声、映像等)でそのままアーカイブする場合とある特定の養成プログラムを経た方々に継承する試みが行われている。本研究では、特に後者に注目し、基本的な継承プログラムの内容構成の調査・分析を踏まえて、その特色を明らかにした。
受託研究受入実績 【 表示 / 非表示 】
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阿仁熊牧場体験学習事業
提供機関: 秋田県 一般受託研究
研究期間:
2016年07月-2017年02月阿仁熊牧場利活用推進策で提唱された「命の森・学ぶ森」としての活用を
推進するため、子供達への体験学習プログラムの充実を図る。
学会等発表 【 表示 / 非表示 】
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継承的アーカイブの現状と 学校教育での活用-秋田県を事例として―
外池智 [招待有り]
第41回(2024年)自由法曹団東北ブロック総会 (秋田温泉さとみ) 2024年01月 - 2024年01月 自由法曹団東北ブロック
本発表は、自由法曹団東北ブロック総会(秋田大会)における依頼講演である。「モノ」の継承としての戦争遺跡と「ヒト」の継承としての伝承者養成事業についてその類型的分析と調査委内容を報告したものである。特に戦争遺跡では、2022年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は342件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県内の戦跡調査を踏まえ、その代表的な事例を紹介した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築(2) ―鹿児島県の特攻隊関連を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第73回全国研究大会 (筑波大学・東京学芸大学) 2023年10月 - 2023年10月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2022(令和4)年度から取り組んでいる地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」では森河伸子氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」では堀田雄二氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争遺跡の活用について、鹿児島県の事例を取り上げた。
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地域における継承的アーカイブと学校教育での活用
外池智 [招待有り]
空襲・戦災を記録する会全国大会 (秋田大学) 2023年08月 - 2023年08月 空襲・戦災を記録する会
本発表は、空襲・戦災を記録する会全国大会(秋田大会)における基調講演である。「モノ」の継承としての戦争遺跡について、全国の戦争遺跡の文化財としての指定・登録の現状と秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、その類型的分析と調査委内容を報告したものである。2022年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は342件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県内の戦跡調査を踏まえ、その代表的な事例を紹介した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築 ―横須賀市を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第72回全国研究大会 (信州大学) 2022年10月 - 2022年10月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2022(令和4)年度から取り組んでいる地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」では山口恵司氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「家族証言者」では大越富子氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争遺跡の活用について、横須賀市の事例を取り上げた。
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課題研究Ⅰ 社会科教育では、地域からの戦争の事実をどう伝えるべきか
外池智 [招待有り]
日本社会科教育学会 第72回全国研究大会 (信州大学) 2022年10月 - 2022年10月 日本社会科教育学会
本課題研究では、戦争体験の聞き取り等これまでの平和教育や戦争学習において重要な存在であった戦争体験者の消滅が眼前に迎える状況の中、“地域”の視点を活かしつつ今後の学習をどう考えたらよいのかが主題であった。報告者として、西尾理氏(都留文科大学)、中山京子氏(帝京大学)、下地治人氏(琉球大学教育学部附属小学校)、さらに高橋健司氏(鳥取大学)からは関連するコメントが提示された。
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2020年09月-継続中
地理歴史科教育学
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2020年09月-継続中
ふるさと秋田のキャリア教育
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2020年09月-継続中
小・中・高連携の教科教育カリキュラムの開発Ⅰ
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2020年09月-継続中
初等社会科教育学B
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2020年09月-継続中
社会科教育学
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2024年04月-2025年03月人事委員会 (所属部局内委員会)
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2021年04月-2022年03月附属学校研究・研修委員会長 (所属部局内委員会)
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2020年04月-2023年03月附属小学校長 (センター・施設長)
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2020年04月-2022年03月附属学校経営会議委員副委員長 (所属学科・課程内委員会)
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2020年04月-2022年03月附属学校運営会議委員 (所属学科・課程内委員会)
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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秋田県NIE推進協議会
2021年04月-継続中会長
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日本社会科教育学会
2017年10月-2019年09月理事
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日本NIE学会
2012年04月-2013年03月第9回秋田大会事務局長
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日本NIE学会
2010年04月-2012年03月理事
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秋田県NIE推進協議会
2009年04月-継続中理事
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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空襲・戦災を記録する会全国大会
空襲・戦災を記録する会 空襲・戦災を記録する会全国大会 (秋田大学)
2024年08月 -
第41回(2024年)自由法曹団東北ブロック総会
自由法曹団東北ブロック 第41回(2024年)自由法曹団東北ブロック総会 (秋田温泉さとみ)
2024年01月 -
2023年度秋田県NIE研究会
秋田県NIE研究会 2022年度秋田県NIE研究会 (秋田魁新報社本社)
2023年11月 -
秋田県キャリア教育実践研究協議会
秋田県教育委員会 秋田県キャリア教育実践研究協議会
2023年10月 -
5年生親子活動
秋田大学教育文化学部附属小学校 5年生親子活動
2022年12月
メディア報道 【 表示 / 非表示 】
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Planet Wind
2024年01月
ドキュメンタリー映画
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秋田市で研究会 新聞活用へ理解深める 県内教員ら実践報告
2023年11月26日 ( 23頁 )
秋田魁新報
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現場 戦後78年 大学院生が学ぶ花岡事件 現地でふれる戦争の記憶
2023年10月06日
ABS秋田放送 news every
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県内では初開催 第53回 空襲・戦災を記録する会 秋田大会/秋田
2023年08月31日
秋田ケーブルテレビ
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証言や調査内容を発表 戦争の記憶を語り継ぐ
2023年08月26日
ABS秋田放送 news every サタデー