所属 |
大学院教育学研究科 教職実践専攻 |
生年 |
1959年 |
研究室住所 |
秋田市手形学園町1-1 |
研究室電話 |
018-889-2617 |
メールアドレス |
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長瀬 達也 (ナガセ タツヤ)
NAGASE Tatsuya
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研究等業績 【 表示 / 非表示 】
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戦前の地方図画教育進展に関する研究(1)-自由画掲載開始時における地方画家『伊藤弥太』と地方紙『秋田魁新報』の視点-
長瀬達也
美術教育学 ( 美術科教育学会 ) ( 44 ) 2023年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
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秋田県自由画教育の研究(10)-秋田県自由画教育の進展-
長瀬達也
美術科教育学会誌『美術教育』 ( 第36 ) 309 - 323 2015年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
本論では昭和3年(1928)4月に山本鼎と後藤福次郎が「全県小学校児童作品展覧会」のために秋田県を訪れた前後に,秋田県で発表された3つの図画教育関係の著作を分析,考察して,以下のことなどを確認した。
1.当時の秋田県では,図画教育の向上には教師自身が絵を描くこと,例えば「教員展」の開催,デッサンなどの「実技練習」,児童の参考作品の作成などが必要であるという意識が高まっていた。
2.著作者たちは,教師自身が絵を描くことが図画教育の向上につながるとする「六葉会」に参加していた。また,師範学校附属小学校の教師で,秋田県図画教育を主導する立場だった。
以上から,秋田県自由画教育は,次段階へ確実に進展していたと考えられる。 -
秋田県自由画教育の研究(9)-「全県小学校児童作品展覧会」と山本鼎たちの来県-
長瀬達也
美術科教育学会誌『美術教育』 35 353 - 367 2014年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
本論では,昭和3(1928)年4月29日から秋田県で開催され,山本鼎や後藤福次郎が審査員及び講演会講師として来県した「全県小学校作品展覧会」について,当時の地方紙や教育関係資料によって詳細に調査,分析し,以下のことなどを確認した。
1.秋田県の図画教育では当時も,山本の「自由画教育論」が受容されて,「自由画方法」が追究されていた。しかし,クロッキーを含むデッサンの教育を重視する山本や,「郷土化」を意図する後藤から見れば,まだ十分ではなかった。
2.山本や後藤の来県は,秋田県の図画教育や自由画教育の次段階への移行にとって,十分な刺激となった。
3.昭和3年4月の秋田県での講演から判断すると,当時の山本鼎は自由画教育を次段階に進展させようとする強い意欲を持っていた。 -
秋田県自由画教育の研究(8)-「全県図画研究会」以降から山本鼎来県まで-
長瀬達也
美術科教育学会誌 34 367 - 379 2013年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
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秋田県自由画教育の研究(7)-「全県図画研究会」における秋田県自由画教育の状況-
長瀬達也
美術科教育学会誌 ( 33 ) 329 - 341 2012年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
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秋田県教育を支える「造形教育」へ
長瀬達也
MZ|2020.06秋田 未来のための造形教育なんだ ( 開隆堂出版株式会社 ) 1 2 - 2 2020年06月
総説・解説(その他) 国内共著
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諸課題を乗り越えて
長瀬達也
平成30年度研究紀要 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 115 - 115 2018年11月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
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題材研究の有効性を示してくれる授業
長瀬達也
平成29年度 研究紀要 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 79 - 79 2018年03月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
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学生の実践的課題を融合化,連続化するプロジェクト型模擬授業の試み
「佐藤学」「神居隆」「長瀬達也」「成田雅樹」「田仲誠佑
日本教育大学協会研究年報 ( 日本教育大学協会年報編集委員会 ) 36 249 - 258 2018年03月
総説・解説(学術雑誌) 国内共著
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「対話」を基点にして,能動的に表現する子供を目指して
長瀬達也
平成28年度研究紀要 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 127 - 127 2016年11月
総説・解説(その他) 単著
平成28年度秋田大学教育文化学部附属小学校公開研究協議会の図画工作科公開授業では,子供の表したいことが「対話」によって高まっていたことなど確認している。
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放課後学習チューター事業の展開過程と分析のモデル化
姫野完治,長瀬達也,小松正武,浦野弘
秋田大学教育文化学部『教育実践研究紀要』 ( 26 ) 77 - 87 2004年04月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
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Z県の高等学校の美術科教員を対象にした1人1台端末の活用と課題などに関する予備調査
臼井 昭子, 登本 洋子, 長瀬 達也
日本教育工学会研究報告集 ( 一般社団法人 日本教育工学会 ) 2022 ( 2 ) 15 - 18 2022年06月
研究論文(その他学術会議資料等) 国内共著
<p>県立高等学校の1人1台端末の整備が完了しているZ県において,美術科教員を対象に端末の活用や課題に関する調査をおこなった.その結果,(1)Z県では学校の枠を超え美術科教員同士の情報共有ツールとしてGoogle Classroomを活用していた,(2)普通教室に比べ美術教室のWi-Fi環境は整っていない傾向がみられた,(3)教員個人で専門的なICT機器やソフトを準備するなど1人1台端末以外のデジタルツールで授業の充実を図る教員がいたことなどが確認された.</p>
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戦前の地方美術教育史に関する研究(1)ー自由画掲載に地方紙地方紙『秋田魁新報』と選者「伊藤弥太」の視線ー
長瀬達也
第44回美術科教育学会東京大会 大会概要・研究発表概要集 ( 第44回美術科教育学会東京大会実行委員会 ) 2022年03月
研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 単著
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研究ノート「秋田県自由画教育の研究」
長瀬達也
美術科教育学会通信 ( 美術科教育学会 ) ( 85 ) 17 - 18 2014年02月
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 単著
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「秋田県自由画教育」の作品の特徴などについて
長瀬達也
美術科教育学会美術教育史研究部会通信 ( 美術科教育学会美術教育史研究部 ) ( 38 ) 1 - 9 2012年02月
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 単著
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◆その他【 表示 / 非表示 】
Book(書籍) 【 表示 / 非表示 】
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つながる思い 図画工作 5・6下
佐々木達行,長瀬達也 他 ( 担当: 分担執筆 )
開隆堂出版株式会社 2023年04月
教科書・概説・概論
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わくわくするね ずがこうさく 1・2上
佐々木達行,長瀬達也 他 ( 担当: 共著 )
開隆堂出版株式会社 2023年04月
教科書・概説・概論
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みつけたよ ずがこうさく 1・2下
佐々木達行,長瀬達也 他 ( 担当: 共著 )
開隆堂出版株式会社 2023年04月
教科書・概説・概論
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できたらいいな 図画工作 3・4上
佐々木達行,長瀬達也 他 ( 担当: 分担執筆 )
開隆堂出版株式会社 2023年04月
教科書・概説・概論
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力を合わせて 図画工作 3・4下
佐々木達行,長瀬達也 他 ( 担当: 分担執筆 )
開隆堂出版株式会社 2023年04月
教科書・概説・概論
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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戦前の図画教育における小学校教員の美術的表現能力習得に関する研究
基盤研究(C)
研究期間: 2023年04月 - 2026年03月
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戦後日本の教員養成大学・学部における美術教育研究成果の解明
基盤研究(B)
研究期間: 2021年04月 - 2026年03月 代表者: 有田洋子
学会等発表 【 表示 / 非表示 】
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戦前の地方美術教育史に関する研究(1)-自由画掲載における地方紙『秋田魁新報』と選者「伊藤弥太」の視点-
長瀬達也
第44回美術科教育学会東京大会 (東京都 明治学院大学) 2022年02月 - 2022年02月 美術科教育学会
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秋田県自由画教育の展開に関する研究
長瀬達也
第50回大学美術教育学会 2011年09月 - 2011年09月
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「秋田県自由画教育運動の研究」の資料調査の成果と課題
長瀬達也
第30回美術科教育学会美術教育史部会 2008年03月 - 2008年03月
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秋田県自由画教育運動についての考察-湯沢尋常高等小学校図画作品から-
長瀬達也
第23回美術科教育学会美術教育史部会 2001年03月 - 2001年03月
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秋田県と自由画教育の出会い-自由画教育はどのように理解され 実践されたか-
長瀬達也
第34回大学美術教育学会 1995年10月 - 1995年10月
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2020年04月-2020年08月
初等図画工作科教育学A
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2020年04月-2020年08月
初等図画工作科教育学B
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2020年10月-2021年02月
美術科教育学
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2020年04月-2020年08月
美術科教育学演習Ⅰ
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2020年10月-2021年02月
初等図画工作Ⅴ
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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図画工作科教科書作成の校閲委員(令和6年度用教科書の校閲及び教師用指導書編集・執筆)
開隆堂出版株式会社
2020年12月-2022年03月 -
障害者を対象とした生涯学習講座
秋田県教育庁生涯学習課
2020年12月