Book(書籍) - 佐藤 猛
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西洋中世学会 ( 担当: 共著 )
丸善出版 2024年12月 ISBN: 978-4621310199
事典・辞書
西洋中世の歴史に関して歴史、商業、衣食住、信仰、文学、美術、建築、哲学、ジェンダー研究、さらには後世での受容までも含め解説し、学際的な構成を採る事典である。「百年戦争」の項目を執筆した。
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佐藤 猛, 林 武司, 臼木 智昭, 荒井 壮一, 大橋 純一 ( 担当: 共編者 )
秋田文化出版 2024年11月 ISBN: 978-4870226210
学術書
秋田大学教育文化学部地域文化学科の一年次向け必修科目「秋田学基礎」と「地域学基礎」の内容の一部について、授業担当者がそれぞれの専門分野に即して執筆した学術書。地元企業である秋田文化出版株式会社と連携して、共同で出版した。章・コラムともに6編から構成され、「自然と社会」と姉妹編である。
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佐藤 猛, 林 武司, 臼木 智昭, 荒井 壮一, 大橋 純一 ( 担当: 編者 )
秋田文化出版 2024年11月 ISBN: 978-4870226203
学術書
秋田大学教育文化学部地域文化学科の一年次向け必修科目「秋田学基礎」と「地域学基礎」の内容の一部について、授業担当者がそれぞれの専門分野に即して執筆した学術書。地元企業である秋田文化出版株式会社と連携して、共同で出版した。章・コラムともに7編から構成され、「文化と歴史」と姉妹編である。
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(共著編)行き交い、集う人々ー感染症×文系力ー
佐藤 猛、佐々木千佳、羽田 朝子、長谷川章 ( 担当: 共編者 )
秋田魁新報社 2023年07月 ISBN: 9784870204300
学術書
新型コロナウイルスが世界的に流行した2020年から三年にわたり、本学教育文化学部の人文系教員がペストなど古今東西の感染症とそれに伴う行動制限について思索を深め、秋田魁新報の文化欄において「感染症」「旅と移動」「集う人々」を連載してきた。
SNS(交流サイト)でも話題となったこの3つの連載に加筆修正を施すとともに、「はしがき」「あとがき」ならびに各部の「導入文」を新たに執筆作成して、一書ととして編集したものである。この中で編者を担当し、他3名の編者とともに「はしがき」と「導入文」を作成するとともに、「あとがき」を執筆した。
共著者としては、「ペスト大流行と英仏百年戦争」・「コロナ禍で立ち上がるジャンヌ・ダルク」・「英仏百年戦争と長い休戦」を担当した。 -
(共編著)ペストの古今東西~感染の恐怖、終息への祈り~
佐藤 猛,佐々木 千佳 ( 担当: 共編者 )
秋田文化出版 2022年09月 ISBN: 978-4-87022-605-0
単行本(一般書)
歴史上、最も恐れられてきた感染症の一つとして、ペスト禍について西欧と中国を中心に取り上げる。古今東西の人々が感染症に対して抱いた恐怖やその終息への願いを文学・歴史・美術の視点から考察した。はじめに――コロナ禍から古今東西のペストへと第1章「百年戦争下のパリと死に至る病」を執筆した。
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(共著)侠の歴史(西洋編下)
堀越宏一 ( 担当: 共著 )
清水書院 2020年08月 ISBN: 978-4-389-50125-9
学術書
14世紀中葉のフランスで、百年戦争の緒戦敗退の時期にパリ商人頭を務めたエティエンヌ・マルセルの生涯を、「游侠」の観点から論じた。
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佐藤 猛 ( 担当: 単著 )
中央公論新社 2020年03月 ISBN: 978-4-12-102582-1
学術書
百年戦争(1337~1453年)における戦闘と交渉の過程を、主戦場となったフランスにおける王と貴族そして王国住民の関係から再検討することで、百年戦争が何を遺したのかを究明する。著
明確な国境が存在しない時代において、百年戦争では誰と誰が争ったのかと、一見自明であるが未解明のままに付されている問いを追求した。公撰・私撰の年代記、英仏間の条約文書や書簡、フランス王の勅令、国王裁判所の記録といった多様な類型の史料を用いて、それらの文言の裏側にある戦争関係者の思惑にまで分け入りながら分析することで、戦争に向き合うフランスの王権と臣民の関係変化を明らかにした。
『史学雑誌』等の全国学会誌だけでなく、全国新聞紙2、地方新聞紙15、商業誌5、インターネット記事2、テレビ1で取り上げられた。 -
(単著)百年戦争期フランス国制史研究―王権・諸侯国・高等法院―
佐藤 猛 ( 担当: 単著 )
北海道大学出版会 2012年10月 ISBN: 978-4-8329-6772-4
学術書
百年戦争期のフランス王国において、王は多様な地域をどのように支配し、王国はいかにして統合されていったのかを解明することを目指した単著である。具体的には、王族を中心とした諸侯層および彼らの治めた諸侯国が王国統治の中で果たした役割とその国制上の意義を、親王領、王国諸地域、パリ、諸侯国という四つの観点から検討し、この結果、百年戦争のフランス王国においては諸侯権を軸とする多極的な統治原理が働いていたことを明らかにした。4つの全国学会誌において書評がなされた。