若有 保彦 (ワカアリ ヤスヒコ)

WAKAARI Yasuhiko

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所属

教育文化学部  学校教育課程  英語・理数教育講座  英語教育コース

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 英語教育

  • 教材分析

  • 教師教育

  • 日本の英語教育史

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 1993年04月
    -
    1998年03月

    都留文科大学   文学部   英文学科   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 2003年04月
    -
    2009年03月

    拓殖大学  言語教育研究科  言語教育学専攻  博士課程  単位取得満期退学

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 拓殖大学 -  博士(言語教育学)

  • エクセター大学(英国) -  教育学修士(Master of Education)

  • 拓殖大学 -  言語教育学修士

  • 都留文科大学 -  文学士

職務経歴(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2009年10月
    -
    継続中

    秋田大学   ■廃止組織■   教科教育学講座   准教授  

  • 2007年04月
    -
    2009年09月

    秋田大学   教育文化学部   学校教育課程   教科教育実践選修   教科教育学講座   講師  

 

研究等業績 【 表示 / 非表示

    ◆原著論文【 表示 / 非表示

  • 若林俊輔の英語教育論: 終期(東京外国語大学退官後)の特徴

    若有保彦

    東北英語教育学会研究紀要 ( 東北英語教育学会 )  ( 42 )   2022年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本稿は,若林の英語教育者としてのキャリア終期となる東京外国語大学退官後の論考に焦点をあて,この時期の英語教育論とその特徴を明らかにすることを目的に、英語教育雑誌及び英語雑誌,機関誌等の定期刊行物を調査した。調査の結果,終期に若林が関係した論考は105本に上り,年平均に換算した場合でもその前の時期と大きく変わらないペースで執筆を続けていたこと,また終期の特徴の一つとして,巨視的な視点からの発言を続けながらも,文法指導や音声指導,文字指導,語彙指導,フォニックス指導といった各指導分野の詳細なカリキュラムの構築に取り組んだ時期と位置づけられることを指摘した。

  • 若林俊輔の英語教育論: 後期(東京外国語大学時代)の特徴

    若有保彦

    東北英語教育学会研究紀要 ( 東北英語教育学会 )  ( 41 )   2021年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本稿は,若林の英語教育者としてのキャリア後期となる東京外国語大学時代の論考に焦点をあて,この時期の英語教育論とその特徴を明らかにすることを目的に、英語教育雑誌及び英語雑誌,機関誌等の定期刊行物を調査した。調査の結果,後期に若林が関係した論考は248本に上り,年平均に換算した場合でも中期と大きく変わらないペースで執筆を続けていたこと、また後期の特徴の一つとして,英語教育雑誌や英語雑誌以外で論考が掲載されるようになったことを指摘した。

  • 若林俊輔の英語教育論:初期(東京学芸大学着任前)の主張とその特徴

    若有保彦

    日本英語教育史研究   ( 34 ) 27 - 49   2019年05月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本論文は、1960年代から2000年代初頭にかけ日本を代表する英語教育学者として活躍した若林俊輔の論考のうち、そのキャリア初期(東京学芸大学着任前)に発表されたものを分析し、主張と特徴を明らかにしようとしたものである。分析の結果、若林の論考は初期の時点から様々な分野に関連していたこと、その中でも専門分野は「視聴覚的方法」及び「評価」、「リスニング」であったことが明らかになった。また初期の論考は巨視的と言うよりも微視的な視点からのものが多く、自身の実践経験と研究の知識を融合して読者の興味をかき立てる独特の表現技法も発展途上の段階にあったことを指摘した。

  • 語学教育研究所が提唱した英語授業の指導手順の変遷

    若有保彦

    英語   ( 39 ) 29 - 43   2019年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本稿は、英語中心の授業実践を長年行ってきた日本最古の英語教育研究団体である語学教育研究所が、1962年及び2008年に公式あるいはそれに準じる形で提唱した2つの指導手順を比較し、その変遷過程を考察したものである。考察の結果、後者の指導手順は大幅に簡素化されただけでなく、目標別の活動例やWarm-Upの指導段階が新たに設定されたことを明らかにした。さらに、Explanationの配列順序が変更されたこと、Review及びConsolidationにおける談話レベルの活動や後者の指導段階における書くことの基礎的な活動の提案がなされたことを指摘した。

  • 若手英語教師の成長過程―教師と生徒のインタラクションの分析を通して―

    若有保彦

    東北英語教育学会研究紀要   ( 38 ) 49 - 63   2018年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本研究は、新任英語教員が抱える教科指導の問題解決に向けた支援とその効果を検証した科研費プロジェクトの一環として行われたもので、2年間で6回撮影された授業における教員と生徒のインタラクションがどのように変化したのかを、改訂版CARES-EFLに基づいて量的に分析した。検証の結果、教師は1年目から授業を基本的に英語で行っており、生徒からのインタラクションに対応する姿勢を持っていた一方で、1年目と比較して2年目には教師による実質的なインタラクションの試みが平均で30%以上増加していること、教師―生徒間のインタラクションの成功率が平均で20%近く上昇していること、作業や活動の時間帯において、生徒からの質問や、教師から生徒個人へのインタラクションの試みが行われるようになったことが明らかになった。

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    ◆総説・解説【 表示 / 非表示

  • 英語教育 研究と実践

    若有保彦

    英語教育 ( 大修館書店 )  71 ( 11 ) 77 - 77   2023年01月

    総説・解説(商業誌)   単著

    本稿はJES Journal 第22号に掲載された柏木賀津子・山下佳世子・鈴木渉・北野ゆき・中田葉月による「エビデンスベーストの英語の読み書き―小学校外国語科を支える10回パッケージ」の概要を紹介したものである。この研究の意義が、エビデンスに基づいて英語の読みの指導段階を設定し、その指導効果を示したこと、10回パッケージの指導を日本の小学校で実践できるICT教材を開発した点にあることを指摘した。

  • 英語教育 研究と実践

    若有保彦

    英語教育 ( 大修館書店 )  71 ( 4 ) 76 - 76   2022年07月

    総説・解説(商業誌)   単著

    本稿はTELES Journal 第41号に掲載された村野井仁による「領域統合型のCLIL活動が英語学習者の異文化間能力の発達に与える効果」という論文の概要を紹介したものである。この研究の意義が、日本の英語教育環境において広く行われている指導過程でもCLIL的要素を持つ領域統合型の活動が実施できること、また領域統合型の英語授業を進めることで異文化間能力の柱となる知識・姿勢・技能の発達が促せることを示した点にあることを指摘した。

  • 英語教育 研究と実践

    若有保彦

    英語教育 ( 大修館書店 )  70 ( 11 ) 72 - 73   2022年01月

    総説・解説(商業誌)   単著

    本稿はJES Journal 第21号に掲載された山口美穂・巽徹による「Small Talkを実践した児童の発話パフォーマンスの変化と情意の関係」という論文の概要を紹介したものである。この論文が長期間の実践に基づいて行われた貴重な研究であることを指摘した。

  • 英語教育 研究と実践

    若有保彦

    英語教育 ( 大修館書店 )  70 ( 4 ) 70 - 71   2021年07月

    総説・解説(商業誌)   単著

    本稿はARELE 第31号に掲載された飯村英樹・髙波幸代による「「模倣音読」活動におけるパフォーマンスの変化」という論文の概要を紹介したものである。この論文が,模倣音読活動期間中のパフォーマンスの推移を明らかにした点が評価できること、またGIGAスクール構想で1人1台端末と高速インターネット環境が実現しつつあり、動画・音声ファイルを用いれば模倣音読活動は授業街でも取り組めるメリットがあることを指摘した。

  • 英語教育 研究と実践

    若有保彦

    英語教育 ( 大修館書店 )  69 ( 11 ) 90 - 91   2021年01月

    総説・解説(商業誌)   単著

    本稿はJES Journal 第20号に掲載された瀧本哲弘による「高学年児童に効果的な授業構成についての一考察」という論文の概要を紹介したものである。この論文が,いわゆる「普通」の公立小学校の児童を対象にしている点、また改訂型PPP授業とTBLT型授業を組み合わせた単元構成が,TBLT型授業のみの単元構成に比べ,重点項目の正確さ,流暢さの定着においてより効果的であり,また主体性の点で両者に差異がないことを示した点で興味深いものになっていることを指摘した。

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    ◆その他【 表示 / 非表示

  • 若林俊輔の英語教育論: 中期(東京学芸大学時代)の主張とその特徴

    若有保彦

    日本英語教育史研究 ( 日本英語教育史学会 )  ( 35 ) 47 - 75   2020年05月  [査読有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   単著

    本論文は、1960年代から2000年代初頭にかけ日本を代表する英語教育学者として活躍した若林俊輔の論考のうち、そのキャリア中期(東京学芸大学時代)に発表されたものを分析し、主張と特徴を明らかにしようとしたものである。分析の結果、中期に関係した論考が187本と初期に比べて大幅に増加したこと,中期の論考は教育課程・制度論や目的論,教材論など幅広い分野に及んでいること,主張や表現の過激さは読者を意識した意図的なものであった可能性が高いこと等を指摘した。

Book(書籍) 【 表示 / 非表示

  • Meet the World: English through Newspapers 2023

    若有保彦 ( 担当: 編者 )

    株式会社 成美堂  2023年01月 ISBN: 9784791972715

    『Meet the World: English through Newspapers 2022』の続編で、英字新聞を題材に、タスク及び教材開発の理論に基づいて作成した著作である。本書の対象である大学生に、現代社会の諸問題について考えさせると共に、コミュニケーション能力としての読解力の養成を目的としたもので、前作よりも海外の記事の割合を増やした。

  • 若林俊輔先生著作集⑤指導手順,授業研究,学習指導案,教材論他

    若林俊輔(著), 若有保彦(編) ( 担当: 編者 )

    一般財団法人語学教育研究所  2022年11月 ISBN: 9784991176425

    本稿は若林俊輔東京外国語大学名誉教授(1931-2002)が遺した膨大な数の論考から、『英語は「教わったように教えるな」』(2016, 研究社)等の単行本に収録されなかったもののうち、指導手順、授業研究、学習指導案、教材論等に関する記事をまとめたものである。

  • Meet the World: English through Newspapers 2022

    若有保彦 ( 担当: 編者 )

    株式会社 成美堂  2022年01月 ISBN: 9784791972517

    『Meet the World: English through Newspapers 2021』の続編で、英字新聞を題材に、タスク及び教材開発の理論に基づいて作成した著作である。本書の対象である大学生に、現代社会の諸問題について考えさせると共に、コミュニケーション能力としての読解力の養成を目的とした。前作のBefore reading 1を見直し、図や表からどのような情報が得られるのか,思考力及び判断力を育成出来るように配慮した。

  • 若林俊輔先生著作集④語法・文法指導,辞書指導,英文和訳講評他

    若林俊輔(著), 若有保彦(編) ( 担当: 編者 )

    一般財団法人語学教育研究所  2021年11月 ISBN: 9784991176418

    本稿は若林俊輔東京外国語大学名誉教授(1931-2002)が遺した膨大な数の論考から、『英語は「教わったように教えるな」』(2016, 研究社)等の単行本に収録されなかったもののうち、語法・文法指導、辞書指導、英文和訳講評、ワープロ・コンピューターの利用やその他の指導技術に関する記事をまとめたものである。

  • Sunshine English Course 1

    卯城祐司,中嶋洋一,西垣知佳子,深澤清治 他 ( 担当: 共著 )

    開隆堂  2021年02月 ISBN: 9784304080951

    教科書・概説・概論

    文部科学省検定済中学校外国語科用教科書。

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 地方の小規模校における教科指導ミドルリーダー養成モデルの構築

    基盤研究(C)

    研究期間:  2022年04月  -  2026年03月  代表者:  若有保彦

    本研究は、秋田県のように教員の高齢化が進行する地域において喫緊の課題となっているミドルリーダーの育成のうち、教科指導に焦点をあてたものである。本研究では、授業分析及び研究協議の分析、教員によるリフレクションの3つを主な研究方法とし、3年間(2022年度~2024年度)の授業研究を実施する。最終年度となる4年目(2025年度)は、授業改善の成果の検証と教員が求める支援のニーズ分析を通じて教科指導のミドルリーダー育成のプロセスを明らかにするとともに、その育成を支援するモデルの構築に取り組む。