研究等業績 - 原著論文 - 北島 正人
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自傷をやめることに同意しない外来事例のケース・フォーミュレーション
水野康弘,有木永子,北島正人,浅川けい,津川律子
日本心理臨床学研究 ( 日本心理臨床学会 ) 41 ( 5 ) 1 - 12 2023年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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乳幼児養育者の援助要請と相談行動に対する自他の認知との関連
三浦茉莉,北島正人,伊藤麻里
子育て研究 13 ( 1 ) 20 - 30 2023年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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私立広域通信制高校生徒の通信制高校選択に関わるストレス別に見た精神健康の関連要因
平部 正樹, 藤後 悦子, 藤城 有美子, 北島 正人, 藤本 昌樹, 竹橋 洋毅
日本公衆衛生雑誌 ( 日本公衆衛生学会 ) 2021年08月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
目的 私立広域通信制高校の生徒を対象に質問紙調査を行い,通信制高校選択に関わるストレスから生徒を分類し,そのタイプごとに精神健康度に関わる要因を抽出した。方法 私立A広域通信制高校の全国11キャンパスに所属する全生徒3,888人を対象とした。調査期間は2015年10月から2016年1月であった。クラスごとの一斉ホームルーム時に,担任教員が,調査票を直接配付・回収した。調査票は,基本項目,精神健康関連項目,ライフスキル項目から構成されていた。精神健康関連項目については,通信制高校入学前のストレス,入学後のストレス,通信制高校選択に関わるストレスについて,「学業」,「友人関係」,「教師との関係」,「部活動」,「学校行事」,「家庭環境」,「健康状態」,「バイト・仕事」の8領域から尋ねた。精神健康度を計る指標として,Kessler 6(以下,K6)を用いた。結果 2,424人からの有効回答を得た(回収率,62.3%)。通信制高校入学前と入学後のストレスの変化については,男女ともに,「バイト・仕事」領域以外で入学後にストレスが低下していた。通信制高校選択に関わるストレスの8領域の得点により大規模クラスタ分析を行った結果,6群が抽出された。各群におけるK6得点に関わる要因を抽出したところ,すべての群で健康状態が強く関わっていた。加えて,学業ストレス高群,友人関係ストレス高群,家庭・健康ストレス高群については,通信制高校選択の理由となったストレスが,入学後も精神健康度の低さに結びついていた。学校関連ストレス複合群については,友人関係に加え,家庭環境が精神健康度の低さと関連していた。全ストレス高群は,とりわけ学業との関連が強かった。ライフスキルについては,ストレスマネジメントスキルや意志決定スキルの高さが精神的健康度の高さと関わっていた。</p><p><b>結論</b> 通信制高校生徒の精神健康度の向上のためには,そのニーズを把握し,そのタイプに応じた支援を行うこと,その際にストレスへの対処と,ライフスキルを伸ばすことが重要であることが示された。今後,通信制高校生徒への支援実践につながることが期待される。
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放課後等デイサービス事業所における新型コロナウイルス感染症対策に関する質問紙調査
鈴木 徹, 小池 孝範, 北島 正人, 山﨑 義光
Journal of Inclusive Education ( 一般社団法人 アジアヒューマンサービス学会 ) 10 ( 0 ) 43 - 52 2021年08月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
本研究では、放課後等デイサービス事業所における新型コロナウイルス感染症対策の実態を把握することを目的とし、A市の放課後等デイサービス事業所を対象に、休校期間および休校期間明けの感染症対策に関する質問紙調査を実施した。その結果、殆どの施設で感染症対策を実施しており、そのことが職員の仕事量を増加させていたこと、感染症対策としては手指消毒や換気が多く、密にならない環境づくりは行えていないことなどが明らかになった。これらの結果を踏まえ、今後の放課後等デイサービス事業所における感染症対策の在り方に関して論じた。
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小中学校教師の長時間労働は離職意思につながるか-バーンアウトと対教師ストレス反応を媒介変数として-
奥村太一, 北島正人, 森慶輔, 宮下敏恵, 増井晃, 西村昭徳
学校メンタルヘルス ( 日本学校メンタルヘルス学会事務局 ) 22 ( 2 ) 150 - 161 2019年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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小中学校教師の長時間労働は離職意思につながるか―バーンアウトと対教師ストレス反応を媒介変数として―
奥村太一,北島正人,森慶輔,宮下敏恵,増井晃,西村昭徳
学校メンタルヘルス 22 ( 2 ) 1 - 12 2019年09月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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教師のバーンアウトに及ぼすストレス自己評価システムと研修会の効果の検討
宮下敏恵, 森慶輔, 西村昭徳, 奥村太一, 北島正人, 増井晃
学校メンタルヘルス ( 日本学校メンタルヘルス学会事務局 ) 22 ( 1 ) 120 - 132 2019年06月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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ロールシャッハ実施後に自殺関連行動を認めた大うつ病性障害患者のS-CONを中心とする特徴
水野 康弘 , 北島 正人 , 有木 永子 , 浅川 けい , 津川 律子
包括システムによる日本ロールシャッハ学会誌 21 ( 1 ) 43 - 49 2017年09月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自殺のリスク評価からみた包括システムによるロールシャッハ・テストのSuicide Constellation(自殺の可能性)と風景構成法との関連性-精神科患者76例を対象として
水野康弘, 有木永子, 浅川けい, 北島正人, 津川律子,張賢徳
臨床心理学 15 ( 6 ) 763 - 771 2015年11月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自殺のリスク評価からみた包括システムによるロールシャッハ・テストのSuicide Constellation(自殺の可能性)と風景構成法との関連性 精神科患者76例を対象として
水野康弘, 有木永子, 有木永子, 浅川けい, 北島正人, 北島正人, 津川律子, 津川律子, 張賢徳
臨床心理学 ( (株)金剛出版 ) 15 ( 6 ) 763 - 771 2015年11月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
総合病院精神科外来通院患者76例を対象に、包括システムによるロールシャッハ・テストのSuicide Constellation(S-CON:自殺の可能性)と風景構成法(Landscape Montage Technique:LMT)における構成および色との関連性について、自殺のリスク評価の視点から検討した。その結果、5つのLMTのアイテムの色がS-CONの下位変数と関連していた。具体的には、「地面」の色と「P<3」、「空」および「家の壁」の色と「MOR>3」、「人の頭部」の色と「es>EA」、「田」の色と「Col-Shd Bl>0」であった。これら5つのアイテムでS-CONの下位変数と関連していた色はすべて、通常は彩色にあまり使われないと考えられる「その他」の色であった。(著者抄録)
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日本版MBI-ESの作成と信頼性・妥当性の検証
奥村太一,森慶輔,宮下敏恵,西村昭徳,北島正人
心理学研究 2015年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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中学校教師におけるバーンアウト尺度の因子構造の検討
森慶輔, 西村昭徳, 宮下敏恵, 奥村太一, 北島正人
パーソナリティ研究 21 ( 3 ) 278 - 290 2013年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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小学校および中学校教師におけるバーンアウトの進行プロセスに関する縦断的研究
西村昭徳, 森慶輔, 宮下敏恵, 奥村太一, 北島正人
心理臨床学研究 31 ( 5 ) 769 - 779 2013年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自殺リスク評価から見たSDSとSCTの関連性 ―SDS_Q19とSCT刺激語「自殺」「死」に着目して―
有木永子, 水野康弘, 浅川けい, 北島正人, 津川律子, 張賢徳
臨床精神医学 42 ( 6 ) 797 - 803 2013年10月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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Suicide Constellation(S-CON)と文章完成法テスト(SCT)の「自殺」および「死」に関する記述の関連性
有木永子, 浅川けい, 北島正人, 津川律子, 張賢徳
包括システムによる日本ロールシャッハ学会誌 17 ( 1 ) 29 - 37 2013年08月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自殺リスク評価から見たSDSとSCTの関連性-SDS_Q19とSCT刺激語「自殺」「死」に着目して-
有木永子, 有木永子, 水野康弘, 浅川けい, 北島正人, 北島正人, 津川律子, 津川律子, 張賢徳
臨床精神医学 ( (株)アークメディア ) 42 ( 6 ) 797 - 803 2013年06月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
自殺リスク評価からみたツングによるうつ病の自己評価尺度(SDS)のQ19と文章完成法(SCT)の関連性があるのかを明らかにすることを目的に調査を行った。対象者はA総合病院精神科外来通院患者70名(男性31名、女性39名)であり、SDSとSCTを併せて実施した。検査時の主診断は、単極性うつ病37名、統合失調症9名、不安障害4名、双極性障害2名、適応障害2名、診断未確定6名、その他10名であった。結果はSDSのQ19とSCTの「自殺」の記述内容との間には関連性があった。SCTの「自殺」に肯定的・親和的な記述をした者は、SDSのQ19が3点・4点の高頻度で希死念慮を示すことが認められた。SDSのQ19については、2点を示したものであっても、SCTで自殺への両価的・葛藤的態度が確認でき、SDSのQ19に2点以上を示す者に対しては、自殺の危険因子があるとする必要性が示唆された。希死念慮については漠然と死ぬことを取り上げるよりも、より具体的に自殺について取り上げる必要があると考えられた。
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青年期における牛乳摂取習慣-パーソナリティ特性との関連から-
北島正人,平部正樹,藤城有美子,山極和佳,桑田有
心身健康科学 8 ( 2 ) 143 - 149 2012年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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青年期における牛乳摂取習慣—パーソナリティ特性との関連から—
北島 正人, 平部 正樹, 藤城 有美子, 山極 和佳, 桑田 有
心身健康科学 ( 日本心身健康科学会 ) 8 ( 2 ) 143 - 149 2012年 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
青年期における牛乳摂取状況とパーソナリティ特性との関連について検討した.大学生840人に対して無記名自記式質問紙を配布し,760人から回収 (回収率91.1%),うち,基準に該当する755人分を分析対象とした.牛乳が身近にある環境であるか否かと,摂取頻度3水準の組み合わせから,対象者の牛乳摂取状況を6群に分けた.本論では,牛乳が身近にある環境要因は共通しているにも関わらず,摂取頻度が大きく異なる「環境あり× 高頻度摂取」群と「環境あり× 低頻度摂取」群の2群で比較を行った.高頻度摂取群の健康行動では,食生活と歯の健康に気をつけている人が多かった.パーソナリティについては,主要5因子検査を用いて両群の比較を行ったところ,低頻度摂取群において協調性と勤勉性がより低いという傾向が見られた.望ましい健康習慣のひとつである牛乳摂取の維持・促進にあたっては,対象者のパーソナリティの違いを考慮に入れたアプローチの検討が有用であることが示唆された.
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SDS(Self-Rating Scale)の希死念慮得点とS-CONとの関連性についての検討
水野康弘,有木永子,浅川けい,北島正人,津川律子,張賢徳
包括システムによる日本ロールシャッハ学会誌 15 ( 1 ) 44 - 55 2011年04月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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高齢化地域におけるこころの健康
藤城有美子,平部正樹,山極和佳,北島正人,諸見秀太,陶山大輔,熊谷津賀子
人間総合科学 18 ( 1 ) 21 - 29 2010年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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精神科臨床サービスにおける臨床心理士の新人教育
津川律子,北島正人
精神科臨床サービス 5 ( 1 ) 67 - 70 2005年01月 [査読有り] [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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新人に何を教えるか,どう教えるか 第2章 臨床現場における新人教育-何をいかに教えるか 精神科臨床サービスにおける臨床心理士の新人教育
津川律子, 北島正人
精神科臨床サービス ( (株)星和書店 ) 5 ( 1 ) 67 - 70 2005年01月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
臨床心理士の卒前教育の現状についてふれ,臨床心理士の新人教育にあたって留意している点を5つ挙げた.それらは,(1)医療全体の流れを把握するよう促すこと,(2)心因に偏らないよう徹底させること,(3)臨床接遇の重要性,(4)閉じこもらないこと,(5)職業同一性を保持できるよう支えること,である(著者抄録)
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病院外来における自殺の危機介入
張賢徳,李一奉,中原理佳,北島正人
自殺予防と危機介入 24 ( 1 ) 3 - 9 2003年03月 [査読有り] [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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【危機介入-各々の立場・考え方から】病院外来における自殺の危機介入
張 賢徳, 李 一奉, 中原 理佳, 北島 正人
自殺予防と危機介入 ( (一社)日本自殺予防学会 ) 24 ( 1 ) 3 - 9 2003年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自律訓練法による介護援助とその問題
福山嘉綱,五艘香,末吉美佳,北島正人,中島節夫
自律訓練研究 19 ( 1・2 ) 46 - 50 2000年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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神経疾患患者の心理学的検討 (3)
加藤知也, 長谷川一子, 坂井文彦, 福山嘉綱, 末吉美佳, 北島正人
臨床神経学 ( (一社)日本神経学会 ) 40 ( 12 ) 1483 - 1483 2000年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自律訓練法による介護疲労軽減効果(第3報)
福山嘉綱,五艘香,青木佐奈枝,北島正人,末吉美佳,中島節夫
自律訓練研究 18 ( 2 ) 56 - 63 2000年08月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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【自律訓練法の新しい適用可能性・適用領域】自律訓練法による介護疲労軽減効果(第3報)
福山 嘉綱, 五艘 香, 青木 佐奈枝, 北島 正人, 末吉 美佳, 中島 節夫
自律訓練研究 ( 日本自律訓練学会 ) 18 ( 2 ) 56 - 63 2000年08月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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脳検診外来受診者における高次脳機能について
吉田芳子,大谷義夫,井澤志名野,小林一広,石川正博,村崎光邦,植松美穂,青木佐奈枝,北島正人,福山嘉綱
北里医学 30 ( 2 ) 77 - 82 2000年04月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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精神分裂病患者の体力と精神症状
白木原市次,坪内友美,白木原葉子,北島正人,鈴木牧彦
医療体育 18 ( 2 ) 67 - 73 1999年11月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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自律訓練法がセルフエフィカシーに及ぼす影響(第1報)
五艘香,青木佐奈枝,北島正人,末吉美佳,福山嘉綱,中島節夫
自律訓練研究 18 ( 1 ) 46 - 52 1999年09月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著