学会等発表 - 本谷 研
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診断型積雪分布モデルによる北海道における積雪水量分布の再現 -2023-24年冬季の積雪状況把握への適用-
本谷研,平島寛行,河島克久,佐野浩彬
雪氷研究大会(2024・長岡) (長岡市) 2024年09月 - 2024年09月
SSDMを北海道へ応用するための,標高・土地利用パラメータファイルの作成と入力気象データの入手・加工手法を新たに開発し,2023-24年冬季の積雪水量分布を再現した.2023-24年冬季は留萌周辺で平年に比べ多雪傾向と言われているが,計算結果から暑寒別岳東側の山間部の積雪が多いことが確かめられた.
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立山連峰を対象とした1kmメッシュスケールでのルーチン気象データによる積雪分布の再現
杉浦幸之助,本谷研
雪氷研究大会 (2023・郡山) 2023年09月 - 2023年09月
ルーチン気象データを入力とする診断型積雪分布モデル(SSDM: Motoya et al., 2001; 本谷, 2008)を用いて,立山黒部アルペンルートでの長期にわたる積雪データとを比較して,積雪の再現性について調べた
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積雪変質モデルを用いた屋根落雪危険度推定に向けた試み
平島寛行,河島克久,本谷研,佐野浩彬
雪氷研究大会(2023・郡山) 2023年09月 - 2023年09月
屋根雪に関連した事故としては家屋の倒壊や雪下ろし中の転落事故のほか、屋根からの落雪による埋没事故なども多数見られている。SNOWPACK では様々な積雪情報が出力されるが、現行の雪おろシグナルで発信している積雪重量の情報では、落雪の危険度を推定することは難しい。そこで本研究では、SNOWPACK で出力される積雪重量以外の計算結果と新聞記事から収集した落雪事故との比較を行い、落雪事故時における積雪の計算結果から落雪危険性の推定が可能となるか検討を行った。
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秋田県およびその周辺における2022-23 年冬季の積雪と雪氷災害の特徴
本谷 研
雪氷研究大会(2023・郡山) 2023年09月 - 2023年09月
2022-23年冬季の北日本日本海側では,断続的な寒気の流下に
より厳冬期は平年並みに低温だったものの,気温変動が大きく
雪解けが早い傾向となった.秋田県でも昨冬期ほどの大雪では
ないものの平年並みの降雪量があり,冬の始まり(12 月から翌1月初め)は低温傾向だったものの,1 月下旬から2 月に入ると降雪は一段落し,3月になると気温がかなり高くなった.このため,急速に雪解けが進んだ.こうした2022-23 年冬季の積雪の推移と分布傾向について,ルーチン気象データと診断型積雪水量分布モデルや気象資料により特徴をまとめたほか,秋田県内の雪に関する被害状況と積雪変化や融雪量,降雨量との関連についてもモデルを応用して調べた -
東北6県周辺における 2021-22 年冬季の降積雪の特徴
本谷 研
2022年度(公社)日本雪氷学会東北支部研究発表会 (オンライン) 2022年05月 - 2022年05月 (公社)日本雪氷学会東北支部
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東北6県における2020-21年冬季の降積雪の特徴
本谷研
2021年度(公社)日本雪氷学会東北支部研究発表会 2021年05月 - 2021年05月
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東北6県における2018-19年冬季の降積雪の特徴
東北6県における2018-19年冬季の降積雪の特徴
雪氷学会東北支部2019年度研究大会 (秋田カレッジプラザ) 2019年05月 - 2019年05月
よく知られているように降積雪現象は空間的にも時間的にも変動が大きい自然現象で,いわゆる雪国であっても積雪量の年々変動は極めて大きい.例えば東北の秋田県付近に注目すると,平成 18 年豪雪で県央・県北で大雪になった以降しばらく暖冬・寡雪の気候が続いたのち 2010-11 から 2014-15 年冬季まで 5 冬季連続で雪が多い傾向が続いた.その後,2015-16 年冬季は全国的な暖冬で暖冬・寡雪傾向となったが,2016-17 年冬季は山間部での積雪はやや少ないものの,東北地方日本海側の多くで平年並みの積雪となった.続く 2017-18年冬季は強い寒気の流下が頻発するとともにラニーニャ傾向によるものか低気圧の発生・発達が多く,東北地方日本海側では沿岸・平地も含め多雪となった. しかし,2018-19 年冬季は暖冬傾向で多くの地域で降雪量も平年を下回ったが,秋田県南内陸部などでは降水量は平年よりやや多く,平年以上の積雪量であった.こうした 2018-19年冬季の降積雪の推移と分布傾向について,ルーチン気象データと診断型積雪水量分布モデルや気象資料により考察したので紹介する.
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秋田県及びその周辺の2017-18年冬季における積雪水量分布の特徴について
本谷 研,小杉健二,安達聖
雪氷研究大会(2018・札幌) (北海道科学大学) 2018年09月 - 2018年09月 公益社団法人 日本雪氷学会
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積雪深データと診断型積雪モデルによる秋田県内積雪観測アメダスにおける全層積雪密度の季節変化の解析
本谷 研,河島克久,松元高峰,伊豫部勉
日本気象学会2017年度秋季大会 2017年10月 - 2017年11月
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秋田県における雪氷災害について
本谷 研
日本気象学会東北支部気象講演会~激甚化する気象災害に備えて~ (秋田大学60周年記念ホール) 2017年10月 - 2017年10月 日本気象学会東北支部、秋田地方気象台
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鳥海山の雪のはなし
本谷 研
鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会ガイド養成講座 2017年09月 - 2017年09月 鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会
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簡素な積雪水量モデルを応用したrain-on-snowイベントの検出
本谷 研
雪氷研究大会(2016・名古屋) (名古屋大学) 2016年09月 - 2016年10月 公益社団法人 日本雪氷学会
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ルーチン積雪深データと積雪水量モデルを応用した全層積雪密度推定手法
本谷 研,河島克久,伊豫部勉
雪氷研究大会(2016・名古屋) (名古屋大学) 2016年09月 - 2016年10月 公益社団法人 日本雪氷学会
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鳥海山の雪のはなし
本谷研
鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会ガイド養成講座 2015年10月 - 2015年10月
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東北地方における2014-15年冬季初頭の急激な積雪増加について
本谷 研
雪氷研究大会(2015・松本) 2015年09月 - 2015年09月
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流域積雪水量・流出量・河川水温の季節変化
本谷 研,近藤純正
水文・水資源学会1997年研究発表会(松山) 1997年08月 - 1997年08月