研究等業績 - その他 - 小玉 鮎人
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秋田県の地域在住高齢者の社会的フレイルに影響を与える要因について
小玉 鮎人, 大竹 絵美子, 小玉 弘之, 大田 秀隆
日本サルコペニア・フレイル学会雑誌 ( (一社)日本サルコペニア・フレイル学会 ) 7 ( Suppl. ) 203 - 203 2023年10月
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秋田県の地域在住高齢者の社会的フレイルに影響を与える要因について
小玉 鮎人, 大竹 絵美子, 小玉 弘之, 大田 秀隆
日本サルコペニア・フレイル学会雑誌 ( (一社)日本サルコペニア・フレイル学会 ) 7 ( Suppl. ) 203 - 203 2023年10月
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【多職種による多面的なサルコペニア・フレイル対策】身体的フレイル対策としての作業療法アプローチ
久米 裕, 小玉 鮎人
日本サルコペニア・フレイル学会雑誌 ( (一社)日本サルコペニア・フレイル学会 ) 7 ( 1 ) 53 - 56 2023年06月
高齢化が先進する地域におけるフレイル対策のための予防・介入法の確立は喫緊の課題である。その社会的背景のなかで,リハビリテーション専門職は地域の実情に応じた身体的フレイル対策へ積極的に参画することが期待されている。しかしながら,その対象となる地域の社会文化的環境は多種多様であり,多職種による多面的なフレイル対策が求められている。われわれは,身体的フレイル対策における作業療法アプローチとして,日常の活動と休息のパターンに着目した生活リズムという視点から多職種連携支援を展開してきた。身体的フレイルやその他の機能障害が併存している高齢者では,規則的な活動や休息を自らうまく構築できるように周囲が支援する必要がある。本稿では,ウェアラブル端末から得られた予備的知見を示すとともに,身体的フレイルにおける生活リズムの特徴と多職種連携支援への応用について概説する。(著者抄録)
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地域在住高齢者に対する予防的作業療法について
小玉 鮎人
秋田作業療法学研究 ( (一社)秋田県作業療法士会 ) 27 13 - 18 2023年
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Kazawa K.
BMC Geriatrics ( BMC Geriatrics ) 22 ( 1 ) 2022年12月
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ロバストからプレフレイルへの移行に関連する予測因子について
小玉 鮎人, 菅原 薫, 高橋 智子, 小野 剛, 大田 秀隆
日本老年医学会雑誌 ( (一社)日本老年医学会 ) 59 ( 4 ) 574 - 574 2022年10月
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秋田県における認知症地域支援推進員の効率的な事業展開に向けた検討
清水 辰徳, 小玉 鮎人, 菅原 薫, 浅野 真理子, 奥田 佑道, 大田 秀隆
日本老年医学会雑誌 ( (一社)日本老年医学会 ) 59 ( 4 ) 543 - 550 2022年10月
目的:認知症地域支援推進員の効率的な事業展開に向けて必要なことを検討する.方法:当センターがある秋田県において,25市町村の認知症地域支援推進員を対象に活動の現状を把握し,事業を効率的に展開するためにはどういったことが必要かを検討するための簡易アンケート調査を行った.結果:第一に認知症支援推進員の存在を地域住民に認知されていないことが判明し,その存在や活動を周知するような機会が必要であることが明らかになった.また推進員同士の情報共有や認知症の支援体制を構築するための社会資源を把握するツールなどが不足していることも明らかになった.また連携の面では,初期集中支援チームや疾患医療センターとの連携はとれているものの,認知症サポーターとの連携が不十分であることが判明した.さらに推進員の大きな役割である認知症ケアパスの作成や活動にはあまり関与しない実態が見えてきた.結論:今回の結果より,事業を効率的に展開するためのポイントとして,1.地域住民に対する認知症地域推進員を周知するための情報発信,2.認知症サポーターや民生委員との連携づくり,3.社会資源マップの作成やその把握,認知症ケアパスの有効活用,4.地域支援推進員が兼務しなくてよい労働環境の整備,5.認知症施策全体を理解するための学習の場づくり,の以上5点を提案する.(著者抄録)
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COVID-19拡大禍における地域在住高齢者の身体機能と生活行為に関する不自由感の縦断的研究
小玉 鮎人, 石川 隆志
日本作業療法学会抄録集 ( (一社)日本作業療法士協会 ) 56回 OJ - 2 2022年09月
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当院における高齢者非小細胞肺癌に対するニボルマブの効果
奥田 佑道, 浅野 真理子, 佐藤 一洋, 熊谷 奈保, 坂本 祥, 竹田 正秀, 小玉 鮎人, 大田 秀隆, 中山 勝敏
日本老年医学会雑誌 ( (一社)日本老年医学会 ) 59 ( Suppl. ) 150 - 150 2022年05月
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Kodama A.
International Journal of Environmental Research and Public Health ( International Journal of Environmental Research and Public Health ) 19 ( 7 ) 2022年04月
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Word Memory was Related to Walking Speed Change in a Pre-Frailty One-Year Follow-Up Survey
Kodama A.
International Journal of Gerontology ( International Journal of Gerontology ) 16 ( 2 ) 153 - 154 2022年04月
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Dasatinib plus quercetin attenuates some frailty characteristics in SAMP10 mice
Ota H.
Scientific reports ( Scientific reports ) 12 ( 1 ) 2022年02月
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秋田県在宅高齢者の緊急事態宣言による日常生活変化に影響を与える要因について
小玉 鮎人, 菅原 薫, 久米 裕, 高橋 智子, 小野 剛, 大田 秀隆
日本老年医学会雑誌 ( (一社)日本老年医学会 ) 59 ( 1 ) 58 - 66 2022年01月
本研究の目的は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止による緊急事態宣言(緊急宣言)が地域在住高齢者の日常生活変化に与えた影響について明らかにすることである.秋田県内の地域在住高齢者506名(2019年度:332名,2020年度:174名)に対して,通常歩行速度(Usual Walking Speed;UWS),握力,National Center for Geriatrics and Gerontology Functional Assessment Tool(NCGG-FAT)による認知機能,Geriatrics Depression Scale-15(GDS-15),基本チェックリストについて評価した.また緊急宣言後の対象者に対して,COVID-19感染拡大が日常生活へ与えた影響(交流,外出,運動,睡眠の減少)に関する5項目のアンケート調査(COVID-19アンケート調査)を行った.予想に反し,緊急宣言後が緊急宣言前よりもUWSにおいて有意に高値を示し,他の項目に関しても有意差は認められなかった.アンケート調査結果と心身機能評価との相関分析の結果,「睡眠時間減少の有り」とGDS-15(rs=0.200,p=0.019),COVID-19アンケート調査の該当合計数とBMI(rs=0.282,p=0.001)との間に有意な正の相関が認められた.以上により,本研究はさらに詳細な長期にわたる追跡調査が必要であるものの,感染者数の少ない秋田県の高齢者に心身機能の低下は明らかではなかった可能性がある.またそういった地域であっても,高齢者に対する自粛生活の影響として,うつと睡眠,もしくは自粛による日常生活の変化と肥満に有意な関連がある可能性が示唆され,今後感染者数や大都市と地域の違いなども考慮に入れた解析が必要と考える.(著者抄録)
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Kodama A.
International Journal of Environmental Research and Public Health ( International Journal of Environmental Research and Public Health ) 19 ( 2 ) 2022年01月
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Kodama A.
Nihon Ronen Igakkai zasshi. Japanese journal of geriatrics ( Nihon Ronen Igakkai zasshi. Japanese journal of geriatrics ) 59 ( 1 ) 58 - 66 2022年
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地域高齢者における身体活動強度と身体機能との関連性 健常高齢者とプレフレイル高齢者との比較
大竹 絵美子, 小玉 鮎人
秋田作業療法学研究 ( (一社)秋田県作業療法士会 ) 26 27 - 34 2022年
地域在住高齢者35名(男性19名,女性16名)を対象として,身体機能評価,ライフコーダを用いた身体活動強度別評価,J-CHS基準を用いたフレイル評価を行い,関連性について検討した.その結果,女性ではJ-CHS基準に該当項目がないロバスト群が有意に多く,1-2項目該当するプレフレイル群よりも下肢機能が有意に良好であった.またロバスト群が軽度,中等度以上身体活動強度に費やす時間が長かったのに対し,プレフレイル群では座位活動身体活動強度に費やす時間が長く,片足立位と軽度(rs=0.730,p<0.001),中等度以上身体活動強度時間(rs=0.792,p<0.001)に正の相関が認められ,10m歩行と中等度以上身体活動強度時間とは負の相関が認められた(rs=-0.479,p<0.05).フレイルへの移行を予防するためには座位活動以上の身体活動を家庭の中で日常的に行うことが重要である.(著者抄録)
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新型コロナウィルス感染症拡大による認知症ケアに携わる者への影響
加澤 佳奈, 小玉 鮎人, 菅原 薫, 林 幹雄, 大田 秀隆, 孫 大輔, 石井 伸弥
Dementia Japan ( (一社)日本認知症学会 ) 35 ( 4 ) 641 - 641 2021年10月
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ドライブレコーダーを用いた実車評価と心身機能評価との関連からみた地域在住高齢者の自動車運転の特徴
田中 祐太, 久米 裕, 小玉 鮎人
日本作業療法学会抄録集 ( (一社)日本作業療法士協会 ) 55回 OJ - 11 2021年09月
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プレフレイルを有する地域在住高齢者における身体活動量と身体機能との関連性
菅原 絵美子, 小玉 鮎人
日本作業療法学会抄録集 ( (一社)日本作業療法士協会 ) 55回 PJ - 06 2021年09月
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Kodama A.
Nihon Ronen Igakkai zasshi. Japanese journal of geriatrics ( Nihon Ronen Igakkai zasshi. Japanese journal of geriatrics ) 58 ( 2 ) 266 - 271 2021年
<p>本研究の目的は,認知症初期集中支援チーム構成員を対象としたアンケート調査を実施し,秋田県内における認知症初期集中支援チームの活動動向を明らかにするとともに,今後の事業のさらなる効率的な推進に寄与すべく要因を明らかにすることである.県内の認知症初期集中支援チーム構成員46名を対象として,合計10項目からなるアンケート調査を実施した.その結果,認知症地域支援推進員や認知症疾患医療センターとの連携体制は概ね確立されているものの,居宅訪問を含めたかかりつけ医との連携が不十分であることが問題点として挙げられた.また,これまでも認知症初期集中支援チームにおける課題として取り上げられている認知症者の早期発見に対しては,この支援チームの存在を知ってもらうための地域住民に向けた周知・啓発や支援チームの介入のために本人ばかりでなく,ご家族との信頼関係の構築が重要であることが示唆された.</p>