所属 |
教育文化学部 学校教育課程 英語・理数教育講座 理数教育コース |
生年 |
1987年 |
研究室住所 |
秋田県秋田市手形学園町1番1号 |
研究室電話 |
018-889-2532 |
メールアドレス |
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加藤 慎一 (カトウ シンイチ)
KATO Shinichi
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職務経歴(学外) 【 表示 / 非表示 】
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2022年10月-継続中
放送大学 非常勤講師(面接授業担当)
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2020年04月-2020年09月
奈良教育大学 教育学部 非常勤講師
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2018年04月-2020年06月
奈良佐保短期大学 地域こども学科 講師
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2013年04月-2018年03月
筑波大学附属聴覚特別支援学校 高等部普通科 教諭
学会(学術団体)・委員会 【 表示 / 非表示 】
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2010年07月-継続中
日本国
日本数学教育学会
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2013年06月-継続中
日本国
日本科学教育学会
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2016年11月-継続中
日本国
日本教育工学会
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2013年07月-継続中
日本国
日本特殊教育学会
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2018年04月-継続中
日本国
全国数学教育学会
研究等業績 【 表示 / 非表示 】
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数学の授業過程における創造的な活動の具現化に関する事例的考察:生徒における数学的な推論に光をあてて
加藤 慎一, 森本 明
東北数学教育学会誌 ( 東北数学教育学会 ) 0 ( 53 ) 53 - 64 2022年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
本稿では,数学的な推論,特にPeirceが提唱するリトロダクションが,数学の授業過程における創造的な活動の具現化に,どのような影響をもたらすかについて,高等学校数学科における教材を事例として取り上げ,考察し,その一端を明らかにすることを目的とする。そのために,本稿では,次の2つを観点とする枠組みを導出した;①生徒における数学的概念を覆す,あるいは生徒における予想を覆すような文脈や状況になっているか,②数学的な見方・考え方を発動し,深い学びを創出する契機になることが期待されるか。その上で,高等学校数学科における関数教材を事例として取り上げ,考察を行った。考察からは,次の3つの示唆を得た。①生徒が能動的に問題にかかわり,生徒自ら問いを創出する契機になる,②答えを得ることに終始するのではなく,根拠をもとにしてある事柄や関係が正しいかどうかを説明する契機になる,③数学の授業過程に,領域横断的な学び,あるいは教科横断的な学びを創出する契機になる。
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数学の授業過程に数学的なプロセスを創出する教師の役割に関する省察:授業における教師の「聞くという行為」に着目して
加藤 慎一, 森本 明
東北数学教育学会誌 ( 東北数学教育学会 ) 0 ( 52 ) 14 - 26 2021年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
本研究は,授業前に構想し想定した数学的活動を,教師が授業における教材を介した生徒とのかかわりを通して,生徒の学びの事実に即してリデザインしてその後の授業を展開し,数学的なプロセスを創出する教師の役割について,高等学校数学科の授業を事例として省察する試みである。本稿では,教師における「聞くという行為」が生徒の学びの事実に即した数学的活動のリデザインにどのような影響をもたらしているかについて,その一端を明らかにすることを目的とする。そのために,高等学校の生徒10 名を対象にした高等学校数学科の「図形と方程式」「三角関数」の授業を事例として,教師における「聞くという行為」が生徒の学びの事実に即した数学的活動のリデザインにどのような影響をもたらしているかについて省察した。省察から,教師における「聞くという行為」が,生徒が問題の置かれている文脈と状況にかかわり,それらを既習の数学と結びつけて問題を解決する過程に内在された生徒のアイデアを掘り起こし,その後の授業の展開に顕在化する契機となっていて,それは同時に生徒の学びの事実の新たな一端を教師が発見する契機となっていることが示唆される。その結果として,授業前に構想し想定した数学的活動を,教師は生徒の学びの事実に即してリデザインして授業を展開することで,数学的なプロセスを創出することにかかわっている。
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数学的なプロセスを重視した授業の構想と展開についての事例研究:高等学校数学科「三角関数」を事例として
加藤 慎一,森本 明
東北数学教育学会誌 ( 51 ) 17 - 26 2020年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
算数数学の授業を通して,児童生徒の数学的に考える資質・能力をはぐくむことが求められている。そのためには,算数数学科ならではの内容とプロセスの両面の視点から,算数数学の授業を構想し展開することが必要かつ重要である。そのために,本研究では,数学的なプロセスに光を当てて,数学的なプロセスを重視した授業の構想と展開について,高等学校数学科「三角関数」を事例として省察する試みである。本稿では,数学的なプロセスを重視した授業の構想と展開が生徒における数学的活動の質にどのような影響をもたらしているか,その省察の過程ならびにその成果と課題を報告する。
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思考の反覆を促進するICT活用に関する基礎的研究:関数的な見方・考え方を生かした問題発見・解決過程に焦点をあてて
加藤 慎一,森本 明,江森 英世,杜 威
東北数学教育学会誌 ( 50 ) 63 - 72 2019年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
ICT活用が,思考の反覆に伴う困難の克服を支え,いかに促進しうるか。本稿は,この研究課題の解決に向けた基礎的研究である。本研究では,関数的な見方・考え方をはぐくむ算数科の授業づくりに焦点をあてて,思考の反覆を促進するためのICT活用について考察する。本稿では,関数的な見方・考え方を生かした問題発見・解決過程において,行為の過程や結果を振り返るためのICT活用の効果について,教師をめざす学生を対象にして行った授業をもとに収集した資料で考察を行った。本稿では,その考察の過程ならびに成果と課題について報告する。
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「探究的な学び」の実践事例 命題が成り立つ条件について統合的・発展的に考察しよう
加藤 慎一
教育科学/数学教育 ( 明治図書出版株式会社 ) 64 ( 11 ) 60 - 65 2023年10月
総説・解説(商業誌) 単著
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本実践・研究から見えてくること 数学的に推論することを重視した小学校算数科の授業デザイン
加藤 慎一
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要第45号 別冊 秋田大学教育文化学部附属小学校令和4年度研究のまとめ 1 - 1 2023年03月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
附属小学校で実践されたわり算の授業について,「数学的に推論することを重視した算数授業」の視点からまとめた。
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本実践・研究から見えてくること 統計的探究プロセスを重視した中学校数学科の授業デザイン
加藤 慎一
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要第45号別冊 附属中学校令和4年度研究報告 ( 90 ) 156 - 156 2023年03月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
附属中学校で実践された「データの活用」領域の授業について,「統計的探究プロセスを重視した数学授業」の視点からまとめた。
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本実践・研究から見えてくること 認知的葛藤を誘発する算数授業
加藤慎一
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要第44号 別冊 秋田大学教育文化学部附属小学校令和3年度研究のまとめ 1 - 1 2022年03月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
附属小学校で実践されたわり算の授業について,「認知的葛藤を誘発する算数授業」の視点からまとめた。
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本実践・研究から見えてくること 関数的な見方・考え方を働かせて図形の性質の理解を広げ深める数学授業
加藤慎一
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要第44号別冊 附属中学校令和3年度研究報告 ( 89 ) 151 - 151 2022年03月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
附属中学校で実践された「図形」領域の授業について,「関数的な見方・考え方を働かせて図形の性質の理解を広げ深める数学授業」の視点からまとめた。
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Kato S.
Proceedings of the Asian Technology Conference in Mathematics ( Mathematics and Technology, LLC ) 366 - 375 2021年12月 [査読有り]
研究論文(国際会議プロシーディングス) 単著
The purpose of this study was to develop teaching materials for 6th-grade elementary school students in Japan, focusing on retroductive inference, to develop their statistical thinking and explain its use. Recently, MEXT (Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology) has made “Programming Education” compulsory at elementary schools in Japan. The purpose of “Programming Education” in Japan is to develop the programming thinking of students based on their computational thinking and enhance their academic ability in teaching and learning a particular subject, rather than learn coding. However, few studies have been conducted on the development of programming thinking based on computational thinking, for enhancing the academic ability of students. “Retroduction” is effective in promoting computational thinking. Also, the development of mathematical and computational thinking is interacted by one another. Therefore, we developed a teaching material to enable the students to engage in retroductive inference. A context and situation setting were provided to them to make retroductive inferences. The results indicated that it seems reasonable to assume that the teaching material promoted their computational thinking and developed their statistical thinking by creating phases for retroductive inferences.
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関数の考えを活用した統合的・発展的に考察する力の評価ー数学科教員をめざす大学生を対象としてー
加藤 慎一,江森 英世,森本 明
大谷大学教職支援センター研究紀要 ( 16 ) 39 - 56 2023年09月
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
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数学的モデル化過程を重視した数学授業の考察:高等学校数学科「三角関数」を事例として
中村 東,加藤 慎一
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 ( 45 ) 63 - 70 2023年03月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
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関数の考えを活用した統合的・発展的に考察する力の評価に関する研究方法の検討−「図形」領域に焦点をあてて−
加藤慎一,江森英世,森本明
大谷大学教職支援センター研究紀要 ( 15 ) 30 - 39 2022年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
本研究では、教師自身の統合的・発展的に考察する力の育成を考えるという課題を解決するために、統合的・発展的な考察に重要な役割を果たす関数の考え(中島,1981)に光をあてて、統合的・発展的に考察することにおける教師および教師をめざす学生が抱える課題を明らかにし、その課題の解決を図る研究方法論について考察する。本稿の目的は、統合的・発展的に考察することにおける教師および教師をめざす学生が抱える課題を明らかにするために、どのような調査問題を設定し、その調査で得られた資料をどのように評価すればよいかという、研究方法についての検討を行うことである。
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教師をめざす学生における数学的コミュニケーション能力の測定ー数量の関係を表す絵や図、式、線分図に焦点をあててー
加藤 慎一,江森 英世,森本 明
大谷大学教職支援センター研究紀要 ( 13 ) 1 - 27 2021年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
本稿では,数学的コミュニケーション能力の測定に関する基礎的な研究として,教師をめざす学生を対象にして,加藤・江森・森本(2020)によって提案されている数学的コミュニケーション能力を測定するための評価枠組みを用いて,学生の数学的コミュニケーション能力を測定し,個々人が抱える課題を明らかにすることを目的とする。学生の数学的コミュニケーション能力を点数化し、個々人が抱える課題の一端を明らかにしたことが本稿の成果である。
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教師をめざす学生における数学的コミュニケーション能力の測定に向けた評価枠組みの構築―数量の関係を表す絵や図、式、線分図に焦点をあてて―
加藤 慎一,江森 英世,森本 明
大谷大学初等教育学会研究紀要 ( 2 ) 46 - 59 2020年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
本稿では,教師をめざす学生を対象として,学生たちの数学的コミュニケーション能力を測定するための評価枠組みを提案することを目的とする。教師の数学的コミュニケーション能力を測定し,個々人が抱える課題を把握し克服することによって,教師の数学的コミュニケーション能力を育成するための基礎的な研究として,教師をめざす学生を対象として,学生たちの数学的コミュニケーション能力を測定するための評価枠組みを構築した。今後の課題は,構築した評価枠組みをもとに,教師をめざす学生を対象として行った質問紙調査の分析を行い,各学生の数学的コミュニケーション能力を点数化することである。
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小学校算数科における児童の遡及的推論を重視したプログラミング教育の意義
加藤 慎一
日本科学教育学会研究会研究報告 ( 一般社団法人 日本科学教育学会 ) 35 ( 3 ) 109 - 112 2020年12月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 単著
<p>2020年度から小学校において,プログラミング教育が必修化されている.プログラミング教育のねらいを達成するために,各教科等において,プログラミング教育の系統的かつ効果的な実践に向けて教材を開発することおよびカリキュラム・マネジメントを推進することが求められている.しかしながら,小学校算数科において,まだまだ十分な検討がなされているとは言いがたい.そこで,本研究では,Peirceの遡及的推論(retroductive inference)に光をあてて,小学校算数科におけるプログラミング教育の系統的かつ効果的な実践に向けた教材を開発することを目的とする.本稿では,小学校算数科の「正多角形の作図」の授業を例に,小学校算数科のプログラミング教育において,児童の遡及的推論を重視することの意義にふれることを目的とする.</p>
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関数的な見方・考え方のよさが分かる活動デザインの探究過程~教師をめざす学生の探究過程における思考の反覆に光をあてて~
加藤 慎一,森本 明
日本科学教育学会年会論文集 ( 43 ) 636 - 639 2019年08月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 国内共著
数学的な見方・考え方のよさが分かる授業を具現することは,児童生徒における数学的に考える資質・能力を高める上で重要である。算数数学科の教科の特性を考慮しつつ,一人一人の児童生徒の学力・学習状況に応じながら,数学的に考える資質・能力を高めるために,数学的な見方・考え方のよさが分かる教材と授業づくりにおいて不断の検証改善を重ねる構えを身につけることは,教師をめざす学生にとって必要だろう。また,その中で,具体的に活動デザインを探究すること,そしてそれを経験とすることを学生のうちに積んでおくこともまた必要だろう。本研究は,このように考える立場から,思考の反覆に光をあてて,学生が数学的な見方・考え方のよさが分かる活動デザインを探究する過程を考察する。本稿では,関数的な見方・考え方に焦点化して,そのよさが分かる活動デザインの学生による探究過程を促進することを,これまでの成果ならびに課題の一端を報告する。
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教師をめざす学生における 算数科授業づくりの探究過程への支援とその試み~思考の反覆による短期大学生における数学的活動の充実を図る試み~
加藤 慎一,森本 明
日本科学教育学会年会論文集 ( 42 ) 589 - 592 2018年08月
研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 国内共著
教師をめざす学生が,算数科授業づくりの探究過程に興味・関心をもち,そのうえで授業づくり探究の基礎的・基本的な資質・能力を身に付けることは,これからの算数・数学教育の充実と発展,とりわけ教師における教材と授業づくりの専門性の継承,において必要かつ重要な課題である。本研究は,このように考える立場から,教師をめざす学生における思考の反覆による算数科授業づくりの具現化を図る試みである。本稿では,研究経過ならびに成果と課題の一端を報告する。
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近時の我々の実践・普及活動におけるある数学教育観の実装性
湊 三郎,田仲 誠祐,加藤 慎一,伊藤 紘成
あきた数学教育学会誌 ( 5 ) 13 - 29 2023年08月
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 国内共著
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関数の考えを活用した問題発見・解決過程を重視した算数・数学の授業づくりについて考えるー小・中学校における「図形」領域の学習指導に焦点をあててー
加藤慎一
AKITA算数・数学通信 ( 教育出版株式会社 ) 1 - 4 2023年03月
その他記事 単著
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中学校数学科における探究的な学びの具現化に向けた授業デザイン
鐙 基倫,加藤 慎一
学びのチカラ ena!!(中学校版) ( 3 ) 12 - 13 2022年09月
その他記事 国内共著
中学校数学科における探究的な学びの具現化に向けた授業デザインの視点を明らかにしている。
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湊三郎先生に感謝の念をこめて
加藤慎一
AKITA算数・数学通信 ( 教育出版株式会社 ) 4 - 4 2022年07月
その他記事 単著
これまで湊三郎先生にご指導賜ったことについて紹介を行った。
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対話を通して問いを創出し追究する算数・数学の授業過程におけるICT活用の可能性ー秋田県の算数・数学教育の継承とさらなる発展に向けてー
加藤慎一
AKITA算数・数学通信 ( 教育出版株式会社 ) 1 - 3 2021年12月
その他記事 単著
◆原著論文【 表示 / 非表示 】
◆総説・解説【 表示 / 非表示 】
◆国際会議プロシーディングス【 表示 / 非表示 】
◆⼤学,研究機関紀要【 表示 / 非表示 】
◆研究会,シンポジウム資料等【 表示 / 非表示 】
◆その他【 表示 / 非表示 】
Book(書籍) 【 表示 / 非表示 】
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聴覚障害児の学習と指導-発達と心理学的基礎-
四日市 章,鄭仁 豪,澤 隆史,ハリー・クノールス,マーク・マーシャーク,今泉 敏,佐藤 正幸,斎藤 友介,三枝 里江,館山 千絵,庄司 和史,松本 末男,相澤 宏充,武居 渡,霍間 郁実,松藤 みどり,左藤 敦子,村瀬 忍,小渕 千絵,林田 真志,有海 順子,白澤 麻弓,能美 由希子,甲斐 更紗,長南 浩人,田原 敬,大澤 瑞穂,前川 久樹,金 恩河,濱田 豊彦,喜屋武 睦,茂木 成友,大部 令絵,中山 哲志,新海 晃,雁丸 新一,田中 耕司,深江 健司,加藤 慎一,脇中 起余子,黒田 健次,爲川 雄二,金子 俊明,杉山 梓,有馬 里佐,原田 公人 ( 担当: 単著 )
株式会社明石書店 2018年09月 ISBN: 978-4-7503-4730-1
学術書
本章では,言語獲得の遅れが,聴覚障害児の教科学習と指導,とりわけ算数・数学教育における学習指導において,どのような影響を与えているかについて書かれている英文を翻訳し,それに加筆・修正したものである。日本での聴覚障害児を対象とする算数・数学教育に関する研究と比較し,聴覚障害児のための算数・数学教育の今後の課題を明らかにしている。
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聴覚障害生徒の力を育むために-筑波大学附属聴覚特別支援学校(聾学校)高等部の実践-
橋本 時浩,武林 靖浩,鈴木 淳一,雁丸 新一,竹村 茂,青柳 泰生,秋島 康範,荒川 修,内野 智仁,榎並 裕子,岡本 三郎,加藤 慎一,久川 浩太郎,小林 早由利,最首 一郎,地紙 かおる,鈴木 初美,鈴木 牧子,高木 智史,玉生 美智子,田万 幸子,棚原 千衣,外山 菜保子,長島 素子,苦瓜 道代,松本 邦子,横山 知弘,芳之 内修,油井 淳 ( 担当: 共著 )
聾教育研究会 2014年03月
その他
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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小学校算数科におけるプログラミング教育の系統的かつ効果的実践に向けた教材開発
若手研究
研究期間: 2019年04月 - 2022年03月 代表者: 加藤 慎一
2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化され,各教科でプログラミング教育の充実を図ることが求められている。これまでも小学校算数科におけるプログラミング教育に関する研究はなされているものの,確立したカリキュラムを構築するための十分な検討はなされていない。そこで,本研究では,プログラミング教育のカリキュラムを開発するための基礎的研究として,小学校算数科におけるプログラミング教育の系統的かつ効果的実践に向けた教材を開発し,その有効性を検討することを目的とする。
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対話を通して問いを創出し追究する聴覚障がい児の数学授業におけるICT活用の可能性
奨励研究
研究期間: 2017年04月 - 2018年03月
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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児童生徒における数学的な態度を涵養する教材の開発
提供機関: 秋田大学 令和5年度秋田大学若手研究者支援事業
研究期間: 2023年08月 - 2024年03月 代表者: 加藤 慎一
資金支給機関区分:その他
本研究では,児童生徒における数学的な態度を涵養する教材を開発することを目的とする。その目的を達成するために,次の3つの下位目標を掲げ,行動計画とする。
(1)児童生徒における数学的な態度を涵養する教材の要件を抽出する。
(2)算数・数学の教科書および授業の分析により,(1)で抽出した要件を満たすICT教材案を作成する。
(3)ICT教材を用いた授業実践に向けて予備実験を行い,開発したICT教材を量的かつ質的に評価する。 -
個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図るオンライン教育システムの構築
提供機関: 秋田大学 令和4年度秋田大学研究プロジェクト強化支援事業
研究期間: 2022年11月 - 2025年03月 代表者: 加藤慎一
資金支給機関区分:その他
Society5.0の時代に向けて,日本の学校教育は学びの変革が求められている。秋田県においても2021年度からのGIGAスクール構想の実施,秋田県が抱える教育の環境的要因に加え,コロナ禍であることもあいまって,学校教育におけるICTの効果的な活用について検討することが喫緊の課題となっている。本研究プロジェクトでは,この課題の解決を図り,秋田県の教育のさらなる充実を図ることを目的としている。本研究プロジェクトでは,特に次代を切り拓く児童生徒の資質・能力をはぐくむために必要かつ重要な視点である,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図るためのオンライン教育システムの構築を目指す。
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秋田県における算数の学びのコミュニティ創出事業
提供機関: 秋田大学 秋田大学令和4年度計画推進経費
研究期間: 2022年08月 - 2023年03月 代表者: 加藤慎一
資金支給機関区分:その他
本事業では,その学びの変革に対応するために,地域での算数講座の実施を通して,学びのコミュニティを創出し,子どもたちが多様な他者と協働しながら問題発見・解決することのよさやたのしさを実感できるようにすること,そしてその算数講座の運営に学生が関わることによって,学生の確かな実践力を育成することを目指す。小学生を対象に,多様な他者と協働しながら実社会や日常生活における問題発見・解決する算数講座を実施する。
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算数・数学教育における創造的な活動の具現化を図るSTEAM教材の開発
提供機関: 秋田大学 令和4年度秋田大学若手研究者支援事業
研究期間: 2022年06月 - 2023年03月 代表者: 加藤慎一
資金支給機関区分:その他
本研究では,算数・数学教育研究の立場から,児童生徒における創造的な活動の具現化を図るSTEAM教材を開発することを目的とする。その目的を達成するために,次の3つの下位目標を掲げ,行動計画とする。
(1)児童生徒における創造的な活動の具現化を図るための教材の要件を抽出する。
(2)算数・数学の教科書および授業の分析により,(1)で抽出した要件を満たす算数・数学の教材を検討する。
(3)(2)で検討した算数・数学の教材を,STEAM教育の視点から再教材化する。 -
抽象的思考に難しさがある聴覚障害児・肢体不自由児の算数・数学科の指導法の研究
提供機関: 筑波大学特別支援教育センター 筑波大学特別支援教育センター連携研究
研究期間: 2017年04月 - 2018年03月
資金支給機関区分:その他
受託事業受入実績 【 表示 / 非表示 】
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教員研修高度化支援 教員研修の高度化に資するモデル開発事業「地域・学校の壁を越える新時代の授業研究システムの構築」
提供機関: 文部科学省
契約期間: 2023年05月 - 2024年03月 代表者: 後藤猛
学会等発表 【 表示 / 非表示 】
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統計的な問題解決過程におけるICT活用に関する考察−小学校算数科第6学年「データの活用」領域における授業を事例として−
栁田健,加藤慎一
あきた数学教育学会第6回定例研究会 2023年08月 - 2023年08月
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ICTを活用した算数・数学の授業デザインの視点について考える
加藤 慎一 [招待有り]
あきた数学教育学会・わか杉セミナー 2023年08月 - 2023年08月 あきた数学教育学会
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聴覚特別支援学校の数学の授業過程へのICT活用の状況と課題
森本 明,加藤 慎一,東城 恵,小原 舞音,米山 文雄
ろう教育科学会第65回(兵庫)大会 2023年08月 - 2023年08月
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聴覚特別支援学校の数学教師における数学的な態度に関する考察:聴覚特別支援学校の数学教師へのインタビュー調査をもとに
加藤 慎一,森本 明,東城 恵,小原 舞音,曽根 一輝,米山 文雄
日本特殊教育学会第61回大会 2023年08月 - 2023年08月
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聴覚特別支援学校の授業過程に数学的なプロセスを創出する活動デザインへのICT活用の状況と課題
森本明,加藤慎一,曽根一輝,原山玲,東城恵,米山文雄
日本特殊教育学会第60回大会 2022年09月 - 2022年09月
本研究は,聴覚特別支援学校の数学科の授業過程に数学的なプロセスを創出する活動デザインへのICT活用を提案することに究極的な目的がある。本稿は,その提案のための一考察であり,ICT活用の枠組みをもとに,その観点に基づく活動デザインの具体化と活動デザインへのICT活用の状況とその課題について考察を行った。今後は,ICT活用の状況とその課題を踏まえ,聴覚特別支援学校におけるICT活用による数学的活動デザインの指導に必要となる資質・能力の育成に向けたプログラムを構築することが課題である。
職務上の実績に関する事項 【 表示 / 非表示 】
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2016年04月-2018年03月
筑波大学附属学校教育局プロジェクト研究2(学校教育におけるICT活用に関する研究2)研究員
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2014年04月-2016年03月
筑波大学附属学校教育局プロジェクト研究2(学校教育におけるICT活用に関する研究)研究員
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2021年04月-継続中
数学科ICT活用教育
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2021年04月-継続中
数学科教育法Ⅳ
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2021年04月-継続中
数学科教育学演習Ⅵ
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2021年04月-継続中
数学科教育法Ⅲ
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2021年04月-継続中
秋田型アクティブラーニングの授業デザインと評価
学内活動 【 表示 / 非表示 】
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2022年11月-継続中ICT教育プログラム・教材開発検討ワーキンググループ委員 (所属部局内委員会)
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2022年04月-継続中キャリア委員会委員 (所属部局内委員会)
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2022年04月-継続中附属学校情報化推進委員会委員 (所属部局内委員会)
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2022年04月-2023年03月FD推進委員会委員 (所属部局内委員会)
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2022年04月-2023年03月教職実践科目実施委員会委員長 (所属部局内委員会)
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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日本数学教育学会
2023年08月第105回全国算数・数学教育(青森)大会・幼稚園・小学校部会第9分科会(変化と関係①)指導助言
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あきた数学教育学会
2023年01月-2023年07月あきた数学教育学会誌第5号論文査読審査委員
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秋田県算数・数学教育研究会
2022年10月-2022年11月秋田県算数・数学教育研究会研究部「ICTを活用した小学校算数科・中学校数学科の授業研究会」開催
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東北数学教育学会
2022年10月-2023年03月東北数学教育学会誌第54号論文査読審査委員
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日本数学教育学会
2022年08月第104回全国算数・数学教育(島根)大会・幼稚園・小学校部会第6分科会(変化と関係①)指導助言
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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秋田市立築山小学校・第2回校内授業研究会(算数科)における指導・助言
2023年12月秋田市立築山小学校・第2回校内授業研究会(算数科)において,第1学年のひき算と第4学年の整理の仕方の授業を参観し,指導助言を行った。
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秋田大学教育文化学部附属中学校「令和5年度秋季公開研究協議会事前検討会(第1学年・比例)」
2023年11月 -
秋田大学教育文化学部附属中学校「令和5年度秋季公開研究協議会」
2023年11月秋田大学教育文化学部附属中学校の令和5年度秋季公開研究協議会において,研究協力者として指導助言を行った。
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大学コンソーシアムあきた・高大連携授業「生活の中の算数・数学」
2023年11月 -
秋田市立築山小学校・算数科第4学年「整理のしかた(大島楓花先生)」
2023年11月研究授業で実践するひき算の授業と整理のしかたの授業の事前検討会において,指導助言を行った。
メディア報道 【 表示 / 非表示 】
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県内の特別支援校、ICT活用で学びやすく 障害の程度や特性に応じて授業
2023年02月27日
株式会社秋田魁新報社
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遠隔授業をどう効果的に
2021年08月20日
株式会社北鹿新聞社
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算数を楽しく学ぼう
2019年08月
株式会社奈良新聞社