所属 |
附属病院 心臓血管外科 |
職務経歴(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2022年12月-継続中
秋田大学 附属病院 心臓血管外科 講師
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2020年06月-2022年11月
秋田大学 大学院医学系研究科(医学専攻等) 医学専攻 機能展開医学系 助教
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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Comparative study of hyperpolarization-activated currents in pulmonary vein cardiomyocytes isolated from rat, guinea pig, and rabbit
Daichi Takagi, Yosuke Okamoto, Takayoshi Ohba, Hiroshi Yamamoto,Kyoichi Ono
2020年03月 [査読有り]
単著
研究等業績 【 表示 / 非表示 】
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Igarashi W.
International Journal of Molecular Sciences ( International Journal of Molecular Sciences ) 24 ( 13 ) 2023年07月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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高木 大地, 角浜 孝行, 桐生 健太郎, 板垣 吉典, 和田 卓也, 荒井 岳史, 五十嵐 至, 山崎 友也, 五十嵐 亘, 山本 浩史
日本心臓血管外科学会雑誌 ( 特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会 ) 52 ( 4 ) 239 - 243 2023年07月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 単著
<p>開心術後心停止は,胸骨圧迫により重大な合併症を起こす可能性があるという点で,一般的な心停止と異なる.The Cardiac Surgery Advanced Life Support (CALS) は,開心術後心停止に対する心肺蘇生法として,2017年米国胸部外科学会 (STS) のエキスパートコンセンサスで推奨されており,当院では,2019年に同プロトコルを導入した.2019年4月から2022年5月までに開心術550例を行い,その中で術後心停止となりCALSプロトコルを発動した6例 (1.1%) を経験した.本報告では,虚血再灌流障害によるR on Tを繰り返す心室細動 (ventricular fibrillation: VF) を呈した症例を,その他5例のデータとともに報告する.症例は,67歳男性で,右冠動脈の灌流不全と心タンポナーデを伴うStanford A型急性大動脈解離に対し大動脈基部置換術,上行弓部大動脈置換術および冠動脈バイパス術を施行した.術当日,VFとなり,ICUスタッフにより速やかに電気的除細動が行われた.洞調律に復帰したが,数十秒から数分ごとにVFを繰り返した.再開胸による直接心臓マッサージと経皮的体外循環補助装置の装着を行うことで,VF発作は消失した.胸骨圧迫は回避され,神経学的合併症はなく,生存退院された.開心術後の心停止に対して,CALSプロトコルに従い,胸骨圧迫による合併症を回避し,蘇生を行うことができた.</p>
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Mounai Y.
Case Reports in Oncology ( Case Reports in Oncology ) 21 - 29 2023年 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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Yamamoto H.
JTCVS Techniques ( JTCVS Techniques ) 15 27 - 30 2022年10月
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Takagi D.
Journal of Cardiac Surgery ( Journal of Cardiac Surgery ) 37 ( 9 ) 2741 - 2744 2022年09月
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Wada T.
JTCVS Techniques ( JTCVS Techniques ) 14 29 - 38 2022年08月
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Pacemaker Lead–induced Tricuspid Valve Stenosis and Reverse Lutembacher Syndrome
Yamazaki Y.
Annals of Thoracic Surgery ( Annals of Thoracic Surgery ) 114 ( 2 ) e113 - e115 2022年08月
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連載 世界の常識,CALSを日本へ! 第❸回 CALS導入の契機・実例その1:秋田大学
高木 大地, 山本 浩史
胸部外科 ( 南江堂 ) 75 ( 8 ) 626 - 629 2022年08月
◆原著論文【 表示 / 非表示 】
◆その他【 表示 / 非表示 】
Book(書籍) 【 表示 / 非表示 】
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今さら聞けない心臓血管外科基本手技
横山斉, 福田幾夫, 坂東興, 田中千陽, 高木大地 他 ( 担当: 分担執筆 )
南江堂 2020年03月
学術書
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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ヒト肺静脈心筋における異常自動能の発生機序の解明
若手研究
研究期間: 2021年04月 - 2024年03月 代表者: 高木 大地
本研究の目的は,「ヒト」肺静脈心筋を用いて、心房細動の発生源における、過分極活性化電流や内向整流性カリウムチャネルの生理機能を解明し、これらの電流がどのように心房細動の発生に関わっているのかを明らかにすることである。肺静脈心筋は,心房細動の「始まり」と「維持」に重要な役割を有していることが知られており、様々な動物標本で研究が行われているが、病態は今もなお不明な点が多い。申請者は過分極活性化電流と内向整流性カリウムチャネルの電気生理学的性質における種差を報告し、ヒト肺静脈心筋における電気生理学的研究の必要性を報告した。引き続き,ヒト肺静脈心筋における,過分極活性化電流や内向整流性カリウム電流の性質を明らかにし、心房細動に特化した創薬の橋渡し研究となることを目指す.