学会等発表 - 外池 智
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継承的アーカイブの現状と 学校教育での活用-秋田県を事例として―
外池智 [招待有り]
第41回(2024年)自由法曹団東北ブロック総会 (秋田温泉さとみ) 2024年01月 - 2024年01月 自由法曹団東北ブロック
本発表は、自由法曹団東北ブロック総会(秋田大会)における依頼講演である。「モノ」の継承としての戦争遺跡と「ヒト」の継承としての伝承者養成事業についてその類型的分析と調査委内容を報告したものである。特に戦争遺跡では、2022年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は342件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県内の戦跡調査を踏まえ、その代表的な事例を紹介した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築(2) ―鹿児島県の特攻隊関連を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第73回全国研究大会 (筑波大学・東京学芸大学) 2023年10月 - 2023年10月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2022(令和4)年度から取り組んでいる地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」では森河伸子氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」では堀田雄二氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争遺跡の活用について、鹿児島県の事例を取り上げた。
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地域における継承的アーカイブと学校教育での活用
外池智 [招待有り]
空襲・戦災を記録する会全国大会 (秋田大学) 2023年08月 - 2023年08月 空襲・戦災を記録する会
本発表は、空襲・戦災を記録する会全国大会(秋田大会)における基調講演である。「モノ」の継承としての戦争遺跡について、全国の戦争遺跡の文化財としての指定・登録の現状と秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、その類型的分析と調査委内容を報告したものである。2022年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は342件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県内の戦跡調査を踏まえ、その代表的な事例を紹介した。
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地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」の構築 ―横須賀市を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第72回全国研究大会 (信州大学) 2022年10月 - 2022年10月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2022(令和4)年度から取り組んでいる地域における継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」では山口恵司氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「家族証言者」では大越富子氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争遺跡の活用について、横須賀市の事例を取り上げた。
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課題研究Ⅰ 社会科教育では、地域からの戦争の事実をどう伝えるべきか
外池智 [招待有り]
日本社会科教育学会 第72回全国研究大会 (信州大学) 2022年10月 - 2022年10月 日本社会科教育学会
本課題研究では、戦争体験の聞き取り等これまでの平和教育や戦争学習において重要な存在であった戦争体験者の消滅が眼前に迎える状況の中、“地域”の視点を活かしつつ今後の学習をどう考えたらよいのかが主題であった。報告者として、西尾理氏(都留文科大学)、中山京子氏(帝京大学)、下地治人氏(琉球大学教育学部附属小学校)、さらに高橋健司氏(鳥取大学)からは関連するコメントが提示された。
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学校は土崎空襲をどう教えているか
外池智 [招待有り]
2021年戦争と土崎空襲展 戦争と土崎空襲シンポジウム 戦争と、なぜ土崎空襲が日本最後の空襲だったのかを考える! (土崎港歴史伝承館) 2021年12月 - 2021年12月 土崎港まちづくり協議会
今年、ハワイ真珠湾攻撃から80年を迎えるにあたり、例年開催される「戦争と土崎空襲展」において記念シンポジウムが開催された。そのパネリストとして土崎空襲が土崎地区を中心とする学校教育でどのように取り扱われているのかを発表した。
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地域における継承的アーカイブと学習材としての活用(3)―昭和館を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第71回全国研究大会 (福島大学) 2021年11月 - 2021年11月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2018年度から推進している「地域の継承的アーカイブと学習材としての活用」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」の佐々木佐久子氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」の水谷遥氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。さらに、戦争体験「語り」の継承について、昭和館の事例を取り上げた。
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記憶と記録~秋田県の戦争遺跡をたどって~
外池智 [招待有り]
土崎空襲の遺跡が語る「講演会と上映会」 (秋田市土崎みなと歴史伝承館) 2020年12月 - 2020年12月 土崎港被爆市民会議
本発表は、「モノ」の継承としての戦争遺跡について、全国の戦争遺跡の文化財としての指定・登録の現状と秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、その類型的分析と調査委内容を報告したものである。2019年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は296件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県内の戦跡調査を踏まえ、その代表的な事例を紹介した。
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歴史教育における社会参加と社会参画―南風原中学校,山里小学校,北東北三大学の取組を事例として―
外池智 [招待有り]
日本社会科教育学会 第70回全国研究大会シンポジウム (筑波大学) 2020年11月 - 2020年11月 日本社会科教育学会
日本社会科教育学会第70回記念大会におけるシンポジウム「『社会参画』の視点を生かすことで社会系教科の授業はどう変わるか」において、指定パネリストとして、標記の発表をした。
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地域における継承的アーカイブと学習材としての活用(2)―松代大本営地下壕を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第70回全国研究大会 (筑波大学) 2020年11月 - 2020年11月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2018年度から推進している「地域の継承的アーカイブと学習材としての活用」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」の清野久美子氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」の中島麗奈氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。次に、戦争遺跡の学習材としての活用について、長野市松代の松代大本営地下壕の事例を取り上げた。
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記憶と記録~秋田県の戦争遺跡をたどって~
外池智 [招待有り]
令和2年度あきたスマートカレッジ あきた教養講座 (秋田県児童会館) 2020年08月 - 2020年08月 秋田県教育委員会
本発表は、「モノ」の継承としての戦争遺跡について、全国の戦争遺跡の文化財としての指定・登録の現状と秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、その類型的分析と調査委内容を報告した。さらに秋田県内の戦跡調査を踏まえ、その代表的な事例を紹介した。また、「ヒト」の継承として全国での戦争体験「語り」の継承について紹介した。
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地域の継承的アーカイブと 「次世代の平和教育」― 秋田県の地域素材を事例として―
外池智 [招待有り]
第59回秋田県民間教育連絡協議会 冬の研究集会 (さとみ温泉) 2020年01月 - 2020年01月 秋田県民間教育連絡協議会
本発表は、秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、68件の戦争遺跡を紹介するとともに、その中で特に花岡事件を取り上げ、県内で実施した授業実践について報告した。2019年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は296件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県戦争遺跡研究会を組織し、県内の戦争遺跡を調査した。
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戦後70年における 「次世代の平和教育」― 広島、長崎を事例として―
外池智 [招待有り]
⽇本平和学会2019年度 秋季研究集会 (新潟県⽴⼤学 ) 2019年11月 - 2019年11月 ⽇本平和学会
本研究では、特に平和教育の先駆的取り組みを続けてきた広島市、長崎市を取り上げ、その教員研修における平和教育の位置付けや内容構成、カリキュラムや教材に注目し、調査・分析を試みた。
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全国の戦争遺跡の指定・登録の現状と秋田県戦争遺跡研究会の取り組み
外池智 [招待有り]
秋田近代史研究会 2019年秋季研究会 (秋田県生涯学習センター) 2019年11月 - 2019年11月 秋田近代史研究会
本発表は、全国の戦争遺跡の文化財としての指定・登録の現状と秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、その類型的分析と調査委内容を報告したものである。2019年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は296件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県戦争遺跡研究会を組織し、県内の戦争遺跡を調査しまとめた。
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地域における継承的アーカイブと学習材としての活用―「館山歴史公園都市」構想と「館山まるごと博物館」を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第69回全国研究大会 (新潟大学) 2019年09月 - 2019年09月 日本社会科教育学会
本研究は、2012年度から推進している戦争体験「語り」の継承に関する研究と2018年度から推進している「地域の継承的アーカイブと学習材としての活用」に関する研究の一端をまとめたものである。まず、2014(平成24)年度から取り組まれている広島市「被爆体験伝承者」の石綿浩一氏、2016(平成28)年度から取り組まれている長崎市「交流証言者」の田平由布子氏の秋田大学での講話を取り上げ、検討した。次に、戦争遺跡の学習材としての活用について、館山市の事例を取り上げた。
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継承的アーカイブと秋田の現状
外池智 [招待有り]
秋田・市民のメディア研究会 9月例会 (秋田市役所) 2019年09月 - 2019年09月 秋田・市民のメディア研究会
本研究は、秋田県下の戦争遺跡を取り上げ、68件の戦争遺跡を紹介したものである。2019年7月現在で、全国で文化財として指定・登録されている戦争遺跡は296件に及び、全く指定・登録がない県は5件のみである。その中に秋田県もあるが、秋田県戦争遺跡研究会を組織し、県内の戦争遺跡を調査し報告した。
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戦争体験「語り』の継承―広島、長崎、沖縄、国立を事例として―
外池智 [招待有り]
立命館大学国際平和ミュージアム2018年度秋季特別展「8月6日」関連企画及び「平和博物館における戦争体験継承のための展示モデル構築」第10回ワークショップ (立命館大学国際平和ミュージアム) 2018年11月 - 2018年11月 立命館大学国際平和ミュージアム
戦争体験の「語り」の継承やアーカイブは、「語り」による証言を何らかの媒体(文字、音声、映像等)でそのままアーカイブする場合とある特定の養成プログラムを経た方々に継承する試みが行われている。本研究では、特に後者に注目し、基本的な継承プログラムの内容構成の調査・分析を踏まえて、その特色を明らかにした。
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戦争体験「語り」の継承と「次世代の平和教育」(3)―「くにたち原爆体験伝承者」育成プロジェクトを事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第68回全国研究大会 (奈良教育大学) 2018年11月 - 2018年11月 日本社会科教育学会
本研究は、今年度から取り組んでいる「地域の継承的アーカイブと学習材としての活用」に関する研究 の一端を発表するものである。今回の発表では、まず今年で4年目となった秋田大学での講話で、広島市「被爆体験伝承者」と長崎市「家族証言者」の「語り」を取り上げたい。さらに、広島市「被爆体験伝承者」養成プロジェクトの影響を受けて発足した「くにたち原爆体験伝承者」育成プロジェクトを取り上げた。
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広島・長崎・沖縄、そして秋田での「次世代の平和教育」
外池智 [招待有り]
関西平和教育学フォーラム (京都教育大学) 2018年08月 - 2018年08月
本研究では、戦後70年以上の歳月が流れ、戦場・戦争体験者の減少の中、各地で進められている継承的アーカイブを活用した「次世代の平和教育」のカリキュラムや教材、授業実践の調査・分析を批判的に検討し、その成果を踏まえて新たな教材を開発するとともに、具体的授業実践を提起した。
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戦争体験「語り」の継承と「次世代の平和教育」(2)―沖縄の実践を事例として―
外池智
日本社会科教育学会 第67回全国研究大会(千葉大会) (千葉大学) 2017年09月 - 2017年09月 日本社会科教育学会