所属 |
教育文化学部 地域文化学科 地域社会・心理実践講座 |
職務経歴(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2020年04月-継続中
秋田大学 教育文化学部 地域文化学科 地域社会・心理実践講座 教授
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2017年04月-2020年03月
秋田大学 教育文化学部 学校教育課程 こども発達・特別支援講座 教授
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2014年04月-2017年03月
秋田大学 教育文化学部 学校教育課程 こども発達・特別支援講座 准教授
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2007年04月-2014年03月
秋田大学 教育文化学部学校教育課程教育心理学講座 准教授
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2002年04月-2007年03月
秋田大学 教育文化学部学校教育課程教育心理学講座 助教授
職務経歴(学外) 【 表示 / 非表示 】
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2000年04月-2002年03月
国立福島工業高等専門学校 コミュニケーション情報学科 講師
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1998年04月-2000年03月
国立福島工業高等専門学校 コミュニケーション情報学科 助手
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1997年09月-1998年03月
東北大学大学院 文学研究科 特別研究員
学会(学術団体)・委員会 【 表示 / 非表示 】
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2000年10月-継続中
日本国
日本認知科学会
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1992年12月-継続中
日本国
日本心理学会
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1991年04月-継続中
日本国
東北心理学会
研究等業績 【 表示 / 非表示 】
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パズルゲーム「タングラム」解法の基本アルゴリズム
大槻正伸 中野良樹 新井 広
福島工業高等専門学校研究紀要 56 2016年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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協働の形態が洞察的問題解決に及ぼす影響 -数理パズル「タングラム」を用いた検討
児玉佳一 中野良樹
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 37 159 - 171 2015年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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生活科の授業における教師の「意図」と児童の「学び」の変容過程
瀬尾知子 中野良樹
お茶の水女子大学子ども学研究紀要 3 27 - 36 2015年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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数理パズル「タングラム」の洞察的問題解決における解決を予測する要因の探索
児玉佳一 中野良樹
秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学 69 121 - 131 2014年03月
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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人物の既知性が表情と音声を介した感情認知に及ぼす促進効果
森田紗也子 中野良樹
秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学 68 9 - 16 2013年03月
研究論文(学術雑誌) 国内共著
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人とのかかわりによって育まれる自律と自立
中野良樹
平成30年度秋田大学教育文化学部附属小学校研究紀要「自律した学習者を育てる―学びをつなぎ資質・能力を高める」 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 91 2018年11月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
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植物の成長とともに時間・空間に広がる「豊かな学び」
中野良樹
平成29年度秋田大学教育文化学部附属小学校研究紀要「仲間と共につくる豊かな学びⅡ―新たな価値を創造する『対話』を目指して」 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 47 2017年11月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
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いつもの学校、あたり前の学校で創造される新しい価値
中野良樹
平成28年度秋田大学教育文化学部附属小学校研究紀要「仲間と共につくる豊かな学びⅡ―新たな価値を創造する『対話』を目指して」 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 103 2016年11月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
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過去の事例に照らして考える生活科単元の中心軸
中野良樹
平成26年度秋田大学教育文化学部附属小学校研究紀要「仲間と共につくる豊かな学び―『対話』を通して思考を深める授業づくり」 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 105 2014年11月
総説・解説(その他) 単著
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地図が表現する子どもたちの成長―生活科における「場」の役割
中野良樹
平成25年度秋田大学教育文化学部附属小学校研究紀要「仲間と共につくる豊かな学び―『対話』を通して思考を深める授業づくり」 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 113 2013年11月
総説・解説(大学・研究所紀要) 単著
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Cognitive and attentional process in insight problem solving of the puzzle game “Tangram”
Nakano Y
Proceedings of the 39th Annual Meeting of the Cognitive Science Society, 2778 - 2783 2017年07月 [査読有り]
研究論文(国際会議プロシーディングス) 単著
洞察問題の一種であるタングラムは、複数の課題を同じ被験者にくり返し提示できる利点がある。洞察的問題解決をくり返す被験者の眼球運動と作業成績を比較検討した結果、被験者は自身がどの程度うまく解決できるかについては正しく評価できたが、作業中ではどの程度解決に近づいているか正確には見通せなかった。また、解決力の高い被験者は、問題空間をより活発に走査する傾向があった。
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心理専門職養成課程におけるカウンセリング・ロールプレイの 質的・量的自己分析による技能習得と自己理解を促す授業実践
中野良樹
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 ( 秋田大学教育文化学部附属教育実践研究指導センター ) ( 46 ) 76 - 84 2024年03月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
本研究は基礎心理学の立場から,心理専門職の養成教育で一般的な演習内容のカウンセリング・ロールプレイと混合研究法の分析を組み合わせ,心理臨床の実践に資する技能習得,自己理解と自己学習を促進する授業実践について検討した.研究協力者として,修士1 年生15名(女性13名,男性2 名)が大学院授業の一環として参加した.まず受講生として混合研究法の進め方,リサーチ・クエスチョンの設定等について講義を受けた.その後,10分間のカウンセリング・ロールプレイについて音声記録やビデオ動画を収集し,質的分析ソフトMAXQDAにより文字化したTh.役とCl.役の会話内容を細分化し,分類と脱文脈化を図った.一連の分析作業を通して,受講生は自身のロールプレイを受講生全体の傾向と比較するなど,より広い視点で相対化・構造化できた.こうした効果は,心理専門職としての自己理解,技能向上につながると期待できる.
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協働的な洞察問題解決における言語的相互作用の影響―数理パズル「タングラム」を用いた検討
児玉佳一,中野良樹
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 40 185 - 194 2018年02月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
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数理パズル「タングラム」における洞察的問題解決
中野良樹
秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学 64 65 - 72 2009年03月
研究論文(大学,研究機関紀要) 単著
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進路選択と学業における自己効力感が高専生の学習意欲に及ぼす影響
中野良樹 鈴木麻衣子
福島工業高等専門学校研究紀要 42 113 - 120 2002年03月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 国内共著
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「アサガオの声」とかけて「観察⇔愛着⇔お世話」と解く,こころは「きもちしだい」
中野良樹
秋田大学教育文化学部附属小学校令和3年度研究紀要 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 2021年10月
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) 単著
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中野良樹
秋田大学教育文化学部附属小学校令和元年度研究紀要 ( 秋田大学教育文化学部附属小学校 ) 2019年10月
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) 単著
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縦格子を通した二次元平面の両眼視によって生じる波状立体面の知覚
大槻正伸 中野良樹
日本認知科学会テクニカルレポート JCSS-TR-36 2000年08月 [査読有り]
研究論文(その他学術会議資料等) 国内共著
◆原著論文【 表示 / 非表示 】
◆総説・解説【 表示 / 非表示 】
◆国際会議プロシーディングス【 表示 / 非表示 】
◆⼤学,研究機関紀要【 表示 / 非表示 】
◆その他【 表示 / 非表示 】
Book(書籍) 【 表示 / 非表示 】
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暴力をめぐる哲学
飯野 勝己(著, 編集), 樋口 浩造 (著, 編集), 上石 学, 新田 智通, 中野 良樹, 岩野 祐介, 坪井 雅史, 相澤 伸依, 藤村 安芸子 (著) ( 担当: 共著 )
晃洋書房 2019年02月 ISBN: 4771031215
いま、暴力とは何か?人間はそもそも暴力的な存在なのか?暴力の克服は、ついになしえないことなのか?現代社会における暴力の多様性と、歴史に現出する暴力の多層性を見すえつつ、その根源的ありようと克服の可能性をさぐる、「暴力の哲学/倫理学」の試み。
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子ども・おとな・社会―子どものこころを支える教育臨床心理学
髙田知恵子,北島正人,中野良樹,清水貴裕他 ( 担当: 共著 )
北樹出版 2010年10月 ISBN: 4779302471
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感情現象の諸相
川瀬隆千 佐藤香 佐藤健二 谷口高士 中野良樹 中村真 橋本智己 ( 担当: 共著 )
ナカニシヤ出版 2005年12月 ISBN: 9784888489461
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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錯視誘起物
特許
審査請求有無:あり
特願 特願2002-316648 特許 特許第3928128
出願日: 2002年10月30日
大槻正伸,中野良樹
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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おもちゃを軸に心理実験と小学校生活科授業を統合した学び合いのプラットフォーム構築
基盤研究(C)
研究期間: 2020年04月 - 継続中 代表者: 中野良樹
本研究では,既存の枠をこえて発想したり多様な可能性を吟味したりなど創造性を要する問題場面で,他者との協働がどのように解決を促進するのかという問いを実証研究と実践研究により検証する。「おもちゃ」を軸にした創造的問題解決の実験と,小学校生活科での授業実践を並行して実施する。研究1では,タングラムを用いた心理学実験により「創造的思考が求められる課題で,どのような条件や環境が協働性を高め,問題解決を促進するのか」を検証する。研究2では,「授業場面では,どのような手立てが子どもたちの協働性を高め,創造的な問題解決へと導くのか」について,小学校生活科「うごくおもちゃづくり」の単元で明らかにする。
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暴力を語ること・表象することをめぐる根源的問題についての領域横断的研究
基盤研究(C)
研究期間: 2018年04月 - 継続中
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数理パズル「タングラム」の問題解決過程の解明と教育応用への領域横断的取り組み
萌芽研究
研究期間: 2014年04月 - 2016年03月
タングラムの問題解決過程について認知心理学的実験を行い,特定のピース配置に制約がかかることを明らかにした。さらに,眼球運動を試験的に測定し,作業者のピースの操作との関連を検討した。これらの成果は2つの国際学会,第14回European Congress of Psychologyおよび第32回British Psychological Society (Cognitive Psychology Section)で報告した。
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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タングラムを活用した創造的で協働的な問題解決学習の研究
提供機関: 一般財団法人日本文具財団 日本文具財団令和2年度助成金
研究期間: 2020年04月 - 2021年03月 代表者: 中野良樹
資金支給機関区分:その他
これからの学校教育で育むべき能力は「他者と協働して解決策を創造する力」(OECD Education 2030より),「対話を重視し未知の状況に対応する思考力」(新学習指導要領より),つまり協働的で創造的な問題解決力である。本計画では,「どのように協働を促せば学習者は創造的に問題を解決できるのか?」という問いを設定し,幾何学パズル“タングラム”を協働学習の教材として有効に活用する方法を探求する。
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パズルゲーム“タングラム”における洞察の生起過程
提供機関: 民間財団等 公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団助成金
研究期間: 2017年01月 - 2018年03月
資金支給機関区分:民間財団等
学会等発表 【 表示 / 非表示 】
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Stepwise development of insights in problem solving of the geometric puzzle game “Tangram”
Yoshiki Nakano
18th European Congress of Psychology (Brighton, UK.) 2023年07月 - 2023年07月 European Federation of Psychologists' Associations
“Tangram” is a geometric puzzle that consists of 7 pieces of a triangle or a square. Problem-solvers of Tangram are presented a silhouette, for example figure, animal or object and are required to make the same configuration by arranging the pieces. Tangram has characteristics considered as an insight problem. The purpose of this study is to investigate whether insight is reached abruptly or asymptotically in the problem solving of Tangram. Participants (N=45) were presented a silhouette of “duck”, and were instructed to arrange the pieces to the same configuration as the silhouette within 20 minutes. While the participants tried to find the solution, they evaluated how much confidence they have to complete the task. This evaluation reflects a subjective prospect for reaching the solution. During the working time, movements and allocations of the pieces manipulated by the participants were recorded. The correct allocation scores were calculated in each time point retroactively from the completion, and averaged among the "completers" (n= 27) who reached the solution before the time limit. These mean scores expressed the distance to the solution, which varied as a function of the working time. Results showed that subjective confidence decreased over time. Mean correct scores of the completers increased abruptly just before the completion, then it took less than one minute until reaching the correct configuration. Moreover, prior to the abrupt increase, the variation of scores as a function of working time maintained an intermediate level significantly higher than zero but much distant from the solution, for several minutes. These findings suggested that the existence of a transitional stage of insight under conscious of a problem-solver prior to abrupt reaching to conscious solution.
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Cognitive and physiological processes in insightful problem solving of the puzzle game Tangram.
Nakano Y.
The 31st International Congress of Psychology, Yokohama (横浜) 2016年07月 - 2016年07月 International Union of Psychological Science
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The effect of collaboration on insightful problem solving in the puzzle game of “Tangram”
Nakano, Y., & Kodama, K.
The British Psychological Society: Cognitive Psychology Section 32nd Annual Conference (Canterbury, UK.) 2015年09月 - 2015年09月 The British Psychological Society
“Tangram” is a puzzle game which consists of seven pieces. Problem-solvers of the puzzle are presented a task silhouette and required to make the same shape by arranging the pieces. They often get insight just before the completion of the correct configuration. In this experiment, participants divided into three conditions, individual, collaboration or a parallel-work. In the individual condition they tried to solve the task alone, while a pair of two participants tried it in the other conditions. In the collaboration condition, the participants were given one set of 7 pieces, so they operated the pieces cooperatively. In the parallel-work condition, the both participants had the set respectively, so they could operate the pieces without restriction. Although rates of completion of the task didn't differ among three conditions, constraints to arranging the pieces relaxed gradually in the collaboration and in the parallel-work condition.
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Overt and covert processes in insightful problem solving in the puzzle game of “Tangram”
Nakano Y.
The 14th European Congress of Psychology (Milan, Italy.) 2015年07月 - 2015年07月 European Federation of Psychologists’ Associations
“Tangram” is a puzzle game which is consisted of seven pieces of triangle and square. Problem-solvers of this puzzle are presented task of silhouette and required to make the same configuration using the 7 pieces. The puzzle game is often used to educate creative and geometrical intelligence of children in teaching of mathematics, drawing and crafts. The purpose of this study is to explore factors that predict the completion of insight problem solving of Tangram. Participants (N =139) were required to complete questionnaires for ability of diagrammatical problem solving and metacognition, and to arrange the pieces to the shape of the “lion.” A logistic regression analysis was conducted to examine the influence of predict factors to a completion of the task. The results indicated that “decrease in piece operation”, “long mediation time” and “expectation to solution” had an effect on insight problem solving of Tangram, but “ability of diagrammatical problem solving” and “metacognition” had no effect. The findings of this study generally supported previous study.
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大学院心理専門職養成において混合研究法を取り入れたカウンセリング・ロールプレイの授業実践
中野良樹
日本心理学会第87回大会 (神戸国際会議場) 2023年09月 - 2023年09月 日本心理学会第87回大会実行委員会
公認心理師の養成では科学者―実践家モデルを掲げ、対人援助を行う実践家であるだけでなく,対象者から適切な方法で情報(evidence)を収集し,専門知識に照らして考察する「科学者」養成も求められる。科学的な心理学は仮説検証による実証主義を前提にした実験心理学の基礎領域に限られる。他方,心理専門職の養成課程で目指すのは,臨床心理学をはじめとするより多様な研究技法を現場で実用・活用できる人材の育成である。実践的な研究技法を身につける手立てとして、本研究では単一の研究・調査のなかで,量的アプローチと質的アプローチの両方を用いてデータの収集と分析を行い,結果を統合して結論を導く「混合研究法」を取り入れ、実践的なロールプレイ演習から質的・量的データを収集・分析することで,心理臨床の技能向上につなげる。
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2002年04月-継続中
心理学Ⅰ-心の科学史
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2002年04月-継続中
教授・学習の心理学Ⅰ
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2002年04月-継続中
教授・学習の心理学Ⅱ
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2003年10月-継続中
心理学特殊講義Ⅲ(生理心理学)
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2015年10月-継続中
心理学特殊講義Ⅶ(社会行動の生理と心理)
教育活動に関する受賞 【 表示 / 非表示 】
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「学生からの評価が高い授業」認定
2008年11月 秋田大学教育推進総合センター
平成20年度1期実施の授業評価調査(総括的評価)において教養基礎教育科目「心理学Ⅰ-心の科学史」が学生から高い評価を得た。
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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東北心理学会
2020年04月-継続中理事
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日本感情心理学会
2008年07月-2011年10月「感情心理学研究」編集委員会委員
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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秋田市小・中学校教科用図書選定委員会
2018年05月-2019年07月 -
大学入試センター教科科目第一委員会委員
2012年04月-2014年03月
メディア報道 【 表示 / 非表示 】
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にちよう学芸館 知をのぞく―県内大学の研究から
2019年09月01日
秋田魁新報
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どうして勉強しなきゃいけないの?
2019年07月21日
秋田魁新報
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どうする?!自由研究
2018年07月15日
秋田魁新報