中尾 信一 (ナカオ シンイチ)

NAKAO Shinichi

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所属

教育文化学部  地域文化学科  国際文化講座  国際文化コース

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 文化

  • 映画

  • 文学

  • 批評理論

出身大学 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1988年03月

    筑波大学   比較文化学類   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 1988年04月
    -
    1994年05月

    筑波大学  文芸言語研究科  文学専攻  博士課程  単位取得満期退学

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 筑波大学 -  文学修士

  • 筑波大学 -  文学士

職務経歴(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2018年04月
    -
    継続中

    秋田大学   教育文化学部   地域文化学科   国際文化講座   国際文化コース   准教授  

  • 2014年04月
    -
    2018年03月

    秋田大学   教育文化学部   地域文化学科   人間文化講座   人間文化コース   准教授  

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • アメリカ映画と合衆国社会との関係

    その他の研究制度  

    研究期間:

    2016年04月
    -
    継続中

    研究態様:個人研究

    研究課題概要

    アメリカ映画の具体的な作品の分析を通じて、それらがアメリカ合衆国の社会・歴史・イデオロギーと、どのような影響関係を持っているかを明らかにする。

学位論文 【 表示 / 非表示

  • The Function and the Deviation of Images in the Reading Process: The Case of The Old Man and the Sea

    中尾 信一

      1990年03月

    単著

    アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海』を題材に、その読書過程において、読者がテクストからどのようなイメージを形成し、それがどのような意味作用を引き起こしているかを分析した。

研究等業績 【 表示 / 非表示

    ◆原著論文【 表示 / 非表示

  • 歴史主義のディレンマについて

    中尾信一

    秋田英語英文学   ( 36 ) 66 - 77   1995年02月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

  • アイロニーと歴史意識-『武器よさらば』における「現実」の軽さと「表象」の重さ-

    中尾信一

    文学研究論集   ( 11 ) 19 - 31   1994年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

  • ヘミングウェイとスペイン内戦-政治的自伝としての『誰がために鐘は鳴る』-

    中尾信一

    アメリカ文学評論   ( 13 ) 62 - 72   1993年10月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

  • 「風景」のレトリック-『日はまた昇る』をめぐって-

    中尾信一

    文学研究論集   ( 9 ) 79 - 89   1992年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

  • イメージの修辞性について―『老人と海』を中心に―

    中尾信一

    大塚レビュー   ( 27 ) 3 - 14   1991年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

  • ◆⼤学,研究機関紀要【 表示 / 非表示

  • 寓意としての『ローマの休日』―「ブラックリスト」時代のダルトン・トランボ

    中尾 信一

    秋田大学教育文化学部研究紀要人文・社会科学第78集 ( 秋田大学 )    2023年02月

    研究論文(大学,研究機関紀要)   単著

     『ローマの休日』(1953)は、脚本家ダルトン・トランボの「ブラックリスト」時代における最も重要な作品のひとつである。フランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』(1934)のストーリーに基づいて、トランボは王室の仕事から逃げ出そうとする王女と彼女についての特ダネを書こうとする新聞記者の物語を作り出した。この二つの映画にはいくつかの違いがあるものの、あるひとつの重要な共通のテーマがある。それは主要な登場人物に「高潔さ」という美徳が備わっているという点である。トランボは、彼の作品において、この「高潔さ」という特質を常に強調し続けてきた。トランボは『ローマの休日』においても、この「高潔さ」の価値を擁護することによって、1950年代のハリウッド映画業界から多くの才能ある映画製作者を追放するすることになった「ブラックリスト」というシステムを、激しく非難し抗議を示したのである。

  • 政治的アレゴリーとしての映画―『スパルタカス』に賭けられたもの―

    中尾 信一

    秋田大学教育文化学部研究紀要人文・社会科学第77集 ( 秋田大学 )  ( 77 )   2022年03月

    研究論文(大学,研究機関紀要)   単著

    1950年代のハリウッドにおける「ブラックリスト」は、脚本家・監督・俳優・など多くの映画製作者をその仕事から締め出した。映画『スパルタカス』が1960年に公開された時、ブラックリストに入っていた最も有名な映画人の一人であるダルトン・トランボは、その名前をスクリーン上に脚本家としてクレジットすることによって、「ブラックリスト」を破ることになった。本論文では、その「ブラックリスト破り」がどのようにして起こったのか、その事件が当時のハリウッド映画業界とアメリカ社会にどういう意味を持っていたのか、を議論する。さらに、古代ローマにおけるスパルタカスによる奴隷の反乱という歴史とトランボのブラックリスト時代における経験と思考を比較することによって、トランボ自身が『スパルタカス』の中に込めた「アレゴリカルな意味作用」とは何かということを探る。

  • 映画における「民衆蜂起」の表象ー映画『ジョーカー』が夢見たものー

    中尾 信一

    秋田大学教育文化学部研究紀要人文・社会科学第76集 ( 秋田大学 )  ( 76 )   2021年03月

    研究論文(大学,研究機関紀要)   単著

  • 「パフォーマティヴィティ」としてのジェンダー -映画『プリシラ』をめぐって-

    中尾信一

    秋田大学総合基礎教育研究紀要   ( 4 ) 70 - 77   1997年03月

    研究論文(大学,研究機関紀要)   単著

Book(書籍) 【 表示 / 非表示

  • 行き交い、集う人々

    佐藤 猛, 佐々木 千佳, 羽田 朝子, 長谷川 章, 中尾 信一 他 ( 担当: 共著 )

    秋田魁新報社  2023年07月 ISBN: 9784870204300

    単行本(一般書)

  • アメリカ映画のイデオロギー ― 視覚と娯楽の政治学 ―

    細谷等・中尾信一・村上東他 ( 担当: 共著 )

    論創社  2016年10月 ISBN: 9784846015619

    学術書

  • 快楽・健康・不安ーヘミングウェイと主体構築のテクノロジー

    鷲津浩子・中尾信一他 ( 担当: 共著 )

    筑波アメリカ文学会  2002年06月 ISBN: 49212007