MISC(査読の無い研究業績) - 石井 聡
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LPA5受容体を介した抗炎症性サイトカインIL-10の産生機構の解析
可野 邦行, 王 嬌, 石井 聡, 青木 淳賢
脂質生化学研究 ( 日本脂質生化学会 ) 61 154 - 155 2019年06月
未設定
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LPA5型受容体活性化はマウス腹腔マクロファージにおいてIL-10産生を亢進させる(Activation of LPA5 receptor enhances IL-10 production in murine peritoneal macrophage)
王 嬌, 可野 邦行, 丸山 貴司, 石井 聡, 青木 淳賢
日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 ( (公社)日本生化学会 ) 91回 [2T11a - 04(2P 2018年09月
未設定
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LPAによる昇圧作用メカニズムの解析
可野 邦行, 松本 宏隆, 井上 飛鳥, 雪浦 弘志, Chun Jerold, 石井 聡, 清水 孝雄, 青木 淳賢
脂質生化学研究 ( 日本脂質生化学会 ) 60 209 - 210 2018年05月
未設定
リゾホスファチジン酸(LPA)は、LPA特異的な6種類のGPCR(LPA1-LPA6)を介して様々な生理機能に関与する脂質メディエーターである。元来、LPAはvasoactive lipidとして同定され、その薬理作用として昇圧作用がよく知られているが、そのメカニズムと生理的意義に関しては全くの不明であった。そこで本研究では、このLPAによる血圧上昇作用の分子機構を明らかにすることを目的とした。まずLPAが豊富に含まれる加温血漿をマウスに投与したところ、一過性の昇圧作用が認められた。この反応は、血中のLPA産生酵素であるオートタキシン(ATX)の阻害剤添加時には全く認められなかった。LPAによる昇圧反応はROCK阻害剤であるY-27632前投与によって有意に抑制され、さらにLPA4 KOマウスにおいてもLPAの昇圧作用が減弱することを見出した。一方、LPA6 KOマウスにおいてもLPAの反応性は低下していたが、このマウスは様々な血管作動薬に対する昇圧反応にも障害が認められ、さらに血管形成にも異常を生じていることがわかった。そこで様々なLPAの構造類似体を用いた評価を行ったところ、LPA4に対するアゴニスト活性と昇圧作用の強さがよい相関性を示すことが明らかとなった。以上の結果から、血中でATX依存的に産生されたLPAは主にGα12/13に共役するLPA4受容体を介して昇圧反応を誘導することが強く示唆された。(著者抄録)
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脂肪酸摂取と呼吸器疾患
石井聡
呼吸と循環 ( 医学書院 ) 59 ( 8 ) 773 - 781 2011年08月
総説・解説(商業誌) 単著
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Gタンパク質共役型受容体を介した生体機能調節
石井聡
秋田医学 ( 秋田医学会 ) 37 ( 3-4 ) 109 - 122 2011年03月
総説・解説(その他) 単著
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酸性条件化でのがん細胞増殖メカニズム
石井聡
Medical Bio ( オーム社 ) 8 ( 1 ) 48 - 51 2011年01月
総説・解説(商業誌) 単著
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ロイコトリエンの多様な疾患へのかかわり─受容体改変マウスの解析から
安田大恭,石井聡
実験医学 ( 羊土社 ) 28 ( 20 ) 3378 - 3385 2010年12月
総説・解説(商業誌) 国内共著
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リゾホスファチジン酸受容体研究Update
柳田圭介, 石井聡
医学のあゆみ ( 医歯薬出版 ) 233 ( 9 ) 807 - 811 2010年05月
総説・解説(商業誌) 国内共著
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血小板活性化因子(PAF)と炎症・免疫
木原泰行, 石井聡
炎症と免疫 ( 先端医学社 ) 17 ( 4 ) 366 - 372 2009年06月
総説・解説(商業誌) 国内共著
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気管支喘息とGタンパク質共役型受容体
石井聡
Annual Review 呼吸器 ( 中外医学社 ) 2009 1 - 6 2009年01月
総説・解説(商業誌) 単著
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遺伝子改変マウスの問題点
石井聡
呼吸と循環 ( 医学書院 ) 56 ( 9 ) 913 - 918 2008年09月
総説・解説(商業誌) 単著
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「ロイコトリエン」とは?
石井聡
Q&Aでわかるアレルギー疾患 ( 丹水社 ) 2 ( 2 ) 161 - 162 2006年04月
総説・解説(商業誌) 単著
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プロトンに応答するGタンパク質共役型受容体TDAG8
石井聡
実験医学 ( 羊土社 ) 23 ( 12 ) 1924 - 1927 2005年07月
総説・解説(商業誌) 単著
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気管支喘息と脂質メディエーター
石井聡
医学のあゆみ ( 医歯薬出版 ) 210 ( 10 ) 871 - 877 2004年09月
総説・解説(商業誌) 単著
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新しい脂質メディエーターの探索と発見
石井聡
ファルマシア ( 日本薬学会 ) 40 ( 7 ) 623 - 627 2004年07月
総説・解説(その他) 単著
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血小板活性化因子(PAF)受容体
石井聡
現代化学 増刊38 「プロスタグランジン研究の新展開」 ( 東京化学同人 ) 増刊38 30 - 35 2001年02月
総説・解説(商業誌) 単著
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気管支喘息とアナフィラキシーにおける血小板活性化因子(PAF)の役割
石井聡, 清水孝雄
呼吸 ( レスピレーション リサーチ ファンデーション ) 19 ( 4 ) 409 - 416 2000年04月
総説・解説(商業誌) 国内共著
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血小板活性化因子レセプターの細胞内シグナル伝達
石井聡
実験医学 ( 羊土社 ) 18 ( 2 ) 192 - 196 2000年01月
総説・解説(商業誌) 単著
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血小板活性化因子(PAF)受容体の病態生化学
石井聡, 清水孝雄
蛋白質 核酸 酵素 ( 共立出版 ) 44 ( 8 ) 1068 - 1074 1999年06月
総説・解説(商業誌) 国内共著
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血小板活性化因子(PAF)受容体
石井聡, 清水孝雄
現代医療 ( 現代医療社 ) 31 ( 増刊 ) 615 - 639 1999年02月
総説・解説(商業誌) 国内共著