学会等発表 - 伊藤 恵造
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縮小化する地域社会と場を継承するスポーツクラブ
伊藤恵造 [招待有り]
2022年度体育社会学専門領域研究会「地域スポーツクラブは何を求められているのか:第3期スポーツ基本計画と 部活動の地域移行がもたらす変化」 2022年08月 - 2022年08月
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地域生活の持続可能性と地域スポーツクラブ:垂水区団地スポーツ協会を事例として
伊藤恵造
日本体育学会第69回大会体育経営管理専門領域企画シンポジウム (徳島大学常三島キャンパス) 2018年08月 - 2018年08月
シンポジウムテーマ:地域スポーツシステムの持続可能性-生活に根ざしたスポーツのあり方を再考する-
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コミュニティ・スポーツ論の現代的再展開に向けて
伊藤恵造
日本体育学会第66回大会 (国士舘大学) 2015年08月 - 2015年08月
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地域スポーツ組織による関係性創出と地域管理―「日常生活圏」と“スポーツ圏”の異同に着目して―
伊藤恵造
日本体育学会第65回大会 (岩手大学) 2014年08月 - 2014年08月
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高齢化する団地コミュニティにおける社会関係の再編過程―都市社会学における「生活拡充集団」の再定位―
伊藤恵造
日本都市社会学会第31 回大会 (熊本大学) 2013年09月 - 2013年09月
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都市郊外住民の「生活圏」とスポーツ活動の範域の重複性―「垂水区団地スポーツ協会」を事例として―
伊藤恵造
日本体育学会第64回大会 (立命館大学) 2013年08月 - 2013年08月
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団地コミュニティの形成と「クラブハウス」―その建設と利用のプロセスをめぐって―
伊藤恵造
日本スポーツ社会学会第22回大会 (福山大学) 2013年03月 - 2013年03月 日本スポーツ社会学会
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スポーツによる距離化の実践―団地社会における共同性のリアリティ―
伊藤恵造
国際研究セミナー (北海道大学) 2012年07月 - 2012年07月 北海道大学体育社会学研究グループ
本報告は、日本の高度経済成長期に造成された大規模団地において、スポーツ組織が創り出した社会関係の内実に光を当てるものである。ミックス・ディベロップメントという開発手法は、異なる居住的属性の人びとが物理的に近接して暮らす一方で、その間には積極的な交流がみられないという、言わば「空間的近接性」と「社会的遠隔性」が同時に存在する「団地社会」を生み出した。スポーツ組織は、異なる居住的属性の人びとを「コミュニケーション」によって近づけるのではなく、ある一定の社会的「距離」に保ちながらその関係を継続させることで、「かかわり合いの場」を創り出した。居住するという社会的事実の面において「生きづらい」関係を、急に親密な関係に展開するのではなく、「かかわり合い」の段階に留めることで中和化していく。彼らの実践は、スポーツによる距離化の実践として位置づけることができる。
高齢化した団地社会において、大規模な空間改変を考えるとき、距離化の実践として社会関係を捉えようとする研究視角を採用することで、そこに住み続けてきた人びとの可塑的な組織化の過程を浮かび上がらせることができるのではないだろうか。 -
スポーツをめぐる住民組織の変容とその論理 ―郊外化する手賀沼周辺を事例として―
伊藤恵造,村田周祐,植田俊,松村和則
日本スポーツ社会学会第21回大会 (熊本大学) 2012年03月 - 2012年03月 日本スポーツ社会学会
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スポーツ組織を「地域」に埋め戻すための方法論的課題―垂水区団地スポーツ協会の重層性を手がかりに―
伊藤恵造
日本体育学会第61回大会 (中京大学) 2010年09月 - 2010年09月 日本体育学会
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団地社会におけるスポーツ実践と共同性の創出―垂水区団地スポーツ協会を事例として―
伊藤恵造
日本スポーツ社会学会第19回大会 (岩手大学) 2010年03月 - 2010年03月 日本スポーツ社会学会
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団地空間における公園利用と管理の正統性 ―垂水区団地スポーツ協会の事例―
伊藤恵造
日本体育学会第58回大会 (神戸大学) 2007年09月 - 2007年09月 日本体育学会
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「地域とスポーツ」研究の再検討 ―「公共性」が内包する3要件に着目して―
伊藤恵造
日本スポーツ社会学会第15回大会 (奈良教育大学) 2006年03月 - 2006年03月 日本スポーツ社会学会